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2009年11月17日火曜日

シーラカンス 稚魚発見


シーラカンスは(英語名Coelacanth)シーラカンサスと呼び、ラテン語のCoelacanthusでCoela=中空のAcanth=脊柱の造語から形態的に命名されたようです。


コモロ諸島で発見された映像を目にしたことがあるかもしれませんが、今回のニュースはインドネシアでのその稚魚が撮影されたと言うことです。稚魚でも30センチあるそうです。


水深は成魚ほど深くなく、比較的浅いところで見つけられたようです。


シーラカンスとは直接関係はありませんが、我が家では魚類の分類やちよっと調べるときに東海大学出版会より発刊されている魚類図鑑を使っています。他の魚類図鑑もありますが、この本が一番詳しく生態まで記載されています。チト高いのが難点です。

銀杏のまな板


今建築を依頼しているS建築さんに無理をいって筑波大学付属駒場中学・高等学校の更衣室建設のためやむ得ず伐採した銀杏の木で作ったまな板を戴きました。
妻もささやかながらこの更衣室建設のためバザー委員で寄付金を集めたりしておりました。
私は私で体育祭の息子の相撲をこの銀杏の下で見ていたことを思い出します。
このまな板は使わずに息子が家庭を築いたときに渡してあげましょう。心のこもった本当によい贈り物です。
今私は御礼の手紙を書き終えて、コーヒーを飲んでいます。アロマポットの新種ユーカリの香りがしてきました。天気は下り坂です。山中湖行きは日延べしました。「月の光」は心安らぎます。

吉田修一 「横道世之介」




パレードで山本周五郎賞を受賞した吉田修一氏の小説は「パークライフ」も読んでいますがイマイチといったところでした。
今回の人をくったような名前の主人公「横道世之介」はどこにでもいるような普通の大学生です。その大学生のごく短い期間を区切って日記のように若者の心理を炙りだしています。これは面白かったです。読書時間2時間50分でした。

読み始めは私たちの若い頃の六本木、新宿、高田馬場とたぶって「ビブロ」「ヘンリーアフリカ」と場面まで浮かんでいたのですが、読み進むうちに「アレッ?」と感じました。
そう微妙に違うのです。私たちの頃はまだ主人公の通うH大学は高層ビルにはなっていなかったし、BMも前の形でした。そう微妙に時代が違うのです。大きな違いではないのですが、時間が積層的なものだとしたら、それがそのままずれたような感覚です。なんか気持ち悪い「ズレ」です。人間はおおきな「ズレ」なら享受できますが、わずかな気持ち悪いズレには弱いものです。それを意図していたらかなりのテクニックです。もっとも作者と私が9歳違いなのでそのことが起因しているようですが・・・・・・
それともう一冊ブログにもちょくちょく登場する内田樹氏の「日本辺境論」です。息子は氏の著作をプチインテリと称してあまり好きではないといっていますが、私にはこのプチインテリがいいんです。大インテリだったら理解に時間を要します。この著作は「論」とはなっていますが、著名人を並べ立て、どう思うのと読者に問うているようです。
初冬の2冊です。

2009年11月16日月曜日

リーマン予想

NHKでリーマン予想のドキュメンタリーをやっていました。「囚人のジレンマ」「ゲーム理論」「ナッシュ均衡」で有名なジョン・フォーブス・ナッシュ博士が出演していました。彼こそこのリーマン予想に取り組み、その難解さ故精神を病んだ人でもありますが、昨日の様子は驚くほど回復していました。

番組で挿話されていた映画「ビューティフル・マインド」は劇場で見ましたが、どう考えても配役に無理がありました。何せ「グラディエーター」がナッシュ博士なんですから。

もう一つの見所は現在の暗号解読されないシステムにこの素数、つまり誰も証明できないリーマン予想が用いられているということです。インターネットで買い物をするときに出てくる「Verisign」という会社です。これは面白い発想です。

息子はメダルには手が届きませんでしたが、息子の友人や後輩にも多くメダリストがいて同時に数学に進みます。あるとき文系脳で門外漢の私は息子に「理系の学問でどうゆう風にそれぞれの科目を考えているのか?」と聞いたことがあります。すると息子は「数学>物理学>科学・工学>生物学・医」と答えたことがあります。そうこれが純粋さの順序だというのです。つまり数学は基礎の基礎というわけであります。彼なりに構造的理解をしているようです。

英語で素数はprime numberです。日本語では素数です。基数では違う意味になってしまいます。
酸素、窒素の素です。しかしprimeには合理的に分解していってアトムと同義を感じますが、「素」には合理的追求というよりむしろ自然の壮大な摂理をありのまま受け入れるという仏教的に宇宙観を感じるのは私だけでしょうか?

2009年11月15日日曜日

Toshiki Nunokawa 「Standard Jazz Project」


今日はゴルフのDr.Fより布川俊樹さんの新しいアルバムを戴きました。


超嬉しいです。Thank You!! ありがとうござました。横浜カモメのコンサートもすっごく良かったです。
何といってもこの有名ジャズギタリストはDr.Fと同級生なのです。

今回の曲目も良いです。スタートがOn A Clear Dayで次がMona Liza Moon Riverと続きます。ナイススタンダードです。明日は天気が崩れるとのこと、山中湖が雨になっても良いようにGにこのCDを乗せ換えておきましょう。

横浜国際女子マラソン 氷川丸 三和楼











会社スタッフの慰労の意味も兼ねて横浜中華街です。しかしそこには大きなハードルが憚っていました。横浜国際女子マラソンの交通規制です。

横浜公園を降りてから山下町駐車場まで80分かかりました。おかけで生ヌレデバを見ることが出来ました。
外はいつも見ている氷川丸も今日はチケットを買ってみんなで見ました。マリンタワーよりずっと見がいがあります。

急遽人数が減ったので女性二人の助っ人を無理してお願いしました。料理は揚子江の恵みコースと一番安いコースですが、ロンジン茶の芝海老炒めも入っています。もちろん上海蟹はオス、メスペアで頼みます。排骨麵も好評でした。
美味しいものはみんなに食べてほしいと思います。スタッフより結婚25周年と日頃の感謝に素敵なプレゼントを戴きました。こちらのほうこそ御礼をしなければならないのに恐縮です。皆の家族が幸せになれることが一番の喜びです。「幸福はみんなで少しづつでも分け合ういうことが幸せのレシピです。








コンクリート打ち放し 撥水剤




コンクリートの打ち放しは経年経過でどうしても黒くなります。高圧洗浄で汚れを落としても撥水剤を塗布しないとさらに汚れがつきやすくなってしまいます。
しかし、今までの撥水剤は濡れ色になってしまったら、溶剤が石油系であったり中々良いものに巡り合いませんでした。
この「ハジックス」という撥水剤は主成分はシリコン水性無害です。まずは築後17年の我が家のコンクリートで試験です。10倍に薄めて噴霧器です。

時間的には15分もすると乾いてしまいます。まず素人でもほとんど失敗はない操作性の良さに驚きです。そして色も濡れ色にはなりません。分子が小さいためコンクリートの隙間に浸透するようです。
週明け、メーカーに追加発注しましょう。