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2013年2月26日火曜日

よい住宅とは

ロサンゼルスでシンドラーの建てた住宅を見てきた。





しかし同時にそれは私にはもはや住宅ではない。

巷では100年、200年の持ちこたえるような高品質な住宅を売り物にしている企業も多い。

確かに安かろう、悪かろうの住宅では困るが、100年も200年も持つ住宅と言うのは如何なものだろう。

10年近く前にあまりに多くスクラップアンドビルドされる東京の街に対して、私が苦言めいた事を言っていたら、外国人が変化するから面白いんだと全く反対の事を言っていた。

昔英語の教材に「転げる石は苔蒸さない」というものが取り上げられていた、そうローリングストーンズ。確かに変化しているから苔蒸さないのかもしれない。

みなさんは蜑戸を知っているだろうか。そう海辺に立つ海女さんが暖を撮ったり、仲間とひと時の休息をとる小屋のこと。



それはいつ壊れても可笑しくないような、簡易的で質素なものだ。

台風や津波で流されても、また建てられる。彼女らの生活の知恵だ。

そう発想の転換。

住宅は何のためにあるのだろう。私はそこに住む人のためだと思っている。

そこに住む人は定常ではない。時と共に全てが変化する。若かった犬も年を取り老犬になるように、私達も年を取っていく。

子供は成長し新しい社会に飛びだし、また新しい家族を作る。

建物はそうした人に寄り添う存在でなければいけないのでは。

だから私にとってのよい建物とは柔軟に対応できる建物の事だ。

我が家では2部屋を1部屋に改造した。それとてあと2年もすれば使わなくなる。

そして私達が混沌とこの身の崩壊に向かう頃に都合よく朽ち果ててくれれば最高ではないだろうか。

それが私にとって良い住宅・・・



2012年11月8日木曜日

サービスの先にあるもの

近年の日本の製造業は効率的な事が良いことだとばかりに手のかかる事を出来るだけやらないような方向に向かっていた。押し並べてそのようである。

アメリカのように洗濯機のメーカーに電話したらその相手はインドのバンガロールで受けていたなんていう極端な事はないにしても、大体サービスの電話受け付けは別の会社に委託している場合が多い。

先日もリビングの照明の埃とりをしようと手を伸ばしたらガラスのカバーが外れて落下した。メーカーに部品を問い合わせしたが一般の消費者とは直接取引できないの一点張りである。街場の電気屋さんが姿を消した今消費者はどうすれば良いというのだろう。

もう一点はこれも欧米に習った「コンプアライアンス」。何事にもすぐこの言葉が出てくる。もちろん社会正義は必要だし、重要でない訳ではないが、彼らが言う「コンプアライアンス」自分たちの身を守る為の「コンプアライアンス」で少しも消費者のための物ではない。

物作り大国からの転落と良く言われるが、そもそもこうした不十分なサービスならば消費者は出来るだけ安いものが良いと判断するたろう。結果、外国製品に押されて国内でも売れなくなってしまうのじゃないだろうか。

Sママが日本人は良い事をしても褒めないと言っていた。本当にそう思う。そこで今日は賞賛に値する話題ほひとつ。

私は仕事柄多くの建物を作ってきた。ビルもあれば住宅や別荘もある。そんな経験から日本のあるメーカーをお薦めしたい。TOTOというメーカーである。

多くの住宅機材メーカーが再編され、資本の増強を図る中、他のメーカー同様それらのサービスの質は低下している。

ところがこのメーカーは違う。まず修理受付の電話がそう待たせない。さらにその時間帯も多くが5時や6時で終了するのに対して7時まで受け付けをしている。

そしてそのレスポンスの早さは驚きである。

昨日も18年間使い続けた便器に「お尻を噛まれた」。これは便座にひびが入り陥穿に皮膚が挟まるのでこういうのだが、よく音を聞くとタンクの中で水が漏れている。

修理受付をすると男性からすぐに連絡が入った、明日伺うというのである。

街場の電気店だって今日の明日とは中々行かない。

18年も大きなおしりを受け止めてくれて本当にその労苦は良く理解する(笑)

