人口動態調査に基づき確実に少子化は進み、人口減の社会は到来します。
だからとってそれに比例して労働人口が減少する訳ではありませんよ。
将来に対する希望は景気に左右されます。それは就労意思と反比例します。
女性の晩婚化は経済の鏡です。高度経済成長を支えてきた団塊の世代に生まれ、社会に出て行った多くは、親のようになれるんだろうかという不安と親の様でいいんだろうかという疑問を持つことになります。
大人の幼児化が進んでいるともいわれます。オタクと呼ばれる現象もこのひとつです。電車に乗っているとイイ年をした大人が漫画を読んでいます。漫画がいけないなんていいません。ただその本を網棚に置いていってしまうのです。まさに自分中心、まわりはどうでもよいのです。
こんな大人が親だったら子供は指標を失います。親は子供と大人の第一の指標なのです。子供はそこで相対的に子供であること、大人とは何であるかということを学ぶ訳です。
今、廃墟や工場を見学するツアーが盛んだと言っていました。これもオタクに繋がる関係です。
津波の警報について、気象庁は謝罪をしていました。何故あんなことをいうのでしょう。保身なのか、言い訳なのか分かりません。次の避難指示はオオカミ少年になってしまいます。ミスター円といわれたどこかの大蔵官僚のように自分のやった金融緩和政策は間違いであったと弁明した人のように、この手の人からは行動に信念を感じられません。お手軽官僚とはこのことです。日本の将来はどこに向かうのでしょう。
もはや泥船なのでしょうか・・・・・・・・・・・・・