むろん個別の国同士の関係から税率が変更されたり、法律の特例などを考えれば膨大な量になるので今回はこのところ良く利用する自転車のパーツについて的を絞ってみた。
自転車のパーツもちろん個人輸入に限る訳ですが、これが原則無税なんです。これは知らなかった。例えばセラサンマルコのこのサドルは通常2万1千円です。これが海外の通販サイト(wiggle
)では1万3766円です。実に定価の65.5%。
これはいくらなんでも価格差がありすぎる、ということで海外サイトにオーダーをすると約2週間で手元に届く事になる。
この時に関税を支払う必要があるんだけど、通常は郵便局がこの関税徴収の代行と手続きを行う。
パーツは免税なのに何故??実はここで課税されるのは消費税。原則1万円まではこの消費税も課税されない訳で、1万円を超える部分に消費税4%が課税される訳。
さらにこの消費税本体(端数切り捨て)に25%の地方消費税が賦課されることになり、合計で600円の消費税負担となる。
これに通関手数料(徴収手数料のようなもの)が200円掛って合計800円の負担となる。
なんでこんな事を調べたのかと言うと、このところ税関の課税が世界的に厳しくなっているようだから。
先日もドイツで音楽家が自分の使っていたバイオリン(ストラビィバリウス)を海外のコンサートに持ち出そうとしたら1千万円以上の関税を掛けられたとニュースで聞いたから。
成田税関に問い合わせしました。ワインについては申告は要らないけど免税範囲はその入国する国によるとのこと、つまアメリカなら州による違いはあれど一人一本までは免税の範囲・・・
これってロマネコンティでもおんなじなのね・・・ちょっと不思議・・???確か課税価格の算定方法が難しいからか・・???普通のヴァイオリンとストラビバリウスもねぇ???