このブログを検索

2009年7月23日木曜日

モーリス・ラヴェル 亡き王女のためのパヴェーヌ




私の好きな作曲家にモーリス・ラヴェルがおります。特に「亡き王女のためパヴェーヌ」は気に入っています。
ラヴェルはスペイン国境近いビアリッツ近郊で生まれ、程無くしてパリに移り住んだようです。


このビアリツツは波が高く、サーフィンのコンテストでも有名でありますが、ヌーディストビーチとしても有名です。街には古い教会やカジノもあり、歴史を偲ばせています。
息子に「この王女はスペイン王女のマリア・テレーザのことなんだよね」と聞くと、息子は「そう言われているけど実際には架空の人物だよ、街の人が勝手にそう言っているだけだよ」とにべのない答えです。


T大生よ! もう少し夢を持ちましょう。




写真はウィキペデアよりお借りしました。

鈍刀 なまくらの勧め

なまくらとは①刃物の切れ味ののにぶいこと、腕前が未熟であること②意気地がなく、なまけものであること。鈍なこと。

と辞書にありますが、私がここでいうのは①の前者のなまくら刀です。

切れ味の鋭い刀はすぐに歯こぼれしますが、このなまくら刀なら必要以上に勇気を奮い立たせるわけでもなく、武器としては今ひとつですが長持ちします。

イトイさんも言っていますが、武器は美貌にしても、頭にしても力を付け自由を奪います。となれば自由のまま、いることはなまくらでいる事ではないかとふと感じます。

剃刀のような人物から、このなまくら刀に慣れたらさぞ嬉かろーと思う日であります。

ジャンニ・ロンゴ  


以前TVで「バイオニック・ジェミー」なるスーパーウーマンのSFがありましたが(近年ではバイオニック・ウーマンとして再登場)自転車界にもスーパーウーマンが存在します。
ジャンニ・ロンゴ選手(50歳)です。五輪表彰台4回、世界選手権表彰台26回、フランスロード&TTチャンピオン56回という驚異的な記録を持つこの女性今年も現役バリバリで優勝しました。
ツール・ド・フランスのTTが行われるアヌシーは彼女の出身地です。彼女は数学者にして、MBAホルダーでもあります。
すごいこの層の厚さがやはりケタ外れです!!!!!

システムの変更 モチベーション変化

息子の通うT大は以前はいくら単位をとっても勝手に足きりをして優位な単位のみ取れる仕込みだったようですが、今は全ての単位をカウントされてしまうため保全思考が高まり、点数を落とす可能性のあるものは手を出さない人が多くなったというのです。

確かに、多くをとっても切り捨ててしまうのはこれはこれで問題でしょうが、現在のようなシステムだと知の育成の1.2年次にはより多くの教養が必要な学生に向けて良いシステムだとは思えません。

息子にそれを聞いてみると「結果は同じ、テイクリスクをしても出来る人は出来るし、やらない人はやらない」確かにそうです。

ちなみに息子は20単位以上1年次には履修したそうです。今も15単位を下回っていないとのことです。
こりゃまた失礼いたしましたー。実は私も勉強好きだったのかも知れません。モラトリアムと言って、正門から入って裏門から出て行った私は、大学の友達に怒られそうです(笑)

慧眼

慧眼とは「物事をよく見抜く優れた眼力」のことです。我が社のスタッフにも良くいうのですが、この「慧眼」を持てと。

人に言われたことをそのまま理解する人はいけません。いやそうせざる得ないのは知識や経験が不足しているのです。周りで起こっていることに目を凝らせば「何故そうなるのかという理由が掴めます」それと数多の現象を論理的に繋げばこの「慧眼」は持てるのです。

妻が小学生用の日本地理の参考書を買ってきました。これは良いことです。知らないで一生いるのも本人の自覚がなければそれはそれで良いでしょう。しかし、知ったことで広がる世界があります。結局この慧眼となるわけです。

息子が言っていました。「中学受験の地理は大学受験の地理より密度が濃い」と・・・・・

そういえばお客様で某鉄鋼商社のトップの方(私より年上で中学受験トップの成績でK大に入学した人)が「中学受験での知識が今も生きていると」とはっきり言っていたのを覚えています。

確かそのとき「九州」知っていると問われてかろうじて答えられましたが、結局、小さいときに努力したか、しないかということが将来につながるのだなと実感したときでもありました。

