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2009年11月19日木曜日

スバールバル諸島 全地球種子庫


この施設なんだか分かりますか?実は2008年よりノルウェー政府などにより実際に開始された「全地球種子庫」なのです。永久凍土の下に核戦争・隕石衝突などで絶滅を防ぐ゛く地球上の種子を集めているのです。


いわは「ノアの箱舟」です。実際に見ていないので分かりませんが、地球のどこかでこんな計画が進められていたなんて、まるでSF映画のようです。


皆さんスバールバル諸島見つけてくださいね!
amadanaの名前の由来は江戸時代の地名らしいです。なんとかダナと言いますよね。ヘェーです。
それとマトリックスのモーフィアスはギリシア神話のモルベウス=夢を司る神から来ている。そういえばモルヒネもそうですね。ヘェー!!

トルストイ カラマーゾフ兄弟


村上春樹氏がノーベル文学賞に一番近いといわれて久しいですが、レフ・ニコラエビッチトルストイがノーベル文学賞候補第一番目にて見事落選し、当時話題になったということはご存知でしょうか。そのときの受賞者はフランスの詩人ルネ・アルマン・フランソワ・シュリ・プリュドムでした。後に美学と哲学に傾倒して言った詩人です。

何故トルストイを私が思い出したかというと今日のこの空です。どんよりとした重たい空です。そうロシアの荒涼たる原野を覆う社会主義に奔走するほんの少し前のロシアです。

トルストイの名言です。

「全ての幸福な家庭は互いに似通っているが、全ての不幸な家庭はどれもがそれぞれの流儀で不幸である」

「犠牲と苦悩、これらが芸術家と思想家の運命である」

「死の恐怖は解決されない生の矛盾の意識にすぎない」



夜には暖かいロシアンティーでも入れて「カラマーゾフ兄弟」でも読んでみますか。こちらはトルストイではありません。ヒョードル・ミハイロビッチ・ドストエフスキーです。

にべもない

私たちが良く使う言葉でもその意味、由来を知らないものもあります。

「にべもない」=「鮸膠も無い」とするとぐっと意味が分かりやすくなります。

そうのことです。何故、魚へんが付くかとというこの鮸という体長90センチにもなる魚の浮き袋から膠を作っていたからです。この接着剤がない、接着が弱いことから転じて愛敬がない、思いやりがない意味になったのです。

このにべもないの強調形としてにべもしゃしゃりもないという慣用句があります。つまり粘り気もしゃりしゃりした食感もない、味気ないという意味です。


本日の言葉おじさんでした。

教育論

常々教育は物を育てるのと同ように、水や肥料を丁度良い塩梅にあげて、あとは太陽と風にまかせるという感覚だと言っています。つまりあげすぎも、あげなさすぎも良くないということです。

テレビで全国学力テストの3位の福井県のある家族が取り上げられていました。兄弟全員が居間で勉強すると言う家庭でした。このことには納得します。我が家でも大きな丸テーブルは勉強机になり、あるときは弁論台になり、そしてあるときは工作机となりましたから強ち間違いではありません。

その本質には家族に見守られているという安心感でしょう。

それとは反対に「何故勉強しなければならないのかと問う子供」の家庭は、知らず知らずのうちに「お金が一番、儲かることは何」と教育してしまっているのです。つまり儲かることと直結しないことは無駄であると子供は推論しているのです。

内田樹氏が良いことを言っています。教育は非対称であり、何のために勉強するのかということはグレーゾーンであると。つまり知っているつもりで良いとも言っています。 暗黙知です。

子供に何のために勉強するのと聞かれたら「私だって何のために勉強するのかとい問いに対して自明な答えはないが、勉強することは将来に向けての土台作りであり、足腰をつくるようなもので、全く役に立たないかもしれないし、立つかもしれない、ならば少しでも勉強しようと思った」と答えましょう。