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2011年6月1日水曜日

KEITH JARRETT "BELONGING"

ECMの顔ともいえるキースジャレットと北欧のミュージシャンの作品です。

抒情性は失われていません。

このBELONGINGの意味は従属するものという意味もありますが、今回の震災で言われている絆や家族という意味もあるのです。

久々に引っ張り出して聞いています・・・

ポルシェ偏愛 電気自動車

前回ステラに試乗し、電気自動車の持つポテンシャルに改めて気づいた私ですが、我が愛するポルシェはすでに100年以上前のパリ万博にれっきとした電気自動車を出展しているのです。

それもホイールモーターをつけたやつです。

当時は電気自動車、ガスタービン、ガソリン、そしてこれらを組み合わせたハイブリッドを模索していたのです。

そうです今ととても似ている状況です。

その後ポルシェは幾度かのモデルチェンジを行いながらも一貫してその設計思想は保たれ、一目でポルシェと分かる車を作ってきたのです。

あの小さな後部にエンジンを詰め、重心バランスを崩さないためにはフラット6しかなかったのです。

これは今も健在です。

私は行ったことがありませんが、シュツゥトガルドのポルシェ博物館にはこうした昔のレプリカが所せましと並べられているようです。送られてくるクリストファートーラスという雑誌に載っていました。

ここでポルシェ好きの人にポルシェの車体番号の解を教えます。

例えばこのWPO ZZZ 91 Z B S 1 0 0001という番号は

WPOは世界生産コード、アウディならWAUとなります。
ZZZはVDSコード、そして91はモデルコードつまり911ということ、ZBSのZは検査記号、BはモデルイヤーでB=81年製、Yなら2000年です。そしてSが生産地です。Sならシュトゥットガルドとなる訳です。
ポルシェも例外にもれずカイエンやボクスターはスペインや東欧で生産されているのでこのあたりも拘りの所以です。

そして1は911.3のモデルコード、0がエンジンコード、0001がシリアルナンバーとなります。





しばらくはまだポルシェへの偏愛は続きそうです。




Crucial Item 宗達"黒松"


平日の朝食は事務所で取るようになってこの宗達の黒松は欠くことのできない必須アイテムです。

この宗達はスタッフT氏の奥様より戴き、それ以来のファンとなりました。

他の昆布だとかなりの量を入れないとたっぷりのお湯を使えませんが、この黒松は少量でもこくがあります。

すっぽんのエキスで煮込んでいるだけあります。

同様の商品にホタテで調理した赤松というのがありますが、私は黒松派です(笑)

という訳で、本日も焼きおにぎりのこの黒松茶漬けを戴きました。

ライフスタイル展 鳴川 肇氏

私の場合、同年代と仕事をするということは滅多にないのです。

顧客の多くは年長者で、一方、建築関係をお願いする場合はプランニングや実設計も若い人が多いのです。でもそれじゃなきゃ私パイプになりませんから(笑)

そんなお世話になった方の中に鳴川肇さんがいます。犬友のパーティにも飛び入り参加していただいてみんなの興味を惹きつけていました。

彼のすごいところは後述のような研究をやっているにもかかわらず、肩書や職業で人を判断するようなことはなく、非権威的なのです。いわば純粋にそのことをやりたいからやっているという爽やかさがあるのです。これは彼と接する誰もが抱くのではないでしょうか。

彼の出処は大学の建築科を卒業後、芸大の大学院で構造を学ぶという一般では珍しいものです。オランダでの生活も長く、ローマ賞を受賞した作品を設計するなど、現在では科学未来館のアドバイザーも兼任するかたわら本職は大学で教鞭をふるっています。

彼はジオデシックドーム、宇宙船地球号で有名なバックミンスターフラーの研究者でもあります。

彼が数年前から取り組んでいるのが、球体の歪みを均一に補正し、平面化するという技術を開発し、オーサグラフという地図を作製し応用することです。写真は彼から戴いたオーサグラフです。





今回のライフスタイル展に出展するとメールを戴きました。

以前は毎年ライフスタイル展を見て回り、ビジネスの新しいヒントを得ていましたがこのところご無沙汰です。

まだ予定はたちませんが、是非機会を作ってスタッフのT氏を連れて足を運んでみたいものです。

興味のある方は是非お立ち寄りください。