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2010年2月10日水曜日

アバター   オリエンタリズム

「アバター」が巷では話題ですが、アメリカの映画ファンの間ではよくこの映画と「ダンス・ウィズ・ウルブス」と比較されます。

両者とも、都会人が未開の文化に触れて、未開の文化に魅せられていくということです。

保守主義者に言わせれば、911を体験したアメリカがテロに対して挑もうとしているのに何たる有様かという風になってしまうのです。

しかし、私には所詮、禅に興味を持つアングロサクソンやこの未開の文化に興味を持つ自分に陶酔しているアングロサクソンを共に想起させます。

所詮、野生は他人事であり、レビィ・ストロースの言う差別化なのです。もちろんザイードもオリエンタリズムとして糾弾している西欧の精神過程は未だその域を脱しません。

西欧の保守主義は姿を変え、ポプュリズムに変性していることを忘れてはなりません。

こんなことばかり言っているからポプュリストに紛糾されるんでしょうね。残念!!

今年ベストスリーに入るバカウマ鍋   鱈の白子鍋

家の近くに富士ガーデンというリーズナブルなスーパーがあるのですが、ここの魚屋さんに面白いものが入っているのです。

昨日も近海のイワシを\六匹400円で開いてもらいました。今日は旬の真鱈の白子です。

普通、鱈の白子は醤油ベースですが、今日は生姜味噌スープです。

白子と鱈の切り身は塩と酒をして、熱湯で晒します。鍋に入れる直前にさらに生姜のしぼり汁をして投入します。旨い旨い旨い!!全然生臭くありません!!!

やはり真鱈でもアラスカ産と宮城産は違います。値段の違いとだけ申しておきましょう。

この鍋抜群です。

ポン酢が合います。またひとつ旨い鍋の完成です。お試しあれ!!!

味覚はいろいろ  笠岡ラーメン 中華そば 坂本

我が家では豚骨系ラーメンが苦手だったり、魚介系ラーメンが苦手だったりとそれぞれ好みの分かれるところです。

友人は熊本出身で帰省した時に「桂花」で食してきたとありましが、やはり小さな時より慣れ親しんだ味に傾注するのでしょうね、福岡の人は長浜が好きだったりしますからね。

新横浜のラーメン博物館には数回来館しましたが、何度かの入れ替えの後、今は豚骨系と中華そば系、変わり味噌系の大枠です。今のラーメンの潮流がガツン系(蒙古タンメン中本やじれっ亭)なので少し気後れしていたのですが、今度そのラーメン博物館に岡山の「笠岡ラーメン」の老舗が3月6日にオープンします。超マイナーではありますが以前より気にしていたラーメンです。

鶏でだしを取るのが特徴で、それに醤油のうまみを聴かせるです。「中華そば 坂本」です。

是非試してみます。期待しています!!

似て非なるもの  イシナギ イスズミ  セミ海老 うちわ海老


昨日のTVでも扱っていた食材は名前や縁目が近くても、似て非なるものというものがあります。

タレントの照英さんが釣り上げたイシナギは食べたことがありませんが、イスズミはあります。どちらもスズキ目ですが、イスズミは骨っぽくて美味しくありませんでした。イシナギはどちらかというとアラに似ています。ただし、このイシナギの肝臓は食べてはなりません。ビタミンAが多く過剰接取となってしまうようです。

一方、伊豆に行った時に食べたうちわ海老も、伊勢海老とどっちが美味しいと聞かれたら伊勢海老に軍配のあがる代物でした。このエビ目セミエビ科であるのに身の大きさ、食感はセミ海老とは違うようです。
テレビのセミ海老(下)は大きくて美味しそうでした。五色エビは息子の七五三の時にお祝いに頂き食べましたが、こちらもやや大味でした。

My favorite hotel "Halekulani Hotel"

引退した元朝青龍が滞在しているホテルはまさに「ハレクラニホテル」です。

朝青龍が誰と会っていたかとかキャパクラで飲み明かしていたとかまあそんなチープな話題は置いておいて、「ハレクラニホテル」は私のお気に入りのホテルです。

あの界隈は日本人も多く(私も日本人?)喧騒です。しかし、ショアーパスを通り過ぎる人が羨ましそうに眺めるようにハレクラニのプールは落ち着いています。

Sパパの話では以前は朝食の和食メニューは物陰に隠れるようにそっと出していたとのことですが、今はそうでもありません。

しかし、ここのラメールは唯一ジャケットの必要なレストランです。

夕刻のハワイアンバンドもなかなかの見ものです。

部屋は確かに高くJr.Sは600㌦以上です。また特別に内装を施したスペシャルルームもあり、これは支配人が全て対応するようです。

もう少しリーズナブルという向きには「マリオットビーチワイキキ」をお勧めします。ここは中心から少し離れていることで静かです。夕日に沈むラナイからワイキキビーチで割れる波を見ながらの1杯は最高のリフレッシュです。是非お試しください。マリオットは宿泊したときにマリオットカードを作成するとさらにリーズナブルな特典が付いてきます。もちろん入会料は要りません。

プリウスブレーキ問題  所感



巷のプリウスブレーキ問題について、所感を述べるとするならば、確かにトヨタほどの大企業が成長している(特に急拡大した)ときの商品のマーケットポジションについて彗眼を持っていなかったという点です。

そもそも初期型のプリウスのブレーキの効き方は今までの車のそれとは明らかに違っていました。それでも年々改良を重ねて、受け入れられないものではなくなっているというのが私の感想です。

