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2009年5月12日火曜日

BlackBerry Bold vs I Phone3g




妻はIpodも持っていないのでいっそのことI Phoneにしたいと言っています。(友人のK氏のIPhoneを見ていいと思ったようです)


妻がI Phoneなら私はBlackBerryにしようかと思っています。私が携帯をあまり使わないのは、PCやインターネットと相性が悪く、いわば「シンクロ」されていないからです。その点、この2つは発想の原点が電話ではなく、PC、インターネットです。
オバマ大統領がこのフリークとして有名ですが、分からなくもありません。

初めてハイブリット車のホンダインサイトがベストセラーになったと話題にありました。
時代はものすごいスピードで変化しています。
私もこのBlackBerryを使って「シンクロ」させ、便利に活用したいものです。(画像はそれぞれのメーカーのHPよりお借りしました)

CANNON IRC2880F

いつもお世話になっている事務機器販売の担当者がとても買い得なものがあるといって来社されました。

1年落ちのキャノンの複合機です。今までの機械もこの会社より購入し6年が経過しました。不具合も出始め、なにより1枚あたりのコストが8円と高いです。またいらないファクスも全部印刷してしまうので紙代ももったいないです。

この複合機、とある弁護士先生が銀座の一等地から三島に移転する事を決意させたすぐれものの複合機です。定価***万です。安いところで***万です。 私は見積書を見るまでもなく即決OKです。なにせ価格**万です。

こういうのは「」だと思っています。そういえば私のところ中古結構多いです。一度、箱を開ければ全て中古品です。でも、どんな高額品でもリースにはしません。キャッシュです。すでにはらったものは「サンクコスト」なのですから。

母の日


テナントさんより母の日のお花をプレセントされました。本当いつもとてもセンスが良いです。


母の日に食事にと思っていのですが、妻は葬儀だったり、息子は大学の授業と音楽部で帰りは11時すぎることもあります。息子の授業選択は、第2外国語1つで辟易していた私からすると、フランス語、ドイツ語、イタリア語、トルコ語、ラテン語と5ヶ国語も取っているのは「」としかいいようがありません。絶対「変な隠れ文系」です。


週末あたりにどこかに連れて行ってあげましょう。

ジロ・デ・イタリア 100th

今年で100回を迎えるジロが始まりました。この「ジロ」はレースのスポンサーの新聞社の名前です。
土曜、日曜にHDに貯め込んだ第1ステージと第2ステージを見ましたが、第3ステージからはJ Sports Plusの有料チャンネルです。仕方なく電話で申し込みました。

私がこのチャンネルを申し込むのは、まだ走れない3月にミラノ~サンレモ、ツアーオブカタール、今年はこれにツアー・オブ・カリフォルニアダウンアンダーも加わりました。

5月はこのジロ、7月はツール、10月はロンバルディアです。 これ以外の月は申し込みません。

第3ステージはライブで観ていましたが寝てしまいました。

第2ステージはスプリント争いになり、ベテランのアレッサンドロ・ペタッキマリアローザを着るカベンディッシュを押さえての勝利でした。彼はチームメイトのデルーカとともに現在はアイルランド国籍LPRというチームです。数年前、彼の乗るコルナゴエクストリームパワーを見たことがありますが、とてもハンドルに手が届かないような大きなフレームで、足の長さが2倍ないと届かない程高いサドルでした。

今年のジロは有力選手がツールのため出場を控えているのかやや地味な感じでした。骨折と伝えられていたランスも問題なく走っていました。彼等は時速40キロ近くで会話しているのですから、恐ろしい心肺能力です。

コラーゲン添加食品 エントロピー増大の法則

友人のO氏が言っていたのでお勉強のお時間です。K女史眠らないで良く聞きなさい!!??


とは言ったものの、文系の私がこうして理系図書を読むようになったのは最近で、その理由はあまりにもこの世の中が理系と文系に乖離していると思ったからです。官僚も含めて組織のトップはほとんど文系で、理系学問を全く勉強していないのです。(私も含めて)まさにCPスノウがいう「2つの文化」です。



例えば生物科目 などは私たちが高校生のときにはやっと2重螺旋のDNAが教科書の端っこに書かれていた程度でしたが、今日ではコンピューターにより膨大なゲノム解析が可能となり、分子の性質が解明されてきました。

ということで、今回はコラーゲンのお話。
コラーゲンを外部から摂取することで、肌のはりが蘇るといってテレビでも宣伝していますが、これは全くのナンセンスなのです。

コラーゲンは消化酵素の働きにより、バラバラのアミノ酸に分解され、血液に乗って体に新しいタンパク質の材料となるまではいいのですが、コラーゲン由来のアミノ酸はほとんどコラーゲンとはならず、むしろ排出されてしまうようです。これはコラーゲンを構成するアミノ酸グリシン、プロリン、アラニンといったどこにでもあるありきたりのアミノ酸で、あらゆる食品タンパク質から補給され、他のアミノ酸を作り変えてもできる非必須アミノ酸だからなのです。

もし、皮膚がコラーゲンを作りたいときは、皮膚の細胞が血液中のアミノ酸を取り込んで必要量を合成するだけなのです。だから低分子化したコラーゲンをいくらとっても意味の無いことなのです。じゃコラーゲン配合の化粧品で肌がすべすべになるのは?これは、肌の皺にヒアルロン酸や尿素、グリセリンなどが埋められただけなのです。

こういった「健康幻想」は文系にありがちな、身体をミクロな部品が組み合わさった機械仕掛けと捉える(本人にとっては合理的)発想が加担しているようですもちろん、ここで述べた大部分は私の感想ではなく、福岡伸一氏による「動的平衡」詳しく記載されています。良書ですので是非ご一読下さい。

最後に福岡氏はアンチ・アンチ・エイジングこそエイジングと共存する最も賢い方法だとも述べています。

K女史が「世界で一番輝いている50歳になりたーい!!」と言っていました。確かにそうです。

しかし、前出の箴言どおり、50歳は50歳です。どんなに手のこんだアンチエイジングをしても、エントロピー増大の法則を破ることは出来ません。それに充分輝いていますよ。

昨年、展覧会で見た「エミール・ウング・ワレー」の死の3時間前に書いた作品が、生と死のカオスのような衝撃を受けたことを思い出します。つまり最後には全てのものが曖昧になるのです。