「人はギフトとして与えられた人生をこそ謳歌し、ベストをつくすべき・・」
「今は欲しいものは何もないよ。神は僕に人生を与えてくれたからね」
これ誰の言葉か分かりますか?C・イーストウッドが最新作の「ヒアアフター」のインタビューで答えた内容の抜粋なのです。
俳優や歌手の好き嫌いは人によりありましょう。私とて彼の熱烈なファンであるとは言えません。しかし、80歳になってこの言葉を使えるとは清々しさを覚えます。「グラントリノ」も「ミスティックリバー」も良作です。
作らなければならないのではなく、作りたいものを作る。そしてベストを尽くす。この言葉が顕われています。
私の映画館デビューは父が母に子供を映画に連れて行って下さいと言われて、父は何を勘違いしたのか「夕日のガンマン」に連れて行き、運悪く脱臼して戻って来て、父が母にひどく叱られたことを覚えています。父は任侠映画じゃないからと弁明していましたが・・・・確かオリオン座という映画館だっとと・・・記憶があいまいです・・・・
遊びも仕事もとことん追求してベストを尽くす。しがらみや羨みからは良いものは生まれません。