あのブレーキは実はバイワイヤ方式というブレーキで、ブレーキペダルと油圧シリンダーがワイヤで繋がれ、ブレーキの位置、速度を感知し、制御するいわばコンピューター制御なのです。

さらにプリウスにはタコメーターもありません。エンジンは回転で出力を出すという考えではなく、モーターと組み合わせたアトキンソン・サイクルエンジンというもので、圧縮比と膨張比が異なることを利用した省エネ、低トルクをモーターでカバーするものです。

ですからコンピューターで制御されたフィーリングはつまりこれはトヨタがいう主観に沿ったものなのです。プリウスがマーケット内において「特別の存在」であったときにはこれで済むのです。しかし、マーケットのパイを大きく握り「普通の存在」になり、車についてのドゥージェリエンスを持ち得ない顧客に対しては、これは通用しません。中身は違うのにもう一度ガソリンエンジンのそれに近いフィールに特性をまげてでも完成させなければならなかったのです。

イタリア車、イギリス車、ドイツ車と乗り継ぎ、車は壊れるもの、特徴のあるものと分かっている顧客にはクレームにならないのです。その点を履き違えています。人によって車の耐性そのものが異なるのです。

私のGrand Editionなど2トンの巨体です。すぐには止まりません。BMのようにブレーキが事前撥水しているような優れた機能はありません。でもあれはあれなんです。アクセルペダルが折れてもクレームはさほど感じません。さらにアクティブステアリングもその当初好き嫌いのはっきりする機能でしたが、今となってはなくてはなりません。出始めのPCのようです。

21世紀の車両は皆同じになると言ったのは、こういった意味合いから求めるものはまるでPCのようにユーティリティに従うことになるからです。もはや内燃機関としのエンジンではなく、PCのCPUのように組み立てられるようになるからです。

もはやそんな車には少なからず私は興味を持ち得ません。残念ながら、20世紀の車が年寄りの私には合っています。

Jane Saymore "Somewhere in time"

ジェーン・シーモアという女優さんをご存じですか?私の好きな女優さんです。

昨日、ふとチャンネルを回すと"Somewhere in time"なる映画を放送していました。

この映画は上映当初はあまり観客動員の出来なかったのです。

相手役のスーパーマンことクリスファー・リーブが乗馬転落事故で脊椎損傷により銀幕を去り、2004年には帰らぬ人となってしまいましたが、これはその以前の映画です。彼は闘病中にも脊椎損傷者のための自立支援組織を立ち上げたりして、その死後エミー賞などを受賞ました。

1980年製作なので、もう30年近く前になります。彼女は1951年生まれなので当時29歳です。とても上品で素敵な女優さんだと思っていました。

その後はボンドガールやドクタークインにも出演していましたが、彼女の魅力を引き出せていないような気がしていました。やはりこの映画のチャーミングな笑顔が一番です。

毒 風聞・田中正造  追悼 立松和平氏


立松和平氏が亡くなられました。享年63歳でした。本名は「横松」をもじってペンネームにしたそうです。彼の独特のイントネーションは栃木県のものです。宇都宮高校から早稲田に進学し、小説家になった人です。

私はこの立松氏が「毒 風聞・田中正造」という本の執筆にあたり、父の所に取材に来ていたことを覚えています。

彼のその後は環境問題に自ら取り組み、足尾鉱山のはげ山に植林活動をしたりテレビでも取り上げられていましたが、そのずっと以前に、渡良瀬川流域の鉱毒被害、ついては足尾の現状についての調査でした。

父はエコロジーなどという言葉のなかった当時、微力ながらも足尾の銅泥を削減し、地域振興に役立てられないかとのその泥を使って窯業の研究をしていました。

そんな理由で取材に訪れたのでしょう。幼い目に笑談していた姿を思い出しました。ご冥福をお祈りいたします。

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小さい頃には毎日のように魚取りに出かけていたのでよくわかるのですが、渡良瀬川はその当時、不思議なことに上流にいけばいくほど魚がいませんでした。私の住んでいた桐生あたりにはハヤ(うぐいのこと)やどじょうは住んでいましたが、沢入(ソウリ)より上流では支流にはカジカや岩名が沢山住んでいたのに渡良瀬川の本流には魚を見ることはほとんどありませんでした。今ではアユももどり、上流にも魚が戻ってきていると聞き及びますので幾分彼らの苦労が実を結び水質がよくなったのかもしりません。環境を良くするには時間が必要なことを感じます。

反作用 デトックス

恒例の整体の日でした。このところ寝付きもよく、寝汗もかかず自律神経はほとんど通常に戻った感のある私ですが、整体の日は少し異なります。

まずお酒が美味しく感じません。昨日もビール2本でとても苦く感じて止めてしまいました。それと寝汗がすごく出ます。夢は見ませんが、寝汗で中々寝付けません。

先生によるとこれは反作用とか反動の一種で、体が元に戻ろうとしているから心配はないとのことでした。先生のお父様もその反動たるやひどかったようです。

妻は反動はどこ吹く風、カエルのように9時から爆睡です。人まちまちその効果の出方も違うようです。まあ、妻はおしりの周りが小さくなったような気もします。きっと骨盤が締まってきたのでしょう。
出産をした直後にこのメンテナンスをきっちりすると、肥満の防止になるようです。なんでも出産は女性にとって最大のデトックスになるらしいです。