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2009年11月4日水曜日

構造主義の父 クロード・レビィ・ストロース氏 訃報


10月30日「悲しき熱帯」「野生の思」で有名なクロード・レビィ・ストロース氏が永眠されました。100歳でした。
今では「ポスト構造主義」と言われていますが、彼がいなかったら構造主義そのものが認められていなかったのではと思います。ポストどころではありません。未開の文明にある構造知に光をあて、西欧中心の思考体系に警鐘をならしました。
知の巨人がまた一人この世からいなくなりました。ご冥福をお祈りいたします。
奇遇にもあるレビィ・ストロースのことを書いた後に、有名なブログで当時のフランスには自らがフランスの知を背負っているという責任感と自負があったが、今の日本にはないと断罪している人がいましたが、果たしてそうでしょうか。私も自分の環境だけではそう思わざる得ないでしょうが、本当の「知」を求めて努力し、成果を生んでいる若人がいることも付け加えておかねばなりません。実際にはあるのですよ。知らないことを知っている、知っている事しか知らないということはどうなんでしょう。まさに知の矮小化であります。

中目黒プロジェクト




K先生とS建築さんにお願いしている中目黒プロジェクトが進んでいます。

今はやりのシルバーのサッシではなく、鉄色をした少し無骨な男っぽいサッシも入りました。

地下の階段からも光が漏れ良い具合です。時間を掛けて検討した計画は愛情が詰まっています。

あともう少しです。皆で頑張って予算内で良いものを作りたいです。

ベルナール・パントン展


オペラシテイアートホールで開催されている「ベルナール・パントン展」をやっと観て来ました。


写真のパントンチェアは見たことがある人も多いのではと思います。


この時代のサイケデリックな色彩と造形が今新鮮に感じます。

この企画展は時々お世話になっているトモローランドさんも協賛していました。
さらに仕事でお世話になったことのあるバワリーやロータスで有名なY氏も一役かっているとのことでした。
ご興味のある方は是非ご覧下さい。
写真は展覧会のHPよりお借りしました。