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2010年12月1日水曜日

鳥鮮 青葉台

久々の横浜鳥鮮です。家から車で10分です。早い時間だったのて駐車場空いていました。

もちろん風邪気味の妻は飲みません。

ここの鳥唐揚げの塩は和辛子につけて食します。やわらかくて美味しい。

鳥マリネは玉ねぎがとても効いていて美味しいです。

串もどれも美味しく、締めの釜めしもベリーベリーグッドです。釜めしには串焼きが3本選べます。

4人で食べて1万円です。佐藤のお湯割りと日本酒、ビールでこの価格です。

ここのご主人はもとハスキーとラブラドールを飼っていたといっていました。もう飼わないのでしょうか?

とにかく家の近くの少ないとびきりお薦めの一店であります。

お店のHPです。

http://home.r07.itscom.net/torisen/

価格再考

私の会社のスタッフでも取引先でも過去のデータや相場といったもので価格を構築しています。

私達は学生の時に価格は需要と供給によって決まると教えられてきました。そう需給曲線による価格均衡です。

しかし、実態の経済はそんな単純なものなのでしょうか?グローバル化した21世紀、価格の決定には自国の需要者と供給者以外の多くの要素が含まれるはずです。

当然、他国の同様の価格均衡、世界的に漂流するマネー、それらと複雑に関係し合う債権や株価こういった様々な要素により価格が決定されるはずです。つまり、トヨタが10円円高になったらいくら損するという理由は無意味なのです。

以前私は「日本は物作り大国という信奉を捨てよ」といいました。いくら良い品物を造っても自国の閉じた経済システム(多少の為替リスクを上乗せした程度の価格構築)では耐えきれなくなるからです。

数年前、IBMが全ての生産(実物としての商品)のライセンスを中国企業に売却した時に、いつかはこれが現実のものになるかそうでなければ生き残れないと感じました。

ただしここでいう価格とは単に商品の価格ではありません。もう少し広い意味で物の価値と言い換えるべきものです。

我々は経験を一番のよりどころとします。しかし、今価格についてもっと弾力的に価値観を一掃させても良いくらいだと感じています。

ワイキキのビーチで1ドルを貰って、お客の所に行ってビーチパラソルを開いている子供の姿を見て強く思ったわけです。

だって彼は1ドルが150円近くしていた時も、今の80円でも同じような笑顔でパラソルを運んでおこずかいと生活費としてサーフィンしているのですから・・・・・・・・



国債は暴落するのか?

真面目にこの国の行く先を心配する一人として「国債は暴落するか?」という今もっとも熱いテーマについて考えてみます。

テレビに登場するK女史などはどんどん国債を発行すれば景気は良くなるといっています。この種の理論の中心は、政府のバランスシートである負債の部にばかり目をやり、資本や資産を無視しているというものです。K女史は公認会計士でもあるので直感的にもそう思うのでしょう。

確かに日本はアルゼンチンやアイルランドのように外国が国債を多く持っている国とは異なります。

一方、このまま増発すれば国債は信用力をなくし、国債の長期金利は上昇しハイパーインフレーションが起こると警鐘を鳴らす人たちがいます。

この人たちは国債の発行が実体経済に波及しておらず、国債発行によるお金は血肉になっていない数値的データを持ち出します。私も実感的にはこちらに近い感じがします。何かをやろうと考えても長期的ビジョンの描けないこの国では有利子負債は大きな壁となるからです。

さらに彼らの意見の中には、高度経済成長とちょうど逆の高度経済停滞が起こっているとも言っています。さらに高度経済成長により、安価な若い労働力として都市に集められた人たちが高齢化し都市を急速に疲弊させるというものです。

つい最近読んだ日経新聞コラムに行天豊雄氏が「小泉さんが改革をほっぽりだしたから・・・」という件がありました。

私は「はっと」しました。そうか小泉さんは改革を実行しようとしたけど結局出来なかったんだ。その理由は官僚、政治家彼を取り巻く全ての人たちが彼の前に立ちはだかり改革を阻止したのだと。
それはとりもなおさず我々国民が痛みの伴う改革を望まず、このまま坂を転がって何もしないことを選択したのだと思い本当に目の前が真っ暗になりました。

今日から師走です。前半は目の回る忙しさですが、こんなときこそ忙即閑、閑即忙です。

こんな本を読んで徹底的に頭の中で考えることにしましょう。