我が敬愛するSパパは二度の手術をしています。最初は咽頭がんの手術そしてもう一つは食道がんです。どちらも初期で、食道がんは転移性ではありませんでした。
しかし、病院や医師によってその進め方は大きく違いました。Sパパの交友関係からすぐに受診した某がん最大病院では、手術でも放射線でも本人の希望で構いませんというのです。
犬友のドクターが別の先生の話も聞いてみたらと、自身が勤務していた事もあるJ大学病院の日本で1.2を争う名医という人を紹介してくれました。その先生は自分なら手術しますとのことでした。
さらに、この先生も前出の先生同様有名なT大学病院の先生であります。するとこの先生も同じように私なら手術します。J大学の先生でも同じだと思いますよとのことでした。そして8時間にも及ぶ手術で転移しそうなリンパ節を150個以上切除したのです。(食道のまわりにはリンパ節が多く存在)
そして手術に踏み切った訳です。もしあのとき手術をためらって放射線にしていたらどうなっていたのかと思います。その後Sパパは転移もなく、お酒も以前のように飲んでいます。土曜日にもお会いします。
私の大学時代の友人が子宮がんと診断されたと今日のブログにありました。当人、その心中察するや穏やかでないことは自分の脳腫瘍と診断された経緯からも良く分かります。
ただ是非冷静になってほしいと思うのです。進行がどの程度のものでどういった癌か分かりませんが、一般的に子宮はその構造的に内包的であり転移性は低いといわれています。手術+有効な治療薬もあるのでベストを選択すべきだと思います。ただ悲しいのはこの医学の分野に関してはその情報は非対称であり、我々の知る知識は少なすぎます。さらに、インターネットの弊害で間違った情報も多くながれており、藁をもつかむ気持ちがリテラシーを曇らせます。
50歳を過ぎると本当に何があるかわかりません。本当にです。彼女は2人の娘にも恵まれ、やさしいご主人と海に近い藤沢で暮らしています。彼女の根っからの明るさと、バイタリティでこの障壁も絶対乗り越えられます。手術日が決まったら教えて下さい。3馬鹿で応援にいくからね。戦う気持ちがなければダメです。弱気では免疫細胞もシュンとなってしまいます!!!