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2011年7月11日月曜日

大好きな場所 マウイ島カパルア

人間と言うのは人によってそれぞれの落ち着く場所があります。

書斎であったり、はたまた個室(?)が落ち着くと言う人もいます。

私は鎌倉の材木座海岸とマウイ島のカパルアです。

ハワイならどこでも良いという訳じゃないんです。以前、ラナイ島に行った時も何かよその家に居るような心地の悪さを覚えたものです。

また、オアフ島は中々落ち着くまで行きません。確かにハレクラニの部屋からぼんやりダイヤモッンドヘッドを眺めているとすっと落ち着き、疲れが取れるものですが、何と言ってもカパルアには敵いません。

カパルアの空港に降り立つだけで、南洋パインのすっとした井出達を見るだけで、帰って来たという安堵感のようなものが広がり、そのまま12時間眠り続けたこともありました。

リッツの海へと続く道は私のお気に入りです。途中、ハンモックがつるされていたり、ビーチと行きこ交うカートが受ける潮風の心地よさも手伝い、本当に心休まる場所なのです。

教えたくないけど教えたいこんな心境の場所は誰にでもあるんじゃないでしょうか・・・・・






Crain&Co. 便箋と封筒

Sパパから私がどんな便箋と封筒使っているのとメールが来ました。

私こそ、Sバハの便箋を見て作ろうと決心したのですから(笑)



私が使っているのが米国クレイン&コゥの便箋と封筒です。

便箋は万年筆のインクがいいように滲んで味が出ます。イニシャルの周りに名前をエンボスで入れてありますが、遠く目にはよく見えない程控えめです。

だいぶ以前に伊東屋さんで作ったので、今年追加をお願いしたら、原版がギリギリ残っており、費用も大分セーブ出来ました。

ということて゛オリジナルの便箋と封筒で手紙をもらった人は本当に一握りです・・・・・こういうとこには拘りを持っています・・・(笑)

大人の休日 Summer House




大学のゼミやクラブの同期、先輩も後輩もいうなれば戦友みたいなものです。

お金は無かったけど、まだ自分の人生がどうなるのかなんて皆目見当もつかなかったあの頃。

お金のないことを笑い飛ばす、若さ・・・そんな、青い時代の戦友と今週末、集まることにしています。

法事と日銀の検査で来られないK氏は返す返す残念だけど、次の機会もそう遠くないうちに立てます・・・・

時間もあることです。ワインゃビールを空けながら、音楽でも流して、皆で料理を作ったりもしましょうか・・・O氏が取れたてのジャガイモでアホを作るとも言っていました。

私は前日から仕込んでおく、帆立のテリーヌと当日、市場で仕入た魚で作るアクアパッツアにしようかと考えています。これ本当にバカうまですから・・・・

夕方には材木座海岸を散歩しながら途中で冷えたジントニックでもみんなで飲むなんていうのもありかな・・・・

大人の休日、サマーハウスバージョン・・・・・

ポール・ニューマン 動く標的


ポールニューマンが私立探偵役で登場する映画に「動く標的」というものがありました。

場所はカリフォルニア、いつ観たのか忘れてしまったけれど、原作が66年ということになると私のアメリカ好きはすでにこの頃から始まったのかもしれません。

このニューマンが乗っていたのがオンボロのポルシェでした。もちろん空冷式のやつ。

そうかこうして自分の好みと言うのは作られて行くものなのだと今思い返します。

きっと刷り込まれた記憶にニューマンの渋いさえない私立探偵とカリフォルニアの青い空、オンボロノポルシェが超カッコよく映っていたのでしょう。

日本ではでもこれ売ってないんです。アメリカではデジタルリマスター版があるようなのに残念です。

実はこの映画続編があって75年に製作されているのが「新 動く標的」です。

クロードリュリューシュの「男と女」のように続編は観ない方が良いかもしれませんね・・・・

ポールニューマン、スティーブマックイーン・・二人とも好きな俳優です

「栄光のルマン」も良かった・・・・あの時計はモナコですね・・・・・・私のはカレラとモンツァです。

これもこの映画がきっかけでしょう・・・・・・・

夏の書架 M・マクルーハン

あざみ野の某書店のレジの近くに、小さなコーナーを設けている。

今回は河出書房出版の特集。

パラパラとめくり、気にいった本を数冊購入。

シェイクスピア&カンパニイ書店はパリのオデオンにあった実在した書店。

M・マクルーハンは20年ぶりに彼のメディア論を確認したくて購入。

石井好子さんのエッセイはお腹がすきそう・・・・

夏の書架が少しだけ賑やかになったきました。

この池澤夏樹の世界文学全集はこれで5冊目、全30巻なので残りをどうするか考え中。





作家の抽斗

作家と言うのはなんと多くの抽斗を持っているのだろうと驚くことがあります。
村上春樹さんのエッセーを読んでいて、とにかくこの人の抽斗の数、種類は膨大な量です。

それと優れた作家の抽斗はこんな見方もあるのかと、その複眼的思考に関心させられます。

前巨人軍の長島監督が肉離れのことを「ミートグッドバイ」と言ったというのも、嘘がどうかは別として、長嶋さんならあり得ると思えるところがすごいのです。

実はこのエッセーの中に私がずっと思っていた事が描かれていたのです。

私が北関東に住んでいた少年時代、叔父の家は杉並にありましたので、東武線の浅草で銀座線に乗り換えて渋谷まできて、井の頭線に乗りました。

当時の銀座線は駅に停車する前にパタッと灯りが消えたのです。一瞬の漆黒の闇です。

村上氏はサウンドオブサイレンスの出だし"Hello darkness,my old friend"を口づさんだとありましたが、当時の私の英語力はそんなことが出来るはずもなく、ただ、パッと灯りがついた時にリセットされた感覚を経験していました。

それが現在の電車はずっと灯りがついたままです。村上氏はこの経験をしたことのある人と無い人では人生の暗転に関する覚悟がつまみ一つ半程違ってくるとも言っていました。

要するに日常の生活の中の何の変哲のない事柄も感性の扉次第で変わってくるということなのでしょう。

"Those who live in glass houses shouldn't throwstone"

どういう意味か知っていますか?

