カボスで買い込んだ本の中に前FRB議長アラン・グリーンスパンの「波乱の時代」という本の続編がありました。読後の感想としては「よせば良いのに」でした。
経済を数値で的確にあてることが出来れば、その人は天才です。ガルブレイス博士でなくても、現在は「不確実性の時代」である訳ですから、人智を超えた勘がなければ将来は見通せません。
そんな中、武田花さんの写真付き旅行記の頁をめくると、懐かしい、暖かい写真と文章が秀逸でした。つい最近まで日本人はこんな日常の中で暮らしていたのです。たまにはローカル線に乗って近郊の田舎街まで足を伸ばしたいと思いました。本は日常と非日常を繋ぐ架け橋です。