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2009年9月14日月曜日

玄田有史 希望学

早くから「ニート」を取り上げたり、その裏に潜む社会の様相を分析してきた、玄田有史氏は東京大学の教授でもあります。

本日、クローズアップ現代で取り上げられましたが、しばし前より私はこの「希望学」に注目していました。

「幸福とは変わらぬことであり、希望とは変化である」これは名言です。

人は希望と幸福をいったりきたりしながら、存在するのです。どちらかが疎かになってもバランスは取れません。

変わらないことはないのですが、内から見る宇宙と外からみる宇宙と同じです。相対性理論もこれに準ずれば希望と幸福の関係にあります。そう考えると人間の精神は宇宙のチリのこどく、繊細でゆるぎの多いものなのかと思います。

社会の様相を特徴として論ずるのは少々抵抗がありますが・・・・・・・

塩のはなし

そういえば渋谷に塩とたばこの博物館なるものがありましたが、我が国では塩は専売公社の取扱品目でもあったのです。

ところで我が家ではフランスの天然塩「ゲランドのフルール・ド・ソル」と「アルペンザルツ」なる岩塩を使用しています。フレール・ド・ソルは実はフルール・ド・ソル(塩の膜)が語源であったことは初めてしりました。

そしてそのもうひとつのフランスの塩の産地が「カマルグ」です。こちらはアルルに近い地中海側にあります。ゲランドはブルターニュですからスペインを挟んでいきわかれです。

岸田周三氏ではありませんが、塩が美味しいと料理はグッとグレードアップします。

取れたてのイチヂクにこのフレール・ド・ソルをほんの少し乗せて食べると最高の味になります。

お試しあれ!!

そりゃないよ

妻に去年の今頃、(仕事)で俺は何してたかな?と尋ねたらトンチンカンな答えです。

日記をつけられないことも、ブログをしないこともいいです。でも今さっき「仰角の差」の話したばかりなのに・・・・・夫婦でさえこれです。以心伝心など夢物語でしょう。

去年の今頃は大手鉄道会社からの立ち退き交渉を迫られたクライアントの仕事で、毎週土曜日曜もなく、弁護士さん、税理士さんとチームを組んで、打ち合わせをしていました。

マウイにもPCと資料を持参し、クライアントや弁護士さんとメールやファクスでやり取りしていました。

そして今思い返せば、ギリギリのところ(リーマンショックの前)でまとめあげた訳です。

まあ一人でこんなことを話してもせんなきことです。彼女にとって私の仕事などネイルアート以下ですから・・・・・・・

リュードルフィアライン


リュードルフィアライン」という言葉知っていますか?単純に訳すと「ギフチョウ線」と言われています。
ヨーロッパを縦断するマジノ・ラインを思い出します。


ギフチョウはこの線により西側が「ギフチョウ」東側が「ヒメギフチョウ」で棲み分けている珍しい種類です。線は長野県あたりで分断されます。


山椒の木のアゲハの幼虫を殺生していないからか、羽化したばかりの「ギフチョウ」が羽を乾かしています。「ヒメ」ならまだしも、「ギフ」は大変珍しいです。
見分け方は一番外側の線がずれているのが「ギフ」でずれてないのが「ヒメ」です。


しばらく見とれてしまいました。羽化したばかりです。密をいっぱい吸ってまた飛んできて下さい。


今日もいいことがありました。

マウイ島 パワースポット







マウイ島にはハレアカラやイオア・ニードルなど数々のパワースポットがあります。
私がカパルアに来て感じる「家に戻ってきたような安堵感」「疲れを癒す」力はもしやこのあたりもパワースポットではと調べてみたら、本当にこのハンモック向こう側には、古代のお墓とともに、ストーンサークルや歯のような奇岩があるのです。思いっきりパワースポットだったようです。


とにかくここで1日を過ごすと本当に雑念が忘れられます。それとカパルアに今年夏オープンしたカパルアスパも評判が良いようです。ハレ=家での各種スパはそのパワースポットと相まって効果がありそうな感じがします。

