ノーベル賞が物理学賞に続き、化学賞でも下村脩教授が受賞されました。おめでとうございます。日本人の受賞は6年ぶりです。
「カロリンスカ研究所がそろそろ日本人に・・・・」などという訳の分からない邪推は別として、本当に嬉しい限りです。化学賞ではありますが、クラゲの組織から発光体を突き止め、実際にはIPS細胞の作成にも利用されるなど基礎医学の進展には欠かせない研究だということです。これからは分子生物学と化学と臨床医学が実際にはオーバーラップして進んでいくのでしょうね。
物理学賞の益川先生が良いことを言っておられました。「高眼低手」の姿勢が大切だと。
つい「低眼高手」になりがちの我々は自戒です。なにごとも高い目標と地道な努力と幸運が必要です。