ビンテージといってもジーパンやアロハシャツのことではありません。
建物などの資産のお話。写真はPAIAのビンテージな建物です・・・・・
建物などは新しければ綺麗で使い勝手も良いのは確かですが、中古建物を買うという方法もあります。そう使えるヤツをね・・・
特に事業を行っている人などはよく考えてみるべきです。
例えば築後30年経過したまさしくビンテージ級の木造建物があったとします。するとこれは木造モルタル造の建物の耐用年数が20年なので全て耐用年数期間が経過したことになります。
こういったケースでは税法によると元々の耐用年数の20%が新たな耐用年数となります。つまり4年です。
取得費が3000万円だっとすると定額法では0.438となり毎年約1314万円の償却が計上できることになります。2億円の鉄筋コンクリート建物だって新築なら47年なので定額法で0.022です。
つまり毎年440万しか償却出来ないのです。
それが年に350万円の収入を得られるならほとんど税金は掛りません。他に収入があれば尚更です。
詳しいことは専門家に任せるとして、新しいものと古いものそのどちらの価値も認めてあげることでキャッシュフローにゆとりが出てくると言う訳です。
建物代金はサンクコストです。それがこんなに有効に使えるのです。皆さん是非古いものもバカにしないでお考えください。
家守の独り言でした・・・・・・・・・