玉子 三橋農園 伊勢原
卵料理の上手な女性は男性を惹きつけると何かの本に出ていた。本を持ち出すまでもなく世の男性の多くは玉子好きである。かくいう私も玉子とピーマンの醤油炒めがあれば他は何も要らない。嘘。
以前もブログでちょこっと紹介したのが、そんな玉子好きの私が一押しする伊勢原の三橋農園の玉子である。朝一番に行かなければ買えないのであるが。
生玉子用として売られているブランド玉子の中には普通の倍も3倍もするものもある。食べてみるとあれっと思うものもあり、ここより美味しいと感じたことはない。もっとも始めはどんなに新鮮でも、食卓にのぼるまでには時間は掛るだろうし、高ければ中々売れないということもある。
そこへいくとここでしか買えないこの玉子は新鮮の折り紙保証付きである。そして価格がまた嬉しい。スーパーの生卵の価格とさして差が無いのである。生玉子用の醤油と言うものも売られているが私は生玉子には切れ味のヤマサより少し田舎っぽいキッコーマンが合うと思う。もっと甘みが欲しければたまり醤油もよかろうが、私はキッコーマンの丸大豆醤油の封を切りたての物と決めている。何故なら醤油は封を切るとすぐに風味が損なわれてしまう。玉子と一緒だ。
難点なのが伊勢原まで行かなければならない。車だと厚木まで東名で走ってから下に降りる。当然高速料金が掛ってくるわけだ。それにガソリンも掛る。なんだ結局、高いじゃないかと言うなかれ、新鮮さは保障されているのだから。それとそんな考えが脳裏にあるとつい買い過ぎてしまう。すると何日かして玉子の新鮮さは失われ本末転倒となってしまう。新鮮なうちに食べられる分を買うのが宜しい。