そろそろガタがきても致し方ない。いつかは交換しなければならない。その時にまたお前さんと同じ生まれの製品にすることにしようと思わせるのが、サービスの本質なのではないだろうか。

今日はおしりかじり虫の話題でした・・・・・

2010年12月21日火曜日

鎌倉ベース計画 進行中


夏のハワイに行く前から進行中の鎌倉ベース計画ですが、やっと大枠が決定しました。

テーマの「RAGGED」は曲げたくありません。さりとて1700万円は掛けられません。

別に高い訳ではないようです。PFSにても同様の改修だと1500万~1900万円と言われましたので・・・・

ということで無理をお願いすること数回の設計変更を経てやっと決まった訳です。

取っ手やノブのひとつにまで拘っています。予算の無さは自らの足と目で頑張らなければなりませんから・・・・

そうこう考えるとPFSの業務用のステンレスミラーとセイコーの時計をチョイスしたくなりました。

2010年10月6日水曜日

Sheraton Tribeca NY Hotel

案内状が届いていたので知っていたのですが、シェラトンホテルが昨日の5日にトライベッカにオープンしました。

アッパーイーストやアッパーウェストサイドには良いホテルが多くありますが、ソーホーやここトライベッカには中々フルサービスのホテルはありませんでした。

NYのホテルはとにかく料金が高いです。東京とは比べ物になりません。スイートでなくてもフォーシーズンズやリッツだと最低でも800㌦近くします。そこへいくとシェラトンなら500㌦でお釣りが来ます。それと全体が普通な感じが好きです。

出来立てほやほやのHPから少し写真をお借りします。

やっぱりFaucetはデルタです。超モダンでなく少しラギッドなテイストです。

鎌倉ベースのミラーはこんな風に付ける予定です。



2010年9月8日水曜日

感覚的なこと

この素材は鎌倉ベースで使おうとS氏が持ってきたものです。もちろん予算があるので使えるかどうかはこれからの問題ですが、よく見れば見るほど中々良いなと思う訳です。

フローリングもあえて節のあるナラ材「虎斑」ものに自然素材の塗料です。

玄関や浴室など全て同じ600角の大判のタイルです。コンクリートのような質感です。

浴室のタイルも真っ白でなくややグレーがかったタイルです。イイかも!!!!

S氏はK先生のところで設計をしています。K先生はもともとレイモンド設計にいて独立したエリートです。実力はもうすでにいくつかの仕事を依頼して実証済みです。

S氏は31歳で長崎大学の海洋学を先行していたと言うので設計とは無縁のところからこの世界に飛び込んだようです。

海洋学を先行できるところは少なく、我が家でも何せ「なまこの娘」ですから、彼女も一時は東海大学の海洋学部に行きたいと申しておりましたが、清水のため断念しました。

彼のご両親は設計の仕事をしており、知らず知らずのうちに設計のDNAがあったのでしょう。

こうなってくると洗面所のタオルバーも石鹸入れも、大手メーカーのものはデザインがよくありません。アメリカの普通のホームセンターで売っているようなタオルバーを探さなければなりません。石鹸入れもステンレスの壁に付けるやつにしたいくらいです。

こんなやつどうでしょう???

2010年9月7日火曜日

Toggle Switch


こういったレトロなスイッチをトグル=toggle=留め木 スイッチといいます。

カメラマンのO氏などスタジオのアクセントとしてこのスイッチを好みます。

一方、通常の汎用品のスイッチはこちらです。

自宅は全てこのコンセントだったので、後からPFSのカバーを取りつけました。

写真のようなインテリアなら良いのですが、我が家ではスイッチが浮いています(笑)