妻の地理の勉強は今日始まりました。頑張って欲しいものです。

皆既日食 巨人 大鵬 玉子焼き

昨日は皆既日食でした。ファンにとっては特別な一日だったようですが、全く興味のない人間には「何それ」でしょうね。でもこういうことって世の中に沢山ありそうです。おそらくロードバイクに興味のない人間には「ツールって何?」だと思います。こういった嗜好性はおそらく豊かになればなるほど出てくるのだと思います。

昭和30年代「巨人 大鵬 玉子焼き」といわれた時代、国民の好きなものは同一方向を向いていた気がします。

高度経済成長の後、ゆとりの時代、個の時代といわれ自由の権利を謳歌した国民は、どこに向かっていくのでしょうか?

今のところ私の悪い予感は当たっています。金融恐慌後の世界で一番立ち直りの遅い国になるといった構図もそのままです。与党が大敗し、野党が政権に就き、政策を推し進められないまま国民の不満が爆発し、経済は益々後退する。この構図も近いものがあります。

政治と教育、この国に一番欠けているものです。

ロードバイク トレーニング一考

ロードバイクのトレーニングについて気が付いたことがあります。

妻も言っていましたが、マシン系のトレーニングは有酸素系のトレーニングをしてもレッグプレスやレッグカールはペダリングを重くしてしまいます。私の経験では5日以上間隔を空けないと乳酸が残ります。つまりロードの脚質向上には役に立ちません。

一方、スイムなど上半身中心の運動はさほどペダリングの邪魔にはなりませんが、短距離のスパートは上半身に筋肉をつけやはり後半たれます。

ようするにロードに最適なトレーニングはロードということになります。

そういえばツールの選手も走りながら日に日に強くなっていくといっていました。なるほど・・・・・・理解しました。早道はないということですね。

TDL

私の周りにもTDL教とも思しき人間が複数います。娘も、娘の友達もほぼTDL教です。その友達なんかそのままTDLに入社してしまいました。

我が家は第一生命に加入しているので、出資している関係からポスターやら何やら送られてくるのですが、全て娘がゲットします。そういえばSパパはこの会社の株主でした。

娘はパリのTDLも行ったので、今度はオーランドに行きたいいっていました。中国はいいそうです。

私もCAのTDLに行ったことがありますが、その時は細菌性の眼病でERに運ばれてひどい目に会いました。

以前は「人が集まるところで仕事をしていたので、休日はのんびりしたい」といってTDLの行脚はお断りしていましたが、実は乗り物苦手なんです。コーヒーカップも回さないようにハンドルをしっかり固定しているのは私です。どうも三半規管がおかしいらしく、目が回ると気絶してしまうのです。

というか観光とか、エキジビジョンとか本当に弱いんです。

腰痛にて思うこと


私の腰痛は17歳から始まりました。きっかけは柔道の授業です。100kg以上ある柔道経験者の膝が背骨を圧迫し、ヘルニアになりました。
以降、椎間板と腰椎のトラブルは絶えず、今より10kg以上重い頃には毎年1.2回発症していましたが、このところロードバイクのおかげで1.2年は腰痛にはなりませんでした。なるかなーと思ったときには、筋肉をマッサージしてもらって予防しています。
しかし、レントゲンを見ると経年経過は歪めません。
人間はこうやってひとつひとつ壊れていって、だんだん動きが鈍くなるのかなーと思う今日であります。


写真は腰痛のキッカケのひとつセプとさくらのプールです。中腰が良くありません。

第17ステージ ツール・ド・フランス


いよいよ残すところあと4ステージアルプスも終盤戦です。日本人選手もシャンゼリゼまで完走できそうです。


昨日の17ステージはコンタドールがスパッと発射したのに、クレーデンが付いて行けず、コンタドールが待つというシーンもあり、シュレック兄のステージ優勝でしたが、タイム差はつきません。


ただ、この後TTがあるのでTTの不得意のシュレック兄弟の不利は歪めません。


日曜日には腰痛も完治して、マルク・コランのモンラッシで乾杯です。来年はツールの追っかけをしているか、またはシャンゼリゼのマリオットホテルのバルコニーでワインを飲みながら観ているかどちらかでありたいものです。
17ステージにはサルコジ大統領も見学に訪れていました。