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2010年3月21日日曜日

大西洋クロマグロ規制否決

このクロマグロ規制が否決されたニュースを見て、マグロが食べられると喜んでいるどこかの国がありますが、皆さんはどう考えますか?

クロマグロが減っているのは事実のようなので、我が家はクロマグロが食べたいとも思わないので食べません。他にありますから食べ物は・・・・

いやいやマグロの話ではなく、この背景についてです。

日本のマスコミはその何故について取材しません。

息子は「禁止になった方が良かった、これから大変だよ」と言っています。

私はこの背景に政治的なパワーゲーム感じます。確かにチュニジアなど実際の漁業国が深刻なダメージを受けるというのでアラブ諸国が団結したことは容易にわかります。

一方で中国が何故?という疑問です。確かにぎくしゃくした米中関係からは否決に動いたことは想像つくにしても、それだけでしょうか?

今、中国は海上覇権を狙っています。友好国の港湾整備という名目で、ミャンマー、スリランカ、パキスタンに軍事拠点を作っているのです。モルディブにも25年の基地租借を取りきめました。つまり、こういった国の多くは漁業が重要な産業のため、中国の戦略も変える必要があったではないかと考えてしまいます。

そう、アメリカが主軸の世界から、中国、アジア諸国、インド、アフリカと世界はそれぞれに軸をもった勢力図に塗りかえられていることを窺わせているのです。

地下鉄サリン事件



1995年3月20日午前8時頃起きた地下鉄サリン事件より今年で15年です。

私はときどき生と死を分けるものについて考えてしまいます。

そうです。15年前も飛び石連休のため私は出社しており、午前中、霞が関の東京地方裁判所に行く用事があったのです。しかし、ひょんなことから依頼者の書類が揃わず、延期になったらあの事件です。知り合いにもサリンをまたいでしまい、未だに重い後遺症に悩まされている人もいます。
悲惨な事件です。いつ自分が巻き込まれてもおかしくなかったのです。

生と死を分けるものはほんの些細な、小さなことです。犠牲者のご冥福をお祈りいたします。

合成の誤謬

合成の誤謬という言葉があります。

(ごうせいのごびゅう、fallacy of composition)とは、ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、かならずしも意図しない結果が生じることを指す経済学の用語です。

この言葉を借りれば、昨年秋にゴルフをしていて全く手に力が入らなかった症状と、更年期特有の不眠、寝汗などを全体として統合的に病気にあてはめていた事自体間違いであって、それも一つの「合成の誤謬」ということになります。

つまり、手に全く力が入らなかったのは頸椎管狭窄のため尺骨神経が阻害されたのであり、統合的要素ではなく、それぞれの原因は別ということになります。

これでは信ずるものは、救われません!!!!!!

プランタード

以前食したY子さんのレシピを待っていたのですが間に合わず、大森由紀子さんの「フランス 地方のおそうざい」という本より作ってみました。

レシピには牛乳に漬けて30分くらいコトコトと煮ると書いてあります!!だめですよ、こりゃ塩辛くてたまりません。久々の失敗です。

調理しなおして、ラ・ウフのバゲットにのせました。白ワインはロワールです。これゃワインがすすみます。皆さん、くれぐれも塩抜き忘れないで下さいね!!!!

レシピ
☆干鱈を水で塩抜きする(1晩くらい)
  ※このときクローブを2つぶ一緒に入れる
☆鍋に鱈を適当にちぎって、大きな骨を取り除きながら、牛乳を入れ20分くらい煮る
☆ジャガイモを茹でる
☆鱈、牛乳(煮汁)、生クリーム、ジャガイモをフードプロセッサーにいれる
☆なめらかになったら、ボウルに取り出し、にんにくのすりおろし、白胡椒、塩少量、パセリのみじん切りをいれ混ぜ合わせる
☆パケットに2本のスプーンをつかってまとめ盛り合わせる。
※好みでチャービル、ケイパー、小葱を散らす(好きなもの)

エスノメソドロジー (ethnomethodology)

今朝チャンネルをつけたら、関口宏氏の番組で息子の先輩でもある慶応大学経済学部教授のK氏がたまに良いことを言っていました。竹中氏との論駁では完全に叩きのめされていたり、彼の論理はあまり理解しがたいのですが、久々のヒットです。それに引き換え毎日新聞の論説委員のK氏は大衆迎合的、マスメディアの代表のような話です論説失格です。

何が良かったのか?そう次回の選挙で完全に民衆党は敗北すると断言したことです。もちろん自民党もです。

前回の衆議院選挙の投票率が高かったのは国民が変化を求めたのです。しかし、実際に任せてみると変化どころか、小泉改革以前の閉塞した状況に後退しているようです。

そもそも民主党の威勢のいい女性議員が「一番じゃなければいけないんですか」という質問をしたときに失望しました。党首が理系ということでもあり、政治や掲載の改革には単に論理的、帰納的方法だけではうまくいかず、いうならばアップルのipodに代表されるような開発が必要なのです。

社会学ではこのことを「エスノメソトロジー」といいます。


イノベーションにおいて最も必要なのはこの「エスメトロジー」なのです。

現在の閣僚の何人がこの言葉を知っているのでしょうか心配です。

私はエコロジーに本質的には懐疑的です。しかし、社会や経済の活性化のための「エスノメソトロジー」として政策を掲げるならば反対はしません。これにより、思ってもみないような効果が表れる可能性があるからです。