鎌倉ベースでは目立つ数か所はこのトグルにして、他はPFSのイエローにしようかと思います。

何事もほどほどがカッコ良いので・・・・・・・・

2010年5月28日金曜日

建築家 絵画

今お付き合いさせていただいている建築家には後段のような建築家はおりませんが、時折、大先生といわれる人の中にもいたりします。

そうです。自分の建築について、「自ら定義し」「哲学」してしまう建築家です。

私は建築とは絵画に似ているような気がします。そうです。「後になって」「第三者による客観的評価」によって「定義」されるべきものであると。

それを自己によって定義してしまうのはナンセンス極まりないばか者です。

幻影の書」など多くの小説の作者、ポール・オースターがアメリカのラジオ番組で一般の人に多くの物語(短編)を募集したと以前書き記しました。

その日本版が始まるそうなのです。日本での担当は「日本辺境論」でもおなじみの内田樹氏です。

物語は真実でなければならず、嘘はいけません。多くの人の人生がそれぞれ違うように、嘘のような本当の話が実はこの世の中多く存在しているのです。そこがこの面白さです。

建築家も自らの狭量な世界観を人に押し付けるのではなく、多くの世界観を吸収してみては如何でしょう?そうでなければ「先生」は嫌われ者です。


2010年3月29日月曜日

プリツカー賞 SANNA

プリツカー賞というのが建築設計の世界ではあります。

ハイアットホテルアンドリゾーツのオーナーであるプリツカー一族が運営するハイアット基金より贈られるものです。

日本人では過去に丹下健三、槇文彦、安藤忠雄の3氏のみというものすごーくエライ賞なのです。

今回、日本人の西沢立衛氏、妹島和世氏の両氏が作った建築ユニットSANNAに贈られることが決まったのです。

SANNAは以下のような建築を行ってきました。




1996年 熊野古道なかへち美術館 (和歌山県田辺市)
1996年 岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー・マルチメディア工房 (岐阜県大垣市)
1997年 K本社屋 (茨城県日立市) 
1999年 飯田市小笠原資料館 (長野県飯田市)
1998年 古河総合公園飲食施設 (茨城県古河市)
2000年 横浜市六ッ川地域ケアプラザ (横浜市南区)
2003年 ISSEY MIYAKE BY NAOKITAKIZAWA (東京都港区)
2003年 ディオール表参道 (東京都渋谷区)
2004年 金沢21世紀美術館 (石川県金沢市)
2006年 ツォルフェライン・スクール (ドイツ・エッセン)
2006年 トレド美術館ガラスパビリオン (アメリカ・トレド)
2006年 海の駅なおしま (香川県直島町)
2006年 ノバルティスキャンパス WSJ-158 (スイス・バーゼル)
2006年 スタッドシアター・アルメラ (オランダ・アルメラ)
2007年 ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アート (アメリカ・ニューヨーク)
2009年 サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2009 (イギリス・ロンドン)


とにもかくにもおめでとうございます。

そうそう十和田現代美術館(写真上)は西沢氏、大倉山住宅(写真下)は妹島氏の設計でした。

2010年3月26日金曜日

TriBeCa Triangle below Cannal S.T




お世話になっている写真家O氏のスタジオです。ネーミングはNYの地名からとった「トライベッカ1152」です。アンティークなテーブルや椅子、さらにドアノブや照明までこだわった作りです。

九十九里にあるもう一つのスタジオが「ハンプトン」ですから、「トライベッカ」から「ハンプトン」まで丁度100マイルなので、ニューヨークのそれともほぼ同じ距離です。

もうかれこれ20年以上のお付き合いになります。仕事や家庭が続いている人は原則的に真面目です。仕事にも実生活にも同様のことが感じられます。

わざわざ奥様と一緒にご挨拶に来て下さいました。


内田祥三      龍岡門 浴風会 

東大といえば「赤門」が有名ですが、その他の門を全て答えられたら相当のフリークです。
現役の学生でもそうはいません。さらに2007年に新設された門もあるのでそこまでは知らないはずです。答えは以下のとおりです。詳細はウィキペディアより掲載しました。

正門
キャンパス西部にあり、本郷通りに面している。横にある門衛所も合わせて登録有形文化財に登録されている。1912年完成。設計は伊東忠太。

赤門(あかもん)
キャンパス南西部にあり、本郷通りに面している。同キャンパスの正門とよく間違われるが、正門ではない。

鉄門龍岡門(たつおかもん)
キャンパス南部にある門。1933年完成。設計は内田祥三。名称は門周辺の旧地名「龍岡町」(現・湯島四丁目)に由来する。近くに「鉄門」と呼ばれる門があったため、龍岡門の通称が鉄門であると混同している人が多い(龍岡門周辺に多くの施設をもつ医学部の通称が「鉄門」であることも影響している)。かつては門扉が付いていたが、門柱間を広げる工事を行う際に撤去され[1]、現在は門柱のみとなっている。龍岡門は常時開放されており、一般車両も入構できる。付近には医学部・薬学部の施設の他、大学本部(本部棟・第二本部棟)がある。医学部附属病院も近く、同病院に車で来院するときは龍岡門から入場することになる。

