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2011年1月27日木曜日

銀行の公共性

とある信用金庫の支店長がみえて日銀より一定期間、しかも認定された金融機関にゼロに近い優遇金利である一定の無担保貸出が行われているといっていました。

これならばスプレッドに相当するものは小さくなるのですから、利用者には朗報です。

しかし、あくまで日銀の規定する医療や福祉など公的性格を併せ持つ成長分野への投資に限るとのことでした。

メガバンクなどは1500億以上の資金をわずか100社当たりで消化してしまうとのことです。そこへ行くと信金はその10倍以上の中小企業に向けて、しかも地域性を重視した貸し出しになるだうとのことです。

なるほど、銀行も規模や形態に応じてそれぞれの分担する公共性も自ずと変わってくるということでしょうか・・・

西日の差しこむ事務所ではまぶしくて目が開けていられません・・・・

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡

この聞き慣れない名前の望遠鏡はハッブル宇宙望遠鏡の次世代後継機種として本当なら今年から活躍する予定だったのですが、あちらの国もご多分にもれず予算の削減やらで開発が伸びているようです。

因みにこの名前はNASAの2代長官ジェイムズ・エドウィン・ウェッブからとったもののようです。

口径は拡大され解析度は高くなるようですが、軽量化が図られているとのことです。

いずれでもこの望遠鏡はラグランジェ点に打ち上げられなければならないとのことです。ラグランジェ点の説明は難しくなるので省略しますが、SF小説などに出てくる「もう一つの地球」が存在する場所で出てきたりします。この場合L2なので月の裏側ということになりますでしょうか・・・
宇宙創成の謎に迫る機械なのです・・・

詳細はウィキペディアのこちらまで

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%96%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1

河豚は食べたしされど命は惜しい  牡蠣!!

河豚と書きましたが、そんな高級品ではありません。牡蠣のことです。

パーティで出している牡蠣は松島から送られてくる生牡蠣で殺菌処理してあり、一度も当たったことはなかったのです。そんな過信からか、お正月明けに近くのスーパーで加熱用の牡蠣を購入して鉄板で焼いて食したのですが、食べた全員がひどい症状となりました。それ以来、牡蠣を食していません。

牡蠣は生食用より加熱用の方が身も大きくて食感も良いので加熱用としていましたがそんなことを言っていられません。今日は生食用にします。でも食べたい!!

近くのスーパーは非常に便利なのですが、このところそんなこともあり魚介類は買わないようにしています。それとお肉も確かに安いのですが、ひき肉はダイエットの敵脂身が多く、この頃避けています。

結局、野菜と飲み物を買うように戻ってしまいました。値段は嘘は言わない・・・・確かにその通りです。

情報の非対称性

インターネットの普及により情報の川上と川下の非対称性はだいぶ緩和されたと思いますが、まだまだ多く存在します。今回は川下、川上ではありませんがそんなトラブルの一例をご紹介します。

ある飛行機のキャビンで男性客が飲み物のオーダーを取りに来たCAに「コーラ」が欲しいと答えたそうです。

CAはこの飛行機では「ペプシ」しかありません。コーラは置いてありませんといったのです。

男性客は「コーラ」がないなら要らないとぶっきりぼうに断り、後の接客アンケートにマイナスを付けて回答したというのです。

では、どうしたら良いのでしょう。

この場合、この男性客の「コーラ」に対するブランド性依存性考えてから答える必要があったのです。もちろんブランドの依存性が弱ければ「ペプシ」で良かった訳ですが、そうでなく強かった場合には、その依存性そのものを否定するような表現ではなく接するべきです。つまり男性の客とCAは「コーラ」を即物的には共有しているものの、その中に内在する価値は共有していなかったということになります。

その場合、依存性の高いブランドの対抗的銘柄を進めるよりも、他の飲み物をさりげなく進めるべきです。場合によっては切らしてしまって申し訳ありませんという一言を添えて。

我々は絶えずこうした情報の非対称性の中で生活しております。このことはメディアリテラシーに限らず日常的対人関係においても重要な意味を持つことになります。

オニオングラタンスープ

この寒い季節にピッタリなのがオニオングラタンスープです。海外ではカフェ・ド・ラペなどつとに有名ですが、この手のかかる料理は中々通年食べることは出来ません。

数年前、取引先の方と食事をした代官山のとあるAというレストランでもこのスープが有名です。このお店はとても小さなお店で裏通りにあるのでミシュランなどに載ったら大変なことになるので教えたくない筆頭ですが、とにかくオーセンティックな料理が素晴らしいのです。そうです。まさにパリのビストロです。この写真でピピッと来た人はフレンチ名人です



ビストロという言葉の起源は諸説ありますがパリをコサック兵が駐屯しているときに食事をしているときにも「早く 早く」「Bistoro Bistoro!!」と叫んだ事によると言われています。

明日久々に時間が出来たら行ってみましょう、それとも白金のオー・プティ・パリにしようか迷っています。

マーケットばかりみてメニューを作ったり、正統派のフレンチも勉強したことないのに☆だけ欲しくてマスコミに露出しているような企画型の店舗にうんざりしているので、こういうしっかりしたフレンチ個人的に大好きです。そうそうこの季節には「カスレ」もあります。

やわらかい約束 吉行淳之介

雑誌で村松友視さんが作家吉行淳之介氏の魅力的な言葉を紹介していました。

ある編集者が吉行氏の魅力的構想について掲載をお願いすると、氏から「やわらかい約束にしておこうか」と呟かれたとありました。

この言葉どう思います。女性にもてた氏の面目躍如というところでしょうか、とにかく「やわらかい約束」と「固い約束」のこの微妙な間を感じてただ恐れ入るばかりです。

「わかった考えておくよ」という言葉の代わりに私もこの「やわらかい約束」という言葉を拝借して使わせて戴くことにします。

だって言葉大切ですよ。この歳になると言葉を聞くだけで、その人の考え方、教養、育ってきた環境、場合によっては相方の性格さえ垣間見ることのできるものなのですから、用心して使わなければなりません。そしてこんなウイットに富んだフレーズでも加えれば完璧でしょう。




そういえば村松さんも言葉を大切にされる方です。「俵屋の不思議」の後に発刊された「帝国ホテルの不思議」もそうでした。そういえば氏は前のお店にも数回来ていただいたことがあるようです。確か私と同様に静岡の「磯自慢」が好きだったと聞いております・・・・・あのお酒は力強くてそして美味しいんですよ・・・・・・