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2008年11月15日土曜日

まぼろしの邪馬台国




TCのBDさんより映画の鑑賞券を戴いたので観てきました。主演は竹中直人さんと吉永小百合さんです。破天荒な宮崎康平役の竹中直人さんとそれを支える妻の物語です。物語はとつとつと夫婦の物語を紡ぎ、一部のCGは不要とは思いましたが、全体では心温まる映画でした。最後に登場する余貴美子さんの演技は「旨いなー」と思わせるベテランの演技です。
私の幼い頃バナナは高級品でした。バナナの専門店が市内に開店し賑わっていた事を思い出しました。それと遺跡発掘といえば、岩宿遺跡を発見した人として地元では有名だったA澤氏を父がよく家に連れてきていたことを思い出しました。足尾の山荘には縄文式土器、弥生式土器、やじりなどが所狭しと置かれていました。発見にはセレンディピティが必要です。
昼食は同じ敷地のグランベリーモール内のフードコートで初めて食べました。一番空いているところがハンバーガーだったので、私はダブル、妻はレギュラーを注文しました。コンラッドとは違いますが、結構美味しかったです。
そうそう竹中直人さんは秀吉の始まる前年、自由が丘の某スポーツジムで一緒でした。体は結構絞っていました。確かその頃免許をとったようで車はG500の黒でした。




この映画を観て妻の顔の輪郭をなぞるのは私ぐらい?!

ライトウェイト


ロードバイクにとって軽量はこれとない妙味ですが、音楽もこの頃この「ライト」が気に入っています。

20代はロック、30代はジャズとそれぞれの特色の強いものを好んでいました。このロッドスチュアートも既に還暦を迎えていますが、「ライト」にアメリカンスタンダードを歌うこのアルバム気に入っています。

エルビスコステロの「スマイル」もいいですが、このロッドの「スマイル」も良いですよ。そう「スマイル」はかのチャップリンが作った名曲です。


それとこの頃コーヒーを「フレッシュ」に入れることに拘っています。やさしく、やさしくお湯を注ぎ、最後に「コピ・ア・ルッカ」のおまじないです。
さあ一仕事終えたのでこれから家路につきます。
妻の口癖です。「年を取ると生き方が顔に表れる」このロッドの顔を見るなり「あまり好きじゃない!!」
私などどうすればいいんでしょうね!?

街づくり 町並み







街づくりや町並みについて、現在計画している建物に関連して、プロジェクトを進めて頂いている設計の先生方とときどき意見交換しています。
以前の会社では「アーバンとサバーバン」「社会性の定義」「利便性」について論議し、マーケット分析などを行っていましたが、私はとても冷めた目でながめていました。何故なら大企業が行う開発は規模と効率性の面で収束性を伴います。街づくりというのはこの収束性を持っていては駄目だと考えるからです。某恵比寿の開発も周辺に波及するどころか、ゲットーのようになってしまいました。代官山も同様です。
本来の街づくりとはその住み手の一人ひとりが活躍するために、知恵を出して実現するものだと思います。しかも時代、時代に合わせてです。そういった街が私には魅力的に感じるのです。
よくパリなどのヨーロッパの街を見て日本の都市計画は駄目だという人がいます。本当でしょうか?もしそうなら、日本全国、京都や鎌倉の一部のようになってしまいます。それは大変窮屈だと感じます。ロンドンもパリも観光地でない生活と密着しているエリアは当然存在し、私にはエネルギッシュに感じます。
ピカデリーも昼間顔と夜の顔があり、裏に行けば中華包丁を手に豚の頭を掴んでいる料理人がいます。
閑話休題
吉祥寺という街は知識人が多く、政治的にはやや左よりの傾向がありました。当然、コンサバティブな街で、吉祥寺の名前の通りお寺があり、それ以上伸張して発展することは難しいだろうと考えられていましたが、駅近くの高家賃と一様な街並みを嫌った数件のお店が次第にキャラクターの強い、裏町を作っていくことになりました。今では生活雑貨のお店やレストランなど大変賑わっています。






私がこの頃考えていることに「自己表現と内面性」ということがあります。人間誰しも自己表現したいものです。自分を透明にすることは大変な困難を伴います。しかし多くの資産家がこの自己表現に走りすぎています。日本には「徳」と「慎」いう文化があります。少しだけこの「徳」と「慎」を大切にしてみたらと考えるこの頃です。



買物 ランチ ワイン







靴下が気に入らないと一日中気分が滅入ります。というわけで靴下は自分で買いに行きます。
ここ玉川高島屋は駐車場がとても混むときがあります。そんなとき便利なのが「ヴァレーパーキング」です。1000円は確かに高いのですが、普段は首都高速の割引金額を気にする私も清水の舞台から飛び降りたつもりで利用しています。

買物のついでに「糖朝」で昼食です。胃の調子の悪い妻は名物の「おかゆ」私は香港風の海老ワンタン麺です。おかゆは美味しかったのですが、香港風の麺がイマイチです。本場香港でもほとんどの麺がこしがなくこのようにパサパサしているので、確かに本物なのでしょうが、日本の麺に慣れ親しんだ私としては戴けません。
帰りがけに明治屋と高島屋のワインセラーを覗きました。残念ながら探していたとある作り手のモンラッシュはなかったのですが、ドイツのフランケンワインを1本と明治屋さんで一生懸命説明し試飲をさせてくれたのでつい2本買ってしまいました。明治屋さんで買ったワインはイタリアのボジョレーです。そう1週間早く解禁になった今年のものです。もう一本はポムロールのCHクリマンです。
この頃こうやって2本空けて2日位掛けてゆっくり飲むようにしています。やはりブルはこのリーデルの大きめのブルグラスで飲むに限ります。
妻は今日は行列が少ないといって堂島ロールを購入しました。平日だったら会社のスタッフに買っていってあげたいといっていましたが、残念ながら土日が間に入ってしまいます。確かに生クリームは美味しいと思いますが、私はキハチロールの方が好みです。そういっていたら「少しってこの位?」と鳩サブレ位の極薄に切る素振りをする妻がいました。甘いもの前では女性は本当怖いです。