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2011年2月2日水曜日

トップは動くべし

2月の中旬以降は契約の最後の仕事が詰まっており、ならば杉花粉の前と億劫がっていた小布施の仕事も楽しみむことにして明日出発します。

するとどうでしょう、あまり期待していなかった別の比較的大きな仕事が入りました。トップが吉方に動くと物事が動き出すといいますが、本当にそうです。

マウイに行く前に仕事が急に忙しくなるのと似ています。

ただ、この仕事は日本全国に行かなければならず、時間と手間も掛りそうです。しかし、それを楽しむ余裕で行きましょう。6月は4月に比べて比較的に暇とSパパのジュネーブのお誘いに返答しておりましたが、この仕事が動き出すとどうなるか分かりません。

仕事は人の縁で始まります。そして真摯に勤めあげればその縁は続きます。山口県にも近々行かなければならないかもしれません。仕事はのんびりとしたいと思っているのですが中々そうは問屋が下ろしてくれないようです。

齷齪は嫌いなのですが・・・・・・911とゲレンデの使い分けで飛び回る日が多くなりそうです・・・・

驥尾に付す アメリカの債権格付け法


1970年代に三井信託銀行証券部が翻訳し日経新聞が発刊したこの本は残念ながら絶版となっていますが、その翻訳及び本書の企画を上奏し、事実関係の称号や翻訳全体の平仄を整えたのがSパパなのです。訳者前書きにもその事がはっきりと記されています。Sパパよりお借りして暫しお勉強であります。

本書の中ですでに1970年代のアメリカも実は借金まみれの体質であることが指摘されています。さらにS&Pのオープンさに比して、ムーディーズの情報の閉塞性など今と何ら変わりありません。

私はこのことに疎くて」と発言した一国の総理の知識の寂しさを憂う前にもう少しこの本を読んで勉強でもしてほしいものです。とにかくこの時代からアメリカの金融政策についてきちんと研究している人たちがいるのですから、後輩は学ばなければなりません。驥尾に付すとはそういう意味です。