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2011年9月15日木曜日

相互作用 エネオスカード 福を呼ぶブタちゃん

ガソリンをエネオスカードで入れるようになって2月経ちます。

今月は給油回数も多く、最高割引率に届きそうです。

ところで知らぬ知らぬ間にエネオスのガソリンスタンドを探して入れようになっていました。

相互作用と言うやつです。これは販路拡大として中々の作戦だと思います。

こうした作戦を囲い込み(エンクロージャー)というんです。

1回の給油で500円近く割引になれば、5回で2500円です。馬鹿に出来ません。

何事も一円からです(笑)

ところでオールドネイビーで買ってきた福を呼ぶブタちゃん貯金箱が一杯になりそうです。

ほんとうにお金たまりのよい良い子なのです(笑)

貯め初めて1年半といったところです。

一杯になるとお札の大きい方は貯めておいて、小さい端数の金額でスタッフとランチの予定です。

場所は元競馬の宮川と決まっていますが、ほんの少しお金が入る余裕があります。

お金ってこうして貯めて行くんです(笑)ナンチャッテ???

ニッチな商品 実践主義

マーケットには必ずニッチな場所が存在します。

先日、お話した南青山の眼鏡屋さんは5万円以上の商品なのに、ZO**や眼鏡**の商品のような誰もが持っているものと違うものを求めて、あの短い時間に多くの来店で購入していく姿はまさに眼鏡マーケットのニッチな場所でもある訳です。

ところが作る側はマーケットの多様性は理解するものの、多様性の深度が違うのです。例えば国産の大手メーカーの出す車は名前は違えど深度は同じだったりします。つまりカロー*もクラ**も同じという具合にです。(英語のCは同じですけど)

例えばタグホイヤーという時計のブランドがあります。これなどロレックスとクオーツのちょうど中間的ニッチを狙ったブランドである意味いままで成功しています(今は価格が上がった)

では作る側がその深度を理解するにはどうしたら良いのでしょう?

簡単です。味わってしまえば良いんです。フェラーリに乗らない人がフェーラーリを分からないように、実際に味合わないで、こんなもんだろうといい加減なさじ加減で行うから深度がずれるのです。

旨いものを作りたければ旨いものを食う、速い車を作りたければ速い車に乗る、良い文章を書きたければ良い文章を読む、良い家を作りたければ良い家に住まう・・・簡単なことなのです・・・



趣味の話  





パーティの時、趣味と言うのは「ほんの小さなことまで拘る」から趣味なんだと良い事を言っていました。私も同意です。

私の趣味の一つの料理もそうです。食べることももちろんですが、どうしてその味になるのか考えることが楽しいのです。

本来なら、師匠から直伝というのが望ましいのでしょうが、お金も暇も無ければ書物から学ぶしかありません。

ということで、フレンチのテクニックの一つである油による低温調理であるコンフィとリエットの本とブッフブルギニオンに見られる煮込み料理についてのこの2冊買い求めました。

コンフィは池尻のオギノのシェフも監修に加わっています。

秋が深まれば、こっくりした赤ワインとジビエが恋しくなります・・・

真贋 ビジネスの話

大分前にこの吉本隆明氏の「真贋」という本を読みました。



中々、面白い事が書いてありました。

物事には「利得だけでなく、毒も加味しなければならない」という。

本当にそう思います。

ビジネスの成功とは何だと思いますか?

これはサービス業に限った事ではないのですが、私には相手の一切合財を理解したうえで、納得してもらう方法を提供することだと思うのです。

つまり相手の環境、嗜好性、社会的立場、思想そういったものを全て包括して最適解を求める作業だと思うのです。

それは難しいです。一長一短に出来ません。判断を誤る場合もあります。しかし、この方法でアプローチする以上、そこには共感が生まれ、どちらも後悔しません。後悔しないから、口づてにビジネスは広がるのです。

私はかつて一度も営業というものをしたことがありません。相手から話が舞い込みます。欲が無いかと言えばそんな事はありませんが、欲どおしい人に誰が頼むのでしょうか・・

昨日、我が社のスタッフT氏が友達のビルを管理してほしいという案件を持ってきました。

私はプランディングの中で大切にしているのはその商品やサービスを家族や友人に薦めるかという問いです。その意味で彼は最高のロイヤルティを獲得したのです。

今度は彼の番です。相手の一切合財を理解したうえで最高のオペーレーションを提供できるか問われるからです。

ここまで来ると単なる経済的利得だけでは測れない結びつきが生まれるものなのです。

南の島の少女

南の島にある少女がいました。裕福な家庭に育つその少女は花よ蝶よと周りから可愛がられ何不自由なく育ちました。

少女は王子様に見初められ、南の島の王妃になりました。

大好きな靴をいつも海の向こうのファッション誌を眺めながら、王様から何足も何足も買ってもらいました。

あっという間に王妃の靴は収納箱に収まらなくなり、新しい靴の保管庫を作ることになりました。

その保管庫も暫くすると一杯になり、彼女の寝室は靴一杯になってしまいました。

すると寝室が一杯になると今度はトイレまで靴が占領するようになりました。

食卓も靴に囲まれ、王様は仕方なく新たな宮殿を作るように島民に命じたのです・・・

ハリケーンで食べることすらままならない島民は怒りの矛先を王妃に向けました。

王様と妃は島民に殺されてしまいました。

残ったのは一度も履かなかった膨大な靴と王妃のくつべらでした。

普通の人には足は2本なのですから・・・


これは本当の話です。人には出来るから行う勇気と出来ても行わない矜持が必要です。

こんなことさえ理解できない人を見ると悲しくなります。我ながら・・