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2012年3月2日金曜日

車好きの戯言


最初に乗った車が10代の頃、ボロボロのマツダサバンナだった。ピンク色の外装がはげ落ちて錆びていた。夜中に某所(峠)でひっくりかえってお釈迦になった。本人は元気に歩いて帰った記憶がある。


我が家に最初に車が来たのが中学生の頃だった、奇しくも同じマツダファミリア1000CCだった。

信州の峠道でオーバーヒートした。


大学生になって母親の車を使っていた。ホンダのシビック。非力だったがダートロード(嘘、学校の校庭)でバックスピンの練習していた。ドリフトもこのころ覚えた。



働き始めて最初に買ったのがホンダのプレリュード。ハンドルが滅茶苦茶重かった。ハワハンの無い頃。



子供が生まれて新車のビガー(アコードの姉妹車)を買った。ちっとも面白くない車だった。



間もなく中古のクラウンをもらった。内装は場末のスナックのようなエンジ色のビロードだった。

トヨタ車ファンには失礼としりながら申し上げるが、この頃からカローラもクラウンも変わらないと思った。



30代の頃、初めて輸入車を買った。ランチャ・テーマ。本当はデルタを買いたかったが、後ろに人を乗せるためやむなくこれにした。

このランチャ、柿の木坂陸橋でエンジンがストールし、九死に一生を得た。

家が横浜に変わり、車が2台必要になった。


新車のフォードエクスプローラーを買った。フニャフニャした車だったが壊れなかった。息子の幼稚園まで送迎するため使ったが息子の車酔いがひどかった。

ボルボのワゴンを購入した。中古車だった。ジーニーを乗せてどこへでも出掛けた。モスグリーンのメタリックだった。



インターネットで見つけてランドローバーのディフェンダーを購入した。ショートポディの白だった。



娘は後ろでバスのように座れるシートが気にいっていたが、エアコンは効かないし、ハンドルも重く、高速道路は走れる代物ではなかった。結局、3か月という最短で手放した。





エクスプローラーの代車で来ていた、レンジローバーをそのまま譲り受けた。シートは今でもこのシートが最高だと思う。腰痛持ちには最適だ。しかし、壊れた。成田に着く直前にガラスが落ちた。これには参った。





レンジの代わりに白のBMWのワゴンを買った。ボルボと違ってFRのハンドリングの良さが分かった。


アウディS6を購入した。並行輸入だったが、目一杯改造した。フレーキ、サス、エンジンロム、ホイール全て交換した。東名高速で***キロ出して、パトカーに捕まった。車線変更違反で・・・

改造した車は壊れやすい。ブーツがすぐ切れた。修理も数週間掛った。





新車のBMW525ツーリングを購入した。これは良い車だった。今も働いている。

写真は駐車場でエグザイルのカイエンにぶつけられて修理に出したところ。



ゲレンデワーゲンを買った。AMGでもブラバスでもなくノーマルの500。気にいって今も乗っている。
白の色も気にいっている。



911カレラSを買った。色は黒。誰でも乗れると舐めていたけど、本当の実力を出すといやはやリスキーだ。この車に乗るとアドレナリンが出る気がする。



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会社のA女史にこれから乗りたい車は何ですかと聞かれた。


少し考えて・・・・


G550とポルシェ911カレラSの新型と答えた。


でもね、これだけ色々な車に乗っているからこそ言えるのであって、最初から求めちゃいかんのよ・・・・そうワインと同じかな。

経験しか知る方法はないのだから・・・・そもそも宇沢弘文氏が言うまでもなく、自動車は非経済なのである。どうせ非経済なのだからエコだのコストだの良いとこどりしても無駄なのだよ・・・・どんな人間にも良い所と悪い所があるように、全ての車がそうなのである。

それでもこれだけ色々経験して楽しめた事を考えると、私のおもちゃであることは間違いない。

乗らなくてもいいけど、この歳になってこんな話は出来んよ・・・

A女史もご主人も先先代のベンツの修理費が120万円でため息が出るでしょうが、敢えて申し上げる!!


スバリ、乗ってみたいと思う車に乗る事(懐も今の実力も考慮して)をお薦めしたい!!!!


多少の壊れや不具合もあばたもえくぼと言える範囲で許せる車をお薦めしよう!!!!