直訳はガラスの家に住んでいる人に石を投げつけてはいけない。

つまり、人を責めたり、非難したりする前に自分に弱みが無いか一応チェックした方が良いですよということです。

今週の標語にします。(笑)

新建築6月号

妻が新建築を買ってきたので何故だろうと思っていたら、友達のK家の長女が顔写真付きで載っているとのことでした。

長女ことK・C女史は幼い頃、日能研バックを背負って代官山であったこともありました。おそらく4.5年生の頃だったでしょう。

その後優秀なK家です。慶応の医学部に進学しましたが、1年で面白くないと退学し、東大の理Ⅰに入学し、建築を専攻したのです。

その後はロンドンへの留学を経て、某K社大手ゼネコンの設計部に就職し、様々なコンペに挑戦しています。

今回は分煙をテーマにしたスモーカースタイル2010年の優秀賞です。

K家には我が家の息子もお世話になっています。息子は当時、数学オリンピックに出場したりして、数学に興味を持っていて理Ⅰか理Ⅱ希望だったのですが、このK家のお父様の「ちゃんと考えているから、君が言うような基礎の研究もこれからの東大は考えて行くと思うよ」との一言から、医学部に変更したのです。

お父様は東大医学部に勤務されていましたが、今は国の代表として各国との医療連携の仕事で世界中を飛び回っているようです。

短パンフェチ  ヤコブ・コーエン

短パン履くのが大好きです。GW頃でも調子に乗って短パンをはくと風邪をひいてしまった苦い経験もありますが、この時期なら大丈夫でしょう。

イタリアのポルトフィーノに行った時、丁度港でソープオペラの撮影をしていました。撮影の様子を豪華なヨットから眺める男たちは短パンです。そしてその足は真っ黒に日焼けしていました。

やはり短パンには白い足や黄色い脚は似合いません。それと毛深いのもNGです。

幸い、歳と共に毛も薄くなり、ロードの季節はツルツルなので好都合です。

ただ、問題なのはロードの日焼け後を修正しないと土方焼けになってしまうことです。靴下とジャージの跡を残してはいけません。

お気に入りの短パンは昨年バーニーズで買ったサイコバニーのシアサッカーの短パン。

それとクイックシルバーの白の細うねのコーディロイの短パンです。



それに今年加わった、写真のヤコブ・コーエンの5ポケットの短パンです。

先週、ストライプの短パンを買った時、白を買い忘れてしまいました。既に横浜から銀座に商品は移動しており、無理を言って取り置いてもらっていたものを妻が引き取りに行ってくれました。

横浜、鎌倉、マウイ・・・色々なところの夏をこの短パンと楽しめそうです。

そうそう、今年もアランドロンとジャンギャバンの地下室のメロディー宜しく、プールサイドで大人のミーティングを開かねばなりません(笑)そのときも活躍してくれそうです・・・

ロード50Km Lightweight G3 インプレッション





やっとやっとロードバイクにまたがる事が出来ました。今日しかありません。

風の穏やかな早朝が狙い目です。

サドルはダッシュのカーボンサドルをそのまま使います。

はっきりいって物凄く良くまわります。ずーと回り続けるんじゃないかと思うくらいです。

それと剛性はハンパじゃありません。コンプレッションホイールです。歪みがまったくない、硬い円盤のようです。

しかし、ヘタレ足はついその気になってしまうのが問題です。

40キロの巡航出来ちゃうんじゃないというくらいで飛ばすと途端に脚にきます。

結果、左足が痙攣して右足だけで回しながらマッサージしながら帰ってくるハメになってしまいました。

そうそうポルシェと同じです。高性能なものはどれだけセーブして走ることが出来るかが大切なのです。

ダッシュのカーボンサドル、思っていたよりお尻が痛くなりませんでした。結構使えそうです。でもメンテの時はタオルで巻いてから逆さまにしなければなりませんけど。

行きの平均が38キロ、帰りが28キロこれじゃ、ヘタレすぎですね・・・精進せねば・・・・・

でも暫くは跨がれそうもないのですよ・・・・・

メンテをしているとブルーシートにゴマダラカミキリが飛んできました。虫たちも夏本番です。

3回忌 多磨霊園 みたま堂 梅雨明け



T先輩の3回忌です。多磨霊園のみたま堂の30倍を超える狭き門をくぐって、見事に永年供養をゲットしたそうです。

メンバーはT先輩の奥様、I先輩、M先輩、そしてT氏と私です。

そして今日関東地方は梅雨明けだそうです。夏の好きだったT先輩です。

帰りながら横浜に80年代のLPをコレクションしている良いバーがあると言っていました。

横浜なら近いので、今度一緒に連れて行ってもらう約束をして分かれました。