鉄門(てつもん)
龍岡門よりも東の医学部附属病院中央診療棟南側に、1879年から1918年まで存在していた門。1918年に鉄門の外側の民有地を大学が購入し、大学の敷地を門で区切っておく必要がなくなったため、撤去された。現在ある鉄門は、2006年5月31日に同位置に再建されたものである。なお、現在の正門が設置されるまでは、鉄門が本郷キャンパスの正門とされていた。かつて医学部本部棟がこの付近にあったため、「鉄門」は東京大学医学部、あるいは東京大学医学部医学科卒業者の代名詞となっている(東京大学#同窓会の鉄門倶楽部の解説を参照)。現在では、医学部教育研究棟内に「鉄門記念講堂」も存在する。

春日門
キャンパス南部にあり、春日通りに面している。2007年に既存の通用門を改修して設置された。

西片門
2007年完成。キャンパス西北部にあり、赤門や正門と同じく本郷通りに面している。工学部5号館の裏に位置している小さな門であり、歩行者専用となっている。東大前駅から工学部地区へ行く場合、以前は正門または弥生門を経由する必要があり、遠回りを強いられていたが、この門が設置されたことにより便利となった。なお、門の名称は周辺の地名に由来する。

懐徳門
2007年完成。大江戸線出入口そばに設置された。周囲には総合研究博物館、理学部2号館などがある。旧懐徳館洋館の煉瓦造の遺構が利用されている。

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とまあ門もこれだけあるわけですが、実はこの本文中にもある内田祥三氏は本郷キャンパスの建物、白金の医科学研究所の建物、さら設計のみあらず2期にわたって総長も務め、後年には叙勲もされております。つまりこの当時の設計家というものは官や大企業の公共性の高い建物を設計しており、今のように住宅や我々のような小規模の会社の建物はほとんど設計していなかったわけです。時代とともに仕事のもつ本質的な差異を感じます。
 
 

写真は鉄門ですが、右の杉並にある浴風会も彼の設計とは知りませんでした。

2010年3月8日月曜日

ル・コルビジェ


このLC1 LC2からもコルビジェが好きなことはおわかりかと思います。ただし、私のコルビジェ好きは彼がモダンな建物により近代的都市づくりを目指していたからではありません。

だから異端的愛好者の所以をもう少しご説明いたします。




以前この「荷風とコルビジェのパリ」を読みました。コルビジェ研究家は数多いますがこの著者東秀紀氏もそのひとりです。著者は同じ時代にいて、正反対の方向に歩んだとしていますが、本当にそうだったのでしよぅか。

荷風は都市の近代化を嫌い、あえて猥雑で混沌とした場所を好み、居を遊郭の一角が色濃く残っていた玉ノ井に居を移します。そして、あの作風はそのとおり荷風の評価にあてはまります。

一方、コルビジェはどうでしょう。確かに「サボォア邸」あたりまでは、ガラスと鉄、直線によるモダンな建物を作っています。しかし、彼の後期の作品とはあきらかに異なるのです。そうです。ロンシャンの礼拝堂などです。

彼はスイスの出身です。スイス人はパリでは田舎者です。その田舎者が都会的建築を標榜するにはより都会的な作品を好き嫌いではなく残す必然があったのではと考えてしまいます。

その証拠に彼は生涯を通じて南欧の女性を好みました。みずから、南欧の血を引いているとまで言っています。そうつまりコルビジェも都会的で壮大で人を圧倒する建築より猥雑で、人間的、混沌としたものを本質的には欲求していたフラストレーションがあの作品を作る基盤だったような気がするのです。
多くの評論は一元的に作品をとらえて結論付けようとします。人間は多面的であり、時と場合によっては太陽と月ほどの違いもあります。その部分欠落が多くの評論に見られるのは寂し限りです。

2009年12月28日月曜日

理想の家  海辺の家

良い建築とはなんでしょう?理想の家とは何でしょう?

