平成18年5月1日の新会社法の施工により、従来2年だった取締役の任期を最長10年まで延長できるようになりました。もっともこれは非上場の小規模会社が対象です。この背景には規制緩和と中小会社の負担軽減を図るねらいがあります。
しかし、一方ではこの規制があったから、きちんと書類の作成や、株主総会の決議、取締役会の実施など行わざる得なかった会社が、そのままルーズになる危険があります。それはそれで危険なことです。経営の本質は地道な努力です。経営者はスペシャリストではなく、全体が包括的に俯瞰する能力が求められます。
こういう形式的束縛というのはしらず知らずに地頭力をつけていくことも忘れてはなりません。
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2010年1月27日水曜日
マーケティングの功罪 Apple社
日本の製造業もおしなべてマーケティング至上主義です。経営の神様こと松下幸之助氏が言っていた「お客の顔を見なさい」というのは違う意味だったのに・・・・・・・
確かに、コトラーや最新の行動経済学がマーケッティングの必要性をことさら強調しているのは十分承知の上申し上げたい「マーケティングをしすぎるな」と。
この現象は物づくりの多くの場面で遭遇します。発表会やら新作のデモをしながら、顧客の反応をみてまた修正する。結局出来あがったものは「エッジ」の効いたものではなく、凡庸でつまらないものになってしまっています。
そこへいくとアップル社は製品が出来あがって初めて発表します。たがらあのデザインが生きるんです。MP3や他のオーディオは未だにipodに追撃できません。
「顧客が大切なこと=顧客のいいなりになる」これは行けません。こういう発想を持っている人は今ままで「供給者の論理によって消費者と対面していた人」だと思います。反対は極に至ります。これではいけません。
ものづくり再考とは、思考の再構築に他なりません。写真はApple社のHPのIpod touchです。
確かに、コトラーや最新の行動経済学がマーケッティングの必要性をことさら強調しているのは十分承知の上申し上げたい「マーケティングをしすぎるな」と。
この現象は物づくりの多くの場面で遭遇します。発表会やら新作のデモをしながら、顧客の反応をみてまた修正する。結局出来あがったものは「エッジ」の効いたものではなく、凡庸でつまらないものになってしまっています。
そこへいくとアップル社は製品が出来あがって初めて発表します。たがらあのデザインが生きるんです。MP3や他のオーディオは未だにipodに追撃できません。
「顧客が大切なこと=顧客のいいなりになる」これは行けません。こういう発想を持っている人は今ままで「供給者の論理によって消費者と対面していた人」だと思います。反対は極に至ります。これではいけません。
ものづくり再考とは、思考の再構築に他なりません。写真はApple社のHPのIpod touchです。
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