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2010年7月13日火曜日

鮭児 時しらず

昨年の秋、偶然にもあざみ野のお寿司屋さんこと逸喜優さんにて鮭児を味わうことが出来ました。

鮭児は秋なんですね。それに変えて春から夏にかけて美味しいのが時しらずです。

新入社員の頃、あの頃は東京、大阪だけでなく、北海道でも新卒の採用をしていたために、札幌に出張する機会があり、その当時の上司に時しらずなる鮭をご馳走になったことを覚えています。

脂の乗りは上品で甘みすら感じる逸品でした。


そんなこんなで無性に時しらずが食べたくなってきました。誰かーお中元に贈ってくれないでしょうか?(もうオシマイの時期ですけど・・・・・)物事さほど都合よくはいきません!!!

新宿 カレーハウス イマサ

大学時代、朝食と昼食を兼ねて新宿駅にあったカレーハウスで済ませていました。

京王線の改札口のすぐ近くに合ったC&Cと小田急線に程近い(たぶん?)のカレーハウスイマサです。

C&Cではコロッケカレーが定番でした。当時のイマサは木製の器に入った野菜カレーが好物でした。

今でも2つとも残っているようです。もっともC&Cは京王系列ですが・・・・・

早速、イマサのビーフカレーをネットで注文しました。懐かしい味は変わっていない事を願います。

民族大移動  バカンス渋滞

民族大移動と言っても歴史に出てくる「ゲルマン民族」や「フン族」のことではありません。

この時期のフランスやイタリアのお話。

今週あたりからまさに民族の大移動とも呼べるバカンスシーズンが始まります。

とにかく日本の渋滞なんて可愛いくらいのすさまじさです。

渋滞の総延長が700キロを超えることもあるのです。

フリオ・コルタサルの短編「南部高速道路」もそんなバカンス渋滞をヒントに書かれているのではと勘繰りたくなるほどです。

一方、住民の出て行ったパリは閑散としています。考えてみるとこの時期にツールのゴールをパリにするのは、落ち込む観光客を増やす目的なのかもしれませんね・・・・中々やるもんです・・・・

西江雅之 時間と空間


西江雅之氏という文化人類学者をご存じでしょうか?

一風変わった人が多いのがこのジャンルの先生には多いのですが、もちろんこの先生も例外ではありません。自ら「猫になりたかった」などと言っています。

先生の専門は、アフリカの言語、中でもスワヒリ語の分野では第一人者なのです。

著作も多く、ここに挙げたものはごく一部です。

先生は時間や空間の概念について面白いことを言っています。

時間と言うのは文化によって異なり、言うなれば「文化の檻」のようなものだと・・・・・

面白い話がのっています。ご紹介します。

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東アフリカのある国に滞在中に町の役人に地図が欲しいと言ったときのことです。

その真面目そうな青年は地図を持ってきてくれた。

しかし、その地図には何々植民地という文字が印刷されていた。

私はこの地図は古いというと、その青年は「新しい」と答えるのだった。

この「古い」「新しい」の押し問答は暫く続き、青年は「今買ってきたばかりの新しい地図なんです」というのだった。

なるほど彼にとっては買ってきたばかりだから新鮮な新しい地図を持ってきた訳だったのである。

ここで自分の新しいと青年の新しいの違いだったのである。

小学生くらいの子供に、今作ったばかり鎧と2.3年着こんだポロシャツを見せて、どちらが古いいか尋ねると大方鎧を指すのである。

これは日本人の頭の中には知識を先行させて判断することが無意識に付いているようである。

この話は機知に富んでいます。時間という概念はそもそも絶対的には存在などせず、我々が作りだしているものだということです。音楽が時間を伴うというのも我々が思っていることで、本来音楽は空間的広がりしかもたないものなのかもしれません。一風変わった文化人類学ですが実生活に役立ちそうな話が満載です。是非、一読あれ。

白熱教室 in Japan マイケル・サンデル教授来日

息子が言っていた「8月に本郷キャンパスでマイケル・サンデル教授の授業をやるみたいだよ」といのは本当のようです。

詳しくはこちらでご確認ください。



http://www.nhk.or.jp/harvard/form/index.html

NHKも実際のところこの放送の反響の大きさに驚いたのではないでしょうか。

息子に出ないの?と聞くと、実験で忙しいとにべもない返事です。私も日本にはいません。

録画でもして観ることにします。

息子は理系ですが小さな頃よりそこらじゅうの本を「偶然」に見つけて読んでいたので、思想史や公共哲学にもある程度の素養があるようです。親としてこの偶然が大切なんです。

ハーバーマス、フーコー、デリダ、フッサール、カント、ハイデッガー、ウォーラースティン、スーザンソンダク、アンナハーレントなどな彼は小学生の頃より読んでいました。

私など30歳を過ぎてから読んだものばかりです。サンデルが批判しているロールズについてはつい1年前に初めて読みました。この差は大きいのです。

漫画や読みやすい本も良いでしょう。けれどももう少し頑張って親も努力して本を読むことで子供は真似をするのです。

残念な朝食  ホットドッグ


メールのチェックも終わり、妻が昨晩仕込んであったコストコで購入したバンズとソーセージを使ったホットドッグを楽しみに開けたところ・・・・ガァーン!!!!!!ショックです!!!!

なんとカラシケチャップがないのです。

もちろんここはオフィスなので常備してある訳ありません。

こういうのが一番ショックであります。ということで、もさもさのまま口に放り込んで食べなければなりません。残念な朝食であります。(次からは出来ましたならばカラシとケチャップをお願いいたします)

ホイール見聞録

CORIMA AERO PLUS MCCが輸入元のTRI SPORTSさんで確かめたところ、YSロード新宿カスタム店にあると電話で確認したので、まず実物を見るべく新宿に向かいました。





このスポークの少なさ驚きです!!前後とも12本です。スポークの取り付け方も普通とは異なります。実測重量1070グラム!!

価格も前後で36万円です。CPは良いかも!!!!

その横にINTERMAXさんのHPより姿を消していたLightweight Vantouxです。これはかなりやばそうです。ヒルクライムでは最高の武器になること間違いありません。



そのコリマの後ろにLightweight Standard G3です。以前、ナルシマフレンドさんでこの白いスポークのチームミルラム仕様を見た事がありますが、個人的にはノーマルの方が渋くて好みです。




もうひとつ見てみたかったレイノルズRZRはありませんでした。何しろ、前後で900gのディープリムなんて恐ろしすぎますけど・・・・・


もちろん入荷したてで誰もコリマには乗ったことがないのですが、新宿カスタム店の名物店長S氏が自分が乗っていたライトウェイトのホイールを持ってきてくれました。ホイールはG3以前のものですがすでに10年乗っていて何の問題もないということです。

数年前、私が輸入元に確認したら変な日本語を話すドイツ人と思しき女性が要領を得ない受け答えで心配になりましたが、今はインターマックスさんの取り扱いに変わり安心とのことです。

さらに130キロの人間が乗っても大丈夫だったというから驚きです。S氏はオーバーマイヤーではなくスタンダードG3で必要ならセラミックベアリングを入れたら完璧だと言っていました。

オーバーマイヤーは標準でセラミックベアリングですが、G3は違うからです。

こうやって見てしまうと、やはりライトウェイトに軍配があがります。コリマはどことなく文字やデカールが子供っぽい感じがします。

どちらも横風にはとても弱いということだけは間違いないようです。(S氏のお墨付きでした)

今週末の契約が決まったらホイールを発注します。一応、験を担いでいる訳です・・・・・・