私は良い建築も理想の家もその時々で変化するものだと思います。

30代のとき夢見た家は30代の理想の家であり、働き盛りの40代に想った家はそのときのものです。

もっと極論にすれば家は人間に寄り添うべきものです。

そんなバカなと思う人は、20年先にそのことを考えてみてください。娘や息子は外に出て、その部屋は使われないまま閉じられるのです。

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以前、映画で「海辺の家」という映画を見たことがあります。映画では別のロケーションになっていましたが、紛れも無く高級住宅街のCAのマリブの家です。

私はあの家は要りません。妻は窓から海が見える家が欲しいといいます。確かに悪くないでしょう。でも私が欲しいのは、もっとその家が海と接していられる、例え海が見えなくても砂が付いてくるような家がいいんです。病床で遠望するような家は寂しすぎます。さくらやせぷと砂まみれに遊べる家が欲しいのです。そう海の家でいいんです。

その理想には漁師になるしか道はなさそうです。(笑)


http://www.youtube.com/watch?v=3AhJXhJ13I0

2009年12月26日土曜日

Eden Project at Cornwall


北京オリンピックで水泳の競技会場になったウォーターキューブという建物を見て、「どこかでみた六角形」と思ったあなたは立派なフラー信奉者です。残念なことに球体ではなくキューブなところが信奉者には許しがたいところでありますが(笑)きちんと12個の5角形をはめ込んでいるので許しましょう。冗談ばかりいっていると本当のフラー専門家のN先生に怒られてしまいます(笑)


ここで使われた透過性の素材はガラスではなく、ETFTというフッ素膜(ガラスの10分の1の重さ)

で強度、難燃性にも優れています。(写真はHPよりお借りしました)


北京を訪れたら是非見学してみたいと思っています。


ところで実際にジオデシックドームを作ってしまったプロジェクトがあるのです。それがコーンウォールにあるエデン・プロジェクトです。プロジェクトは3つのキィワードです。Peaple,Plants,planetです。飛行船地球号です。


湖水地方に行かれた際には是非見学しましょう。エディケイショナルワークでこれを作ってしまうのですから日本の文科省も見習うべきです。所詮仕訳でつぶされてしまうでしょうね。

2009年12月24日木曜日

建物検査 クリスマスプレゼント
















クリスマスイブに企画した建物の竣工検査です。施工会社さんからのクリスマスプレゼントです。(お金は月曜にお支払するのでそれまでの?)
5年かけて資金計画、マーケット状況、全体での収支バランス、税務条件などを検討し、計画実行が熟慮に熟慮して進めた物件です。
マーケットのニーズにあったものでかつすぐに陳腐化しない建物を目指しました。もちろん経済性、利便性を忘れてはいけません。
設計のK先生、N先生をはじめ、施工のS建築さん、本当に長い間ありがとうございました。心より御礼申上げます。残工事を含めてまだ少しありますがそれも含めて宜しくお願い申上げます。
土曜日には3.4階部分の契約も締結予定です。
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一応、仕事もしているのです。

2009年11月15日日曜日

コンクリート打ち放し 撥水剤




コンクリートの打ち放しは経年経過でどうしても黒くなります。高圧洗浄で汚れを落としても撥水剤を塗布しないとさらに汚れがつきやすくなってしまいます。
しかし、今までの撥水剤は濡れ色になってしまったら、溶剤が石油系であったり中々良いものに巡り合いませんでした。
この「ハジックス」という撥水剤は主成分はシリコン水性無害です。まずは築後17年の我が家のコンクリートで試験です。10倍に薄めて噴霧器です。

時間的には15分もすると乾いてしまいます。まず素人でもほとんど失敗はない操作性の良さに驚きです。そして色も濡れ色にはなりません。分子が小さいためコンクリートの隙間に浸透するようです。
週明け、メーカーに追加発注しましょう。

