10年以上昔に仕事の関係でとある弁護士に多少のお支払をしたことがありました。
するとその弁護士は「領収書はコピー代としてでいいよね」「一つの案件で100万円近く掛ることもあるからね」と言うのです。
当時はそんな金額になぜなるのか不思議でしたが、昨日の事業仕訳を見て、1枚50円のコピー代を独占している協会のことがやり玉に挙げられていて納得しました。
今や5円でコピー出来るところもあるのに、この違いはひどすぎます。
しかし私が気になるのはああやって事業仕訳をしている女性議員をテレビで報道するたびに、正義の味方が悪代官を懲らしめているように国民が錯覚して見ているのではないかというリテラシーです。
確かに無駄はいけません。天下りも度を越してはいけません。国家の骨格たる政策はゼロの数がひとつ、いや二つ以上違うはずです。さらに、半島情勢を見ても過去これほど緊迫している時期はありませんでした。そう外交や安全保障と言ったものに国民があまりに無頓着なのです。