鎌倉百様

いやー「最後から二番目の恋」つい観てしまいます。

ロケ地のほとんどの場所分かりますね。昨日もシードレス(seadressじゃなくseedless=種なし)の丸い突き出たところが使われていました。

私がこの番組のプロ―デューサーなら絶対、ココモを使います。

あの時代感のある内装とスタッフの鎌倉っぽさが素敵です。

サーファーで女優の小西真奈美さんに似の店員さんもカッコヨイし、絶似合うと思うのですが・・・・・

親父の妄想通信でした・・・・・・





恩田陸 平松洋子  親子は似るもの


息子が恩田陸のファンで全ての本を持っています。私も好きで時々同じ本が重なります。

彼女の小説の面白さの解説は別に譲るとして、もう一人平松洋子さんの本が好きです。

こちらはエッセイ、食に関するエッセイはまさに膝を叩くことしきりです。

息子も好きなようです。

平松洋子さんのエッセイの特徴はそのものの見かたにあります。

単に食を分析するのではなく、よりパーソナルな状況を仮定して、多くの読者の共感を呼ぶのです。

名画座と焼餃子は私の中では相当リンクしています(笑)

それにしてもネーミングの妙だと思いません!!

「鰻にでもする?」ですよ!!「鰻にする」でも「鰻にでもするの?」でもないのですから・・・恐れ入谷の鬼子母神とはこの事ですな!!!





IBMに学べ

私の友人にサンエンスライターがいます。理工学部を卒業し大学院まで進んだのですがポスドクの悲惨な生活ゆえ耐えきれずアカデミックな路線から転職したのです。

そんな彼が口癖のように言っていた日本の製造業のオリジナル性の乏しさです。

私も同意したレクサスブランドの話も、白物家電の話も彼から聞きました。

そんな彼が大絶賛していたのがIBMです。

IBMは本家のパソコン製造は全て中国企業に売却し、自らは頭で考えるシンキングプロダクターと徹しました。

そしてこのたび50年先にならなければ実現は難しいと言われている量子コンピューターの開発に先んじているのです。

量子コンピューターの説明は別に譲るとして、もし実現すれば驚くべきテクノロジーの進歩になります。

日本の企業でこうしたシンキングプロダクターと胸をはって言える企業はどのくらい存在するのでしょうか?K井さんのところぐらいでしょうか?

数日前の日経新聞のコラムでベンツ、BMWとレクサスが比されていました。プランディングの意味を説明していました。

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不意にフランス人に突然、日本の文化を聞かれたらどのくらい説明できるのか不安になりました。

娘は「イマエダ」さんなので期待すべくもありませんが、息子は数年前、京都の哲学の道の途中にあるお蕎麦屋さんで、フランス人に尋ねられ流暢に説明していたのが驚きでした。

親が教えもせぬのに独学で学び、古い浄瑠璃の本の説明をしていました。好きこそものの上手なれ。そのとおりです。

息子はフランス語、イタリア語、ラテン語、ロシア語、スペイン語、バスク語、ドイツ語、エストニア語を勉強していました。習熟度は分かりませんが、好きなようです。

語学は音楽に似ていると言っています。彼は極度な運動音痴ですが、論理的思考はずば抜けています。彼の数学は直感的というより、論理的に考えているようです。

先日も鉄門会の取材(どうも役を仰せつかったようです)で現在の教授の同期であるドクターに取材に行ったようです。偶然、息子の中高の先輩であることが分かり、話は弾み、時間が経つのも忘れ話が尽きなかったようです。そんな彼の長所は誰からも覚えられるということのようです。

確かに背が高く、恰幅も良く、頭は坊主で、やけに真面目な背広の大学生はおいそれといませんから・・・・ね・・・・・

明日から八ヶ岳です。お弁当はチラシ寿司にしてと言っていたようです。

作り続けて

我が家では娘が小学生になってから一度も雛人形を飾ったことがありません。

娘には嫁にいって欲しくないからです



その代わり妻は26年間続けていることがあります。それがこのちらし寿司作りです。

明日から鎌倉なの本日搬送いたします。

これは事務所のスタッフの分。昨晩は厨房は戦場と化していました。

妻が寝たのは先程です。一日の長とはよくぞ言ったものです。

いや、本当に美味しいんですよ!!