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2010年2月24日水曜日

天国の口 終わりの楽園 y tu mama tamblen


ふと時間があって入った映画館で良い映画に当たったときの高揚感は得も言われぬものです。

近頃ではプレブューや原作が売れてしまって内容の分かるものばかりですから尚更です。

この映画もそんな1本です。最新のCGもなく粗い画像は殺伐としたメキシコの風景と、少年時代の無垢で、純真で、無謀で、傲慢な心ともぴったりきます。

見た後何というか後味の悪い(イイ意味です)きれいに終わらないこの映画が本来の人間の心なのかもしれません。勧善懲悪や2項対立的解消方法では所詮割り切れないものです。

Ah-225 Mpiя

アントノフ225とはソ連・ウクライナ製の世界一重い航空機です。現存するのは1機だけです。

今回、自衛隊のハイチ支援のために大型の重機や設備を運ぶために貸し出されました。

ジェットエンジンは6機付いています。それにしてもこれが飛ぶんですから、揚力の効果というのは恐ろしいものです。

一度退役していたものが民間活用され、貢献している事例です。(写真はウィキペディアよりお借りしました)

秘密基地

子供のころは河原で良く遊んでいました。「ひとさらい」が来るから気をつけなさいとよく言われたものです。「ひとさらい」なんて言葉懐かしいですね・・・・・・・・

というわけで私にとっての秘密基地というのは映画スンドバイミーに出てくるようなツリーハウスではありません。20世紀少年に出てくる河原の葦をかけたような基地です。

ここにGIジョーや子供の宝物を持って隠していました。葦の間から洩れる日差しが初春の乾いた風と相まって瞼を閉じさせたものです。

リバーサイドというのが私の少年時代の原風景です。だから川面を見ると癒されるのかもしれません。

ショートトリップ 九十九里

息子が今日から2泊3日で高校時代の友達12名で九十九里に旅行です。

妻が「九十九里の駅ってどこにあるの?」「九十九里っていう駅はないの」「どうして」「九十九里のどこに作ればいいの!」  本人も大笑いです。

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泊るところは安いバンガローのようなところで自炊をするそうです。何でも高校時代の文化祭の縁日班ということで調理には抵抗がないのかも?しれません。特急は高いからと普通列車です。みんなとっても剣約家です。

その友達の中には小説家井伏鱒二氏のお孫さんがいたり、数学の銀メダリストがいたりと多彩な顔ぶれのようです。井伏鱒二氏のお孫さんは国語は抜群にできたようです。(息子談)

いよいよ4月から医学科の生徒です。今はまだ理科Ⅲ類の教養学部生です。

パンのための学問にならないように、志を大きく持ち、一歩一歩歩んでほしいものです。

セカンドオピニオンの大切さ

我が敬愛するSパパは二度の手術をしています。最初は咽頭がんの手術そしてもう一つは食道がんです。どちらも初期で、食道がんは転移性ではありませんでした。

しかし、病院や医師によってその進め方は大きく違いました。Sパパの交友関係からすぐに受診した某がん最大病院では、手術でも放射線でも本人の希望で構いませんというのです。

犬友のドクターが別の先生の話も聞いてみたらと、自身が勤務していた事もあるJ大学病院の日本で1.2を争う名医という人を紹介してくれました。その先生は自分なら手術しますとのことでした。

さらに、この先生も前出の先生同様有名なT大学病院の先生であります。するとこの先生も同じように私なら手術します。J大学の先生でも同じだと思いますよとのことでした。そして8時間にも及ぶ手術で転移しそうなリンパ節を150個以上切除したのです。(食道のまわりにはリンパ節が多く存在)

そして手術に踏み切った訳です。もしあのとき手術をためらって放射線にしていたらどうなっていたのかと思います。その後Sパパは転移もなく、お酒も以前のように飲んでいます。土曜日にもお会いします。

私の大学時代の友人が子宮がんと診断されたと今日のブログにありました。当人、その心中察するや穏やかでないことは自分の脳腫瘍と診断された経緯からも良く分かります。

ただ是非冷静になってほしいと思うのです。進行がどの程度のものでどういった癌か分かりませんが、一般的に子宮はその構造的に内包的であり転移性は低いといわれています。手術+有効な治療薬もあるのでベストを選択すべきだと思います。ただ悲しいのはこの医学の分野に関してはその情報は非対称であり、我々の知る知識は少なすぎます。さらに、インターネットの弊害で間違った情報も多くながれており、藁をもつかむ気持ちがリテラシーを曇らせます。

50歳を過ぎると本当に何があるかわかりません。本当にです。彼女は2人の娘にも恵まれ、やさしいご主人と海に近い藤沢で暮らしています。彼女の根っからの明るさと、バイタリティでこの障壁も絶対乗り越えられます。手術日が決まったら教えて下さい。3馬鹿で応援にいくからね。戦う気持ちがなければダメです。弱気では免疫細胞もシュンとなってしまいます!!!