2009年11月13日金曜日

合理性 やせ我慢   「建築」

よく雑誌の建築家紹介の頁を見ていると「主婦の感覚を大切にした合理的で利便性の高い設計をする建築家と書かれていることがあります。」

そうでしょうか?もちろん全く住む人のことを無視した設計が良いとは思えませんが、私は住む人に多少の犠牲を強いることも必要なのではないかという気がします。

20年近く前にビルを建てたオーナーの多くは「いかに汚くならない建物」「古ぼけて見えない建物」と称して外壁をタイルにして、気密性の高いサッシを用いて建築していました。それが今となっては汚い以前に建物のデザインが陳腐化して見えるわけです。個人の住宅ならまだしも事業用として賃貸する場合にはやはり大きなデメリットになります。

多少汚れても、メンテナンスが必要でも、20年経っても陳腐化していない建物もあるのです。人間は自らの狭量さを感じて、人の意見を聞くことが肝要と思い知らされます。

私は「建築には多少のやせ我慢が必要」という意見です。

2009年11月12日木曜日

旧 朝倉家住宅
















イタリア食材のお店まで歩いていく途中にある旧朝倉家住宅です。越前の朝倉氏とは直接の関係は分かりませんが、ヒルサイドテラスのオーナーの朝倉家の先代が建てた住宅が一般公開されています。


本日は無料公開日ラッキーでした。(拝観料は100円です)


杉の間は使用されている杉が全て板目になっています。かなりの財力が偲ばれます。当時のガラスは歪んでいてそれが逆に温かみを感じさせます。スリガラスのデザインなど見事です。



日本家屋はこのように決して暗くありません。中と外、ガラスと紙が光を調節します。



それにしてもヒルサイドテラスのすぐ裏手にこのような空間があるのですから・・・・・



ちょいとお得な気分の寄り道です。何分ディレッタントなものですから・・・・・・・・

2009年9月7日月曜日

Metz ポピドゥセンター 

パリよりTGVで3時間、東の交通の要衝にこの町があります。

Zからしてドイツに近いことがわかりますが、アルザス・ロレーヌ地方の中心です。

現在、フランスのデザイナーと日本の建築家の伴 茂氏がポンビドゥー・メッセを建築しています。

伴氏によると美術館はヒエラルキーではいけないと、でも美術館の収集自体十分ヒエラルキーではないかしらんと思いますが・・・・・

バリのポンピドゥーを設計したのはリチャード・ロジャースです。ロジャースの作品は工場や宇宙ステーションを思わせる人口物としての美を考えています。

ずっと前にこのロジャースやザッハの日本でのプロデュースを手がける弁護士事務所にお邪魔したことがありますが、全てはバブルで一掃されました。

建築と資本の関係、よく考えてみたいと思います。今は分りません・・・・・・・

あっ、ポンピドゥーの後ろ側にあったアラブのレストラン、美味しかったです。

浮いている?ウイテイル?
qui te qui?どうでもいいのかしらん?

旧岩崎邸  


財務局合同庁舎のとなりは都立の旧岩崎邸です。遊んでいる訳ではありません。早くついたので写真 をパチリする余裕がありました。
芝生の緑が目に鮮やかです。


このあたりはぐるっと東大のキャンパスが囲んでいます。裏側には建て替えて新しくなった東京大学付属病院が隣接しています。


「鉄門」って本当に「鉄門」なんです。


2009年5月21日木曜日

コンクリート打ち放し面の補修


竣工後、18年経った建物のコンクリート打ち放し部分の補修です。
本来、コンクリートの打ち放しはコンクリートを打設しなければ厳密には戻りません。
かといって18年経過した表面は風化し、汚れが付着しやすくなります。全くクリアーの塗装だと退行性の高い塗料は水を塗ったようにツルツルしてしまいます。逆にコンクリートの表面が見えないほど強い色が入ると、安いペンキで塗ったようになります。
今回は写真の大日化成の「ランデックスコート」です。設計のK先生と施工監督のH氏のお薦めとおり、グレーよりもう少し濃いカラーにしました。見本と現物は違います。下地も関係します。なるほど納得です。