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2011年5月11日水曜日

震災被害 鹿島灘

懇意にしているカメラマンの方が所有していた鹿島灘にあったとってもかっこいいスタジオが震災で被害を受けたようです。私も鎌倉ベースを作るときにずいぶんと参考にさせてもらいました。

今日、その話を直接本人から聞きました。

津波は建物ギリギリのところで止まって直接浸水の被害はなかったものの、流木やらで建物は損壊し、さらに井戸は水の位置が変わってしまったため涸れてしまい、電気も寸断されたと聞きます。

営業再開のめどが立たないと嘆いておりました。憂慮されます。

震災の被害はテレビで映し出されている場所以外にも大きく及んだ事がわかります。

このカメラマンのO氏は5か月のラブラドールのパピーを新しい家族に迎えたそうです。シェルターから引き取って育てているそうです。鎌倉ベースでセプとさくらと会える日を楽しみにしています。




Giro d'italia Stage4 亡きともへのオマージュ ゛カモーリ゛

ジロの第3ステージで不慮の事故により亡くなったウェイラントへのオマージュを捧げるべく特別な走行となった。

ポイントも成績もないこのステージは各チームが一定期間先頭を走り、次にバトンしていく。選手の顔に笑顔はない。私にはロードレースによる荘厳な葬儀を見ているようだった。

ウェイラントの家族はどうかレースは続けてほしいと大会関係者に懇願したと聞く、これでこそウェイラントも浮かばれるあっぱれな家族である。

スタートはジェノバ近郊のクアルト・デイ・ミッレという小さな漁港。ここはイタリア統一の父ガリバルディが旅立ったところである。そしてリグリーアの美しい海岸線をリヴォルノまで走るルートだ。

10年近く前、ちょうど今頃、イタリアに旅した時ジェノバからこの海岸線を通るルート(その時は列車)でポルトフィーノまで行ったことがある。

ポルトフィーノはもちろん美しい景色の場所だか、その手前にあるカモーリという漁村が個人的には好きだった。そこをプロトンが通過する。

自らが見た景色をオマージュを捧げながら走る集団、とても印象的なステージだった。

写真はその当時のもの




My favorite Cinema "un homme et une femme"


私の好きな映画「男と女」、昨日テレビで放送していました。懐かしい映画です。

言わずと知れたクロード・ルルーシュの名を一躍脚光を浴びることになった映画で、音楽はフランシス・レイ、そして配役は寡黙な男を演じさせたら右に出る者のいないルイ・トランティニャン、女優は端正な顔立ちとその薄幸さが美しいアヌーク・エーメです。


エーメが着ていたスエードのコートに短めのスカートとブーツ、ルイが来ていたショート丈のレーシングジャンパーも今まさに旬な洋服です。

実はこの映画舞台をアメリカに移してルルーシュが数年後にアメリカ版「男と女」をさらに20年後の86年に同じ配役でその20年後という「新・男と女」を撮っているのです。

こちらは観てなかったので本日注文しました。


実は私にはファションより当時のフォードGT40でルマンを周回する様子や、マスタングでのモンテカルロラリーの映像が強烈に残っています。



当時のアメ車はそれゃ魅力的なものでした。あのエンジン音は生き物のようです。

2007年にフォードが世界限定1500台でこのフォードGT40へのオマージュとしてフォードGTを作りました。実際に指揮したのはサリーン社です。

実際にエンジンを掛ける機会があったのですが、当時のGT40のキャブレーションのカン高い音よりV型エンジンのくぐもった音が少し興ざめでした。

エンジンの音のしない乗りものは私には新しいカテゴリーにすぎません・・・・・・