今年の正月から妻と諍いを起こしました。私は一泊二日で鎌倉に夜逃げしたのですが事の顛末をお話します。
私にも妻にもそもそも代襲と言う考え方はありません。いくら息子や娘と言ってもその仕事の適性はあるし、人が仕事を呼び仕事が人を評価するからです。
ましてや個人の能力なんて30年保持できれば恩の字です。だから、大企業は組織そのものが新陣代謝するのですから。
個人商店はもっと厳しい訳です。一代の経営指針が旨く引き継ぐ事が出来なければ会社をたたむべきです。
そんな事は百も承知の上、人生はままならないと思うことも事実です。
娘は岡崎に嫁ぎました。御主人は公務員です。普通ならば安泰でこれからも計画的、継続的生活が送れることでしょう。
しかし、色々な人を見てきた私としては、人間万事塞翁が馬と思えるのです。
人生なんて何が起こるか予想できません。昨日だって、大学時代の友人で一番、生真面目で確実な人生を歩んでいた友人から正月早々のエキセントリックいやいやドラマティックな実話を聞きました。
それと同じように人間の人生は決して静的でなく動的であり何が最適か、最良かなどと決めつけられないと思うのです。
娘や息子が自分たちの希望の通りの人生を歩む事が彼ら、彼女らの幸せとは限りません。
ブーメランのように遠くに言って、また戻ってきたり、本当に何がどうなるのか全く持って分からないのが人生です。
私が言いたかったのはそうした事が起こってもそれが私の人生だと楽しめる位に一所懸命に毎日を送ってほしいと思うのです。
こんなはずじゃなかったという言葉ほど私にとって心寂しい言葉はありません。
これも人生、あれも人生、オーママよ、それが心情なのです。
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