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2014年3月24日月曜日

柴犬


 私は柴犬に好かれる。一般に和犬は飼い主しかなつかないというがそんな事はない。
昨日も柱に繋がれた若いメスの柴犬と会話した。安心したのか擦り寄ってきた。もちろん頭を撫ぜて親愛の情を示した。

ある時、広場で遊んでいるとオスの柴犬とオスの中型犬が喧嘩になった。喧嘩の原因は女の子である。私が仲裁に入ると周りが見えなくなるほど興奮していたオスの柴犬がわたしの腕を噛んだ。痛くはなかった少しだけ血が出た。

その後の柴犬が面白かった。何となくやってはいけない事をしたというバツの悪い顔で私に寄ってきておべっかを使う。体を擦り付けてきてお腹まで出してしまう。そしてその後合うといつも決まってその動作をするようになったのだ。

私の柴犬贔屓はしばらく続きそうである。