私が詩を読んでいいなあと思うようになったのは30歳を過ぎていた。
勉強のために読む詩集くらいつまらないものはない。
30歳を過ぎて谷川俊太郎さんの詩集に出会った。彼の処女作でその詩集は「20億光年の孤独」だった。
彼が二十歳そこそこで書き上げた処女詩集と言うからもっと驚いた。私は30過ぎまで知らなかった。
茨木のり子さんの「依りかからずに」も良い詩集だ。しかしなんといっても彼女の作品では77年に発表された「自分の感受性くらい」は脳天をガツンとまるで打たれた気分だった。ここでその詩を紹介する。
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難かしくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
(詩集「自分の感受性くらい」S52.から)
詩の世界も新しいムーブメントが登場している。「Oblaat」(オブラート)はメディア自体を詩的な操作対象にしたデザインレーベル。 本の世界に閉じ込められていた詩の仕事を、プロダクト、空間、情報技術の場で展開する。
その第一弾がこのポエミクロという200ミクロンの大きさに文字をして、前述の谷川俊太郎さんの書き下ろしの詩を閉じ込めたもの。
顕微鏡で現れる言葉がガラスを通して意味を持ち、訴えかけてくる・・・・面白い
詳しく知りたい方はこちら
http://oblaat.jp/
詩集を暫くぶりに開いて見たくなった・・・・・・
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2010年10月1日金曜日
Parisの鰻 サントノーレ通り
以前パリによく行っていた時、サントノーレ通りにある有名なNといううなぎ屋さんでうなぎを食べことがあります。
その店は東京で東麻布にある有名店で以前白焼きを食べときに美味しかったので期待して入ったのですが・・・・・・・・・・・結果???えっこれうなぎ??これウツボじゃない???
回りを見渡すと金髪のゴージャスなマダムが美味しそうに口に運んでいます。
後で分かったのですが、ヨーロッパのうなぎは日本のそれとは種類が違うそうです。
ということでパリでうなぎを食べるときには日本のそれとは違うので心して食べてくださいね・・・・
その店は東京で東麻布にある有名店で以前白焼きを食べときに美味しかったので期待して入ったのですが・・・・・・・・・・・結果???えっこれうなぎ??これウツボじゃない???
回りを見渡すと金髪のゴージャスなマダムが美味しそうに口に運んでいます。
後で分かったのですが、ヨーロッパのうなぎは日本のそれとは種類が違うそうです。
ということでパリでうなぎを食べるときには日本のそれとは違うので心して食べてくださいね・・・・
コンタドール UCI暫定資格停止
とんでもないニュースが飛び込んできました。コンタドールが7月21日のツール中に行われたドーピング検査で陽性反応が出て、暫定的にUCIの資格停止になったといういうのです。
詳しいことは分かりませんが、反ドーピング委員会で決められた量の1/400というからこれもまた不思議です。
詳細は分かりませんが、こんなニュースを聞くと折角、ロードレースに興味を持っていてもだんだんファンは離れていきます。
息子は極端なことを言います。だったら全部有にすればいいんだと。これも極端ですが、薬物の種類も進化し、それを見抜く方法とのいたちごっこだからです。
ロードバイクは極限の競技です。人間の脚だけで毎日200キロの距離を3週間走るんです。
痙攣しても、怪我をしても、たとえ骨折しても走るのです。わたしなんぞまだ脚が治らずバイクにまたがれません。選手たちの凄さに驚かされるだけに残念です。
詳しいことは分かりませんが、反ドーピング委員会で決められた量の1/400というからこれもまた不思議です。
詳細は分かりませんが、こんなニュースを聞くと折角、ロードレースに興味を持っていてもだんだんファンは離れていきます。
息子は極端なことを言います。だったら全部有にすればいいんだと。これも極端ですが、薬物の種類も進化し、それを見抜く方法とのいたちごっこだからです。
ロードバイクは極限の競技です。人間の脚だけで毎日200キロの距離を3週間走るんです。
痙攣しても、怪我をしても、たとえ骨折しても走るのです。わたしなんぞまだ脚が治らずバイクにまたがれません。選手たちの凄さに驚かされるだけに残念です。
My 80's 懐かしいの80年代
昔を懐かしんでいる訳ではありません。当時、なけなしのお給料で買ったLPが次々と復刻されています。しかし、タイミングを逃してしまうと中々手に入りません。プレミアムさえついてしまいます。
この”The Dukes”もそんな一枚です。入社したての私を今は亡きT先輩やM先輩が渋谷のシスコに連れて行ってくれました。そんなときに買った一枚です。
大学の頃にはアップテンポのソウルにはどうも付いていけず、ジャズやフュージョンを聞いていた私ですが、少しポップな曲も聞くようになったのもこの頃からです。
厳密には80年代でないものも含まれていますが、そんな曲を集めてプレイリストを作ってみました。
My 80's Playlist
”The Dukes"
"Jazz Life" Mark Winkler
"Lost in Love" Air supply
"Never Turnnigback" Bruce Hibbard
Contry Comfort
Diana Ross
"Night Fly"Donald Fagen
The Eagles
Ericc Tagg
George Benson
James Vincent
Michel Franks
Rob Galbraith
Sade
Seawind
Stievie Wonder
Stuff
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