秋の夜長のJAZZ PIANO
昨日は中秋の名月でした。家の近くのススキを5本だけ花瓶に生けて満月を愛でようと20年ぶりに天体望遠鏡を屋根裏より引っ張り出し見ようと試みたのですが、光軸がずれてしまっていて結局見る事は出来ませんでした。それにしても綺麗な満月でした。
こんな日は静かな音楽が聞きたたくなります。JAZZに造詣が深いわけでも誰かの熱烈なファンという訳でもありませんが、耳に心地よい音楽が聞きたくなります。
大学生の頃、阿佐が谷に住んでいたことがあります。自転車で高円寺や吉祥寺に出掛けてウィスキー1杯で何時間もJAZZ BARにたむろしていました。今はもうなくなってしまった店がほとんどですが私のJAZZとの出会いは紛れもなくこの頃でした。
レコードを買うお金もなかったので深夜のラジオからカセットに録音していました。NHKのラジオでクロスオーバーイレブンという番組があって毎日欠かさずに聞いていました。オスカーピーターソンのNIGHT CHAILDという当時は異色の電子ピアノを使ったアルバムもその当時の物です。JAZZとは言い難いかもしれませんが私は結構好きです。
エディ・ヒギンス、リッチー・バイラーク、キース・ジャレット、ティエルリー・ラング・・・静かなピアノ曲が今日のような秋の夜長に聞きたい曲です。テイエルリー・ラング・トリオのプライベートガーデンは特にお気に入りです。
あれあれ確か昨日開けたばかりのジャックダニエルがもう空にになってしまいました。秋の夜長は時間が立つのも早いものです。