ブログはそうでもないのだけど、フェイスブックやツィッターをやっている人からはこんな危ない事があったとか、こんな危険な情報が平然と流れていると言った類の話が多く目にとまります。
当然、フェイスブックはオープンで原則実名です。悪用しようと思えば出来るでしょう。
ただ、私の仕事は長年、書類から事実を見分けることが要求されるのです。自慢ではありませんが1件を除いて、禍根なく20年続けています。唯一の一件は書類に書かれている事は全て真実で嘘が無く、提出した人も本人だったのに第三者が入居してきたという例です。これとて経験で今では判別できるようになりました。
しかしながら一般の人にこの経験を会得するには時間も掛るでしょうし、機会も少ないと思います。
そこで今日、糸井重里さんのブログにとても良いは記事が掲載されていましたので以下引用させていただきました。是非、それ以外にもイトイさんの慧眼ある言葉が掲載されていますので興味の方はブログに足を運んで観て下さい(指を運ぶ???)
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・早野龍五さんが、霞が関での勉強会で、
「ツイッターに集まる玉石混交の情報を、
どう判断して選別するか?」という質問に、
「石を見ることが大事。
石を知らないとリスクコミュニケーションはできない」
と答えたと知りました。
なるほどなぁ、と思いました。
さまざまな危機のなかで、
ウソだのデマだのまちがいだのも、
事実や真実のように流通します。
しかし、どこかにウソやデマであるという点が、
見つけられるはずです。
それは、善意から出発して発せられたものでも、
善意のなかで流通していくものでも同じことです。
「ああ、これはデマなのか」と知ることが、
選んではいけない方向に
じぶんが進んでしまうことから、身を守れます。
これが、「石を見ることが大事」という意味でしょう。
ぼく自身が、二年間ツイッターをやってきて、
自然にやっている情報の選別が、
早野さんの語っている、この方法だったと思います。
ほんとうは価値のない、信じては危ない情報のほうが、
ハデだったり驚きがあったりね、スキャンダラスです。
そういう情報を目にした場合、
「たいへんだ!」とすぐに騒ぎ出すのではなく、
「ほんとかな?」といったん立ち止まって、
じっと見ることが大事だと思うのです。
幽霊を見たと思ったら、正体は枯れ尾花だったりします。
でも、それは、じっと見たからわかったことですよね。
「まさか!」という情報のほうが、人の興味を引きます。
でも、その「まさか!」が成り立つためには、
そうとうにたくさんの条件が必要になるはずですよ。
じっと見ると、おかしいところがかなり見えてきます。
ぼくは、ほとんどの問題にシロウトなので、
これが正しいと断言できるようなことは少ないのですが、
その情報は「石」だな、ということだけ判断しています。
「ほんとかな?」程度の勉強は、
シロウトでもできるから、そうしているだけです。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
新緑がきれいだ‥‥とか言ってると、梅雨がくるんだよな。
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2012年5月24日木曜日
気になる人 堤 幸彦
映画の取り方には無数の方法があると思う。ストーリーを大切にして人物の心の様子を丁寧に描く方法、時間軸を基準にパラレルワールドを対比させる方法など手法は星の数ほどあろう。
私はこのところ堤幸彦監督の映画をよく観ている。漫画ではまった「20世紀少年」、テレビでお馴染の「TRICK」さらに藤田誠主演でB級戦犯で唯一死刑になった岡田准将の「明日への遺言」などそのどれもが堤氏の作品だ。
堤氏の出所は大学卒業後、専門学校で映像を習い、テレビ局に入社し数々のテレビを制作してきた。
そして最近になって映画のメガホンを取ることが多くなったと聞く。
先日「SPEC」観た。私はストーリーの展開が写真で切り取られた画像の連続のような気がした。
バルトの言葉を借りるまでもなく、日本は記号の国だ。彼はその記号をうまく利用しているのだ。
とある道路工事現場の画面に大きな看板が立てられている。実際に住宅街の郊外都市にある奇妙なこの看板を私も観たことがある。
そして並列してある看板も首都高に忽然と掲げられすぐに撤去された熱海の某旅館の看板・・・みごとに都界に存在する記号を違和感を映像の下敷きにしている。
何かの感覚に似ている・・・・そうだ、村上春樹氏が描くそれに似ているではないか・・・首都高3号線の西日の部屋、ベランダに出されたゴムの木・・・・どこにでもありそうで奇妙な景色だ・・・・
都界のラビリンスは存在する。少なくとも私はそう思う。映像は切り取られそれぞれバラバラにされ再構築される・・・・まだまだ堤氏から目が離せない・・・・・
私はこのところ堤幸彦監督の映画をよく観ている。漫画ではまった「20世紀少年」、テレビでお馴染の「TRICK」さらに藤田誠主演でB級戦犯で唯一死刑になった岡田准将の「明日への遺言」などそのどれもが堤氏の作品だ。
堤氏の出所は大学卒業後、専門学校で映像を習い、テレビ局に入社し数々のテレビを制作してきた。
そして最近になって映画のメガホンを取ることが多くなったと聞く。
先日「SPEC」観た。私はストーリーの展開が写真で切り取られた画像の連続のような気がした。
バルトの言葉を借りるまでもなく、日本は記号の国だ。彼はその記号をうまく利用しているのだ。
とある道路工事現場の画面に大きな看板が立てられている。実際に住宅街の郊外都市にある奇妙なこの看板を私も観たことがある。
そして並列してある看板も首都高に忽然と掲げられすぐに撤去された熱海の某旅館の看板・・・みごとに都界に存在する記号を違和感を映像の下敷きにしている。
何かの感覚に似ている・・・・そうだ、村上春樹氏が描くそれに似ているではないか・・・首都高3号線の西日の部屋、ベランダに出されたゴムの木・・・・どこにでもありそうで奇妙な景色だ・・・・
都界のラビリンスは存在する。少なくとも私はそう思う。映像は切り取られそれぞれバラバラにされ再構築される・・・・まだまだ堤氏から目が離せない・・・・・
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