家僕が英雄を例えるつもりはないので安心してお読みください(笑)
淀川長春さんと桂歌丸さんの二人についてかねてより似ていると思っていたのです。
風体や性格は全く異なる二人ですが、何か似ている。
淀川さんは温厚で怒った顔を観た事のないような柔らかな物腰を持つ半面、厳しく物事を洞察していて、こちらが誤るとペロっと舌を出されるのではないかと思うことがあります。
一方、歌丸さんは普段は口が悪くずけずけと物言う反面、高座以外では人情味が熱く、弟子に優しいと言われています。
確かに二人は似たような境遇で育ちました。二人とも芸者置屋に生まれ、多くの女性の囲まれながら育ったのです。彼らの華やかさはここから来る生来の物かもしれません。
私はこの二人に「潔さ」を感じるのです。無常と言う言葉のとおり、あらゆるものは流転し変化します。高潔とはこうした事を理解したうえで生きることであり、その事が中々出来ず我々家僕は苦労します。
現代の日本はこうした「キラリ」と輝くものを持っている人が少なくなりました。
歌丸さんに会いに久々に横浜橋商店街にでも足を運んでみましょうか・・・・・白井肉店でお肉でも買って・・・・・
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