蝶の話 志賀昆虫普及社







高校1年のとき駿台の夏期講習で上京したおり、一番心躍らされたものは宮益坂上にあった「志賀昆虫普及社」です。今は品川に移転してしまいました。

蛾は嫌いですが、蝶は捕まえて標本にしていました。根暗な少年だったのです。


赤城山でオオムラサキを、足尾ではアオバセセリを採取したりしました。あの頃の私でしたら、庭の山椒のアゲハ蝶の幼虫をそのまま観察して成虫にしていたでしょうが、残念ながら山椒が丸裸にすることを今は是認できません。しかたなく幼虫を見つけては、ポィしています。(これが殺せないんですね)


しかしセセリはその姿を良くみると蛾そのものです。


高校生の頃、私の部屋で3か月越冬したアカタテハがいました。春になって暖かくなったら飛んでいってしまいました。ブラジルのモルフォ蝶、世界最大のニューギニアの「トリバネアゲハ」の標本も持っていました。あの頃はなんでも入ってきました。


そんな私です。取引先でNHKエンタープライズの依頼で熱帯雨林で撮影をしていた会社に色々な昆虫の標本があり、ビジネスはそっちのけでその話題に夢中になったことを覚えています。

JALフライトキャディサービス

マウイに行くにしても自転車は持っていったことがあってもゴルフバッグは一度も持っていったことがなかったのでJALフライトキャディサービスなるものがあったのは知りませんでした。といっても9月一杯でこのサービスは休止されるようです。

自宅から空港まで一人につき荷物1個をキャディしてくれるようです。自転車はビジネスでも国際線も料金が掛けられ、島間フライトでも加算され1台7万円近く掛かりました。そこへいくとゴルフバッグは掛かりません。これっておかしくありません?まあそれたげゴルフはポピュラーなのでしょう・・・・・

航空会社も様々です。このJALも経営再建中で、デルタやアメリカンの出資が伝えられています。10月からサーチャージも再開されるようです。でもそもそもサーチャージは燃料が高騰したから附加したはずです。燃料も上がってないのに、自らの収益補填のために掛けていいのでしょうか?

そもそもデルタもUAも一度破産しています。連邦破産法により再建していますが、おかしな話です。

成田発のホノルル便の中ではNWのラウンジが一番好きです。明るくて清潔です。食べ物もサーモンの手毬寿司や暖かいコーンスープ、中華スープもあり落ち着きます。私は大抵ここでビールとワインをたらふく仕込んでからお眠りモードで搭乗します。Fご夫妻お楽しみ下さい!!

ラウンジにあるビールサーバー欲しいなあ!

外食 そば

私の仕事はどうやら一般的には結構緊張するらしいです。昨日もお客様(利害関係人)は3回もトイレに行っていましたから(排出機器に問題があったのかもしれません)

そんな仕事を終えて、スタッフを連れて目黒通りにある某G屋なるそば店に入りました。

私は天ぷらそば、彼はざるそばです。

しばらくすると出されてきたものは、ふにやふにゃの天麩羅に、酒とみりんの煮きりが終えていない臭いつゆです。そばはまあまあですが、バランスが悪い!!ひどいものを食してしまいました。

でもこの店続いているんですよね。まあまあお客は入っていました。分からないものです。

仰角の違い

私の仕事はいってみりゃ「人頼み」な訳であります。

著名な箴言家がいっていました。「不幸も、幸福も、お金も、名声も・・・・人が持ってくる」

そのとおりです。この頃つとに思うことはたとえばAさんとBさんが居たとします。10年前には同じような生活環境で、社会的地位も同じようなものでした。しかし、5年経つとその差が生まれ、10年経つと歴然とするのです。この違いはなんでしょう?BさんはAさんに「あなたは運が良かった」と・・・・

傍観者として言わせてもらえば、10年前の僅かな「仰角の差」がどんどん拡大して、10年という期間で
成長したのです。そう本人には分からないようなわずかな差です。

つまりはその人の軌跡がその後を暗示しているとも言えます。怖いお話ですね!考えていてぞっとしました。