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2009年10月27日火曜日

鮭の話




「鮭児」の握りを食べたとき大将がこれは種類が違うんだと言っていたのが気にかかり調べてみました。


もともと日本人の大切な蛋白源として魚は親しまれてきた訳ですが、殊にこの鮭は古くから食されています。この鮭図は近代絵画のさきがけである高橋由一氏の作品で、一度は目にしたこともあろうかと思います。

鮭の種類は
☆シロザケ
☆カラフトマス
☆さくらマス
☆べにさけ
☆ヒメマス
☆ギンザケ
☆マスノスケ
☆ニジマス
☆タイセイヨウサケ
以上になります。


輸入されるキングサーモンはこのマスノスケですが一部ではアトランティックサーモンもキングサーモンと呼ぶらしいです。

では鮭児はどれなのでしょうか?実はシロザケなのです。トキシラズも同じくシロザケで春から初夏に取れるものです。秋口になるとこれをメジカと呼びます。そして河口沿岸の定置網で取れる秋ざけ、秋あじ、ギンケなどと呼ばれます。鮭児はこのシロザケの中で性腺が未発達のいうならば突然変異種の鮭のことです。見分け方はこの性腺の数によります。というわけで結論が出ました。


写真はマルハニチロさんの運営するサーモンミュージアムよりお借りしました。そちらも是非覗いてみてください。






ながめ遊園地

何十年もボヤーとしていた記憶が一気に甦るそんなことありませんか?

おそらく入学前に父に連れられて見た菊人形とその横にあったお化け屋敷がどこだったのかぼんやりした記憶の淀みにありました。

それがつい最近テレビでこのながめ遊園が復活したということを知り記憶が甦りました。最終公演は梅澤登美夫さんだったようです。

父は足尾に陶芸用の登り窯を持っていましたが、住まいに近いところにということで大間々の近くに土地を購入したことを覚えています。確かにながめ遊園は近くです。

そうここだったんですね。オーバーの毛糸と菊の匂いが思い出されます。

台風一過 

雲ひとつない今朝の空です。台風20号がすぎてまさに「台風一過」です。

昨晩もよく眠れました。少し前までの体調不良はなんだったのかと疑うばかりです。

人間の肉体と精神というものは持ちつ持たれつ互いに干渉しあっています。何分、自律神経はこうしたいとか、こう動かしたいという能動的行動が生み出せません。不眠、寝汗、夢ならまだしも手足の筋肉の硬直、めまいなどが起こるのですからやっかいです。

しかし、そこには精神を介在した色々なことが干渉しあっているわけですから、その一つ一つを分析し、剥がしていけば良いということになります。ある意味の認知行動療法です。それと驚くほどマッサージが効果ありました。筋肉をほぐしながら、ツボを押すのです。これは効き目あります。

このところの私はアースする力が弱かったのかもしれません。これをしないと身体は持ちませんから・・・・・

脊椎管狭窄症と診断された叔父が結局手術はしないで良いということになりました。叔父は昭和15年生まれの69歳です。一般に脊柱管狭窄症と診断されて15年程度で悪化すると言われています。これは患者の年齢や環境も合わせた先生の賢明な判断だと思われます。

生まれたときから人間どんどん古くなっていくのです。50歳も過ぎれば尚更です。そんなこんなで多少の故障や不具合とうまくつきあいしか方法はないでしよう。

寿がきや オリエンタリズム


三和楼で買ってきた折角のショウロンポウをレンジで加熱しすぎて干物になってしまったため食べられません。急遽朝食は「寿がきやのとろろうどん」です。これは生めんですが真空パックなのでまわりをよく洗い落とす必要がありますが、昆布だしが効いて美味しいです。
23年前赴任していた岐阜の駅前のSCには色々なテナントが入っていました。特にB1にはこの寿がきやさんやカレーのお店が入っていて地元の若者には人気でした。


あの当時は、東京の文化が一番だとどこへ行っても押し付けていました。そう「オリエンタリズム」そのものです。今なら違うものが見えているのですが、あの当時は見えませんでした。まさに若気のいたりです。

秋の恵み きのこ


例年この時期にお世話になる宮城県の大崎市の「ちいくろ」さんよりきのこが届きました。


今年は「ひらたけ」「くりたけ」「ぬめりすぎたけ」「はたけしめじ」「なめこ」です。
以前ならここにいかなければ食べられなかったものをインターネットで取り寄せることができます。
地元の人に感謝です。


少量ですが会社のスタッフに分けて皆で秋の恵みです。


まず塩水に唐辛子を入れて虫だしです。
夕餉はこのきのこを使った「きのこ汁」と「なめこおろし」です。こうした季節の食べ物が効いたのか風邪も良くなっています。睡眠も十分に取れるようになり、寝汗もありません。この前までの体調不良はなんだったのかと思えます。不思議なものです。