ケアリィ・レイシェル

ハワイアンに興味のない人でも彼が「涙そうそう」のカバーは聞いたことがあるのではないかと思います。ハワイアンスピリチュアルを色濃く持っているアーテイストの一人です。

最近ではサンライズ、サンセットをテーマにしたCDも出しています。コンサートももちろんグッドです。

しかし私にはこのカオラオマイレのCDが好きです。ケアリイの祖先や家族への深い愛情がこめられています。この家構えはマウイのカパルアにあるグローサリーストアーに似ています。

ハワイアンのゆっくりした音楽は自然の波や風を感じさせてくれます。そうメローなんです。

ラム好き  ラムの香草焼き


我が家では骨付きラムを良く買ってきます。妻も私も私たちの時代にはラム肉を食べるなんて北海道の人でもなければ考えられなかったと言います。そういう時代でした。

我が家のラムの香草焼きは簡単です。是非お試しあれ!!

レシピ

☆ラム肉に塩・胡椒して冷蔵庫で寝かせる
☆新鮮なローズマリを手で細かくする(我が家は庭のローズマリーの新芽を使います)
☆フライパンにピーナッツオイルを引いて、肉がカリッなるように中火で焼く
☆肉を取り出しアルミホイルに包んでおく(余熱を利用して火を入れる)
☆フライパンを軽くお掃除して、バーター、白ワイン、バルサミコ酢を入れる
☆あとはお皿に盛ってこのソースをお肉に掛けるだけです

※ここでケチらないで美味しいバルサミコ酢を使って下さい。味に差が出ます。

ホワイトアスパラガス テリーヌ

土曜日の集まりのために試作したテリーヌです。両方とも生食用の帆立貝を使うのですが、一つはトマトピューレで味付けます。もう一つは青のりです。

トマトピューレのほうは少し柔らかくなってしまいました。もう少し水分量を抑えましょう。青のりはうまくいきましたが、青のりの風味が飛んでしまいます。ソースに工夫が必要です。

ところで妻が、国産のホワイトアスパラガスを買ってきました。まわりをよく取り除き、調理し最後に卵を乗せてバルミジャーノを振りかけてお皿に盛りました。今回はオランデーズソースは作らず手抜きです。

ムッムッムッ????!!!!! やはりジョエル(今は六本木に移転した)のアスパラとは似て非なるものです。風味、柔らかさとも国産のものはフランス産に及びません。どうしてなんでしょう?

2005年のエルミタージュ  イイです。すっとしています。

La Vinée Cave de France á Tokyo

ガーデンプレイスにあるワイン屋さんです。店名の由来はフランス語の古語で「葡萄醸造所」という意味とのことです。以前はタイユバンが運営していたころにはボルドーの4大シャトーをはじめ、ペトリュスやルパンのビンテージなど扱っていて、私はイイやと敬遠しておりました。手前のワインパーティでは良く購入していたのですが・・・・・・・・

近頃運営が代わり、「ラ・ビィネ」としてリオープンしました。イイじゃないですか、フランスワイン中心ですが、ボルドー、ブル、それにローヌ、アルザスもあります。中々扱っていない、ジェラソンジュラもあります。価格帯も2000円代からずっとずっと上までこれなら選べます。

今日はこれから暖かくなったら美味しい切れ味のあるローヌの「ビィオニエ」とさっぱりしていながらしっかりとしたジェラソンのプティ・マンサンとグロ・マンサンのブレンドの3年物、さらにクロ・エルミタージュのハーフボトルです。ルフレーブもほぼ全てのラインナップがあります。さらにムルソーも沢山あります。これから覗く楽しみが増えました。ソムリエさんも知識、経験とも豊富のようで、皆で良いしワインを買い付けてくるようです。

そうそう、カードを作るとカードでも5%オフになります。これも嬉しいかも?