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2012年4月2日月曜日

日本人の美意識 残花・余花




家の近くの早咲きの桜が満開です。ユキヤナギと桜が一斉に花をつけました。

俳句をなされる方はご存知と思いますが、残花といったら春、余花といったら夏の季語です。

過ぎ行く季節の移ろいを二度楽しめる日本人ならではの発想です。

桜の花を時の流れに乗って観察する、そんな日本人の豊かな感性は捨てたものではありません。

ところで今いきたい展覧会があります。

上野の国立博物館で開催さている「ボストン美術館 日本の美術の至宝」です。

国立博物館は息子が小学生の頃、友達数人を引き連れて訪れていました。歴史の実施勉強です。

金印や仏像を見せながら教科書の歴史をインプットの強化するためでした。まあ効果はあったようですが・・・・

ご存知のように日本最古のマンガは「鳥獣戯画図」と言われていますが。

この作品の中に、曽我蕭白の「雲竜図」なるものがあります。実はこの作品も仕掛けがしてあって、

実際に目で見た通りではなく、ある部分を強調し、再構築する技法が使われているのです。

これはシュールレアリズムのピカソやダリのものとも近いのです。

我々日本人はこういった素晴らしい複眼的思考をもともとは持っていたのではないかと思います。


2012年3月29日木曜日

ブランドの細分化 パプスト・ブルー・リボンビール



ブランドとはそもそもその物やサービスの持つ基本的要素であった。

つまり牛乳石鹸は「クリーミィで純白の泡の立つ」石鹸であるという説明でこのブランドの定義は一葉だった。

しかし、現在のようなすこぶる多様な価値観を併存しているとすると、一元的ブランド論では賄えなくなる。

このパプスト・ブルー・リボンビールを飲んだ事がある人はどこで飲んだのでしょう。私はアメリカで飲んだ。

さっぱりしていてあまり飛び抜けた風味は感じられなかったが、アメリカではポピュラーなビールだ。

そんなビール会社は売り上げが大きく落ち込んだ時期があったのだが、この会社のセールスプロモートの仕方が変わっていた。

テレビやラジオ(ラジオはマスてせはなくなってきているかが)に広告を出すのではなく、小さな大会、例えばロディオ大会、釣り大会、BMXの大会、などなどマニアックな大会にスポーンサードしていったのだ。

すると売り上げは顕著に増加し危機を脱したのである。

この結果このビールのブランドの位置付が多様化した。

アメリカでは白人労働者に愛してやまないビールとして変わらずに飲まれている。

流行に敏感な都市部では「ウィンク」しながら飲まれている。

そして中国ではヘネシーの隣に置かれ「アメリカの有名なビール」としてシャンパンの代わりに飲まれている。

つまりブランドの細分化である。

見えない世界のみつめ方  パラダイムシフト 視座の転換


この本はオーサグラフの開発者であるN氏から贈呈されたものである。

氏はその出身からして出色である。(芝浦工大→東京芸大→ベルラーヘ・インステテュート・アムステルダム)

彼は構造家でもあり、バックミンスター・フラーの研究でも有名である。

彼を一言でいうなら、「興味を拡大しそれを仕事に結びつける人」である。だから、彼には外連見が感じられない。

現在のように国、思想、民族、文化など様々な国境が崩れてものすごい勢いで再構築(REBUILD)されていくパラダイムの変革期に我々はその事実を受け流している。

だからこそ我々は視座の転換をしなければならない。

メルカトルで顕される地図は古く帝国主義の残滓である。

彼の作ったオーサグラフは世界を平等(均質ではない)に広げて、パラダイムの事実を確認するツールだと言える。

残念ながら東京都写真美術館での展時には行けなかった。年初のこともあり2日遅れてしまった。

そんな彼ら(ご夫妻)もGWの集まりに参加してくれると聞く。

男っぷりのよい奥様から写真やデザインのヒントも教えていただけると幸甚である。


ネットワークの検証 「ONとOFFはいらない」

皆さんはどうか知りませんが、私はこの性格と風貌ゆえか、子供の頃よりとても友達の少ない人間でした。その後中年を過ぎても「100人の敵よりひとりの味方」というスローガンを自ら掲げ、好き嫌いはさらに激しくなってきました(笑)

ところがどうでしょう、そうやって好き勝手をすればするほど曲線は大きくなり、友達が増えていったのです。

私の信条に「オンとオフはない」というものがあります。経営者は四六時中仕事を考えています。

ならばオフはないのかと言われればそうでもありません。むしろオフをオンの中に組み込んでしまえばいいんです。

嫌いな仕事はしない。嫌いな人とは交わらない。そうしているたげです。

私は同業者の集まりには参加しません。意味ないですから。それより業種も年齢も違う人達と営利を外して話し合える事が何より自分にとって刺激となり新しい発想へと向かわせてくれます。

ネットワークとはそうして出会った人がある一種の指向性をもってグループ化することです。

GWに我が家で行うパーティはすでに5年目です。拙宅なので狭いウサギ小屋ですから、果たしてその人数が収まりきれるのか心配です。

人生は一回きりです。ならば仕事もプライベートもひっくるめて楽しく尊敬できる人と交わっていたいではありませんか。

「尊敬できる人」というのが友達作りのポイントかもしれません。

4月29日の出席人数は今のところ62人となっています。それでも今回は親戚を含めていません。1クラスを上回る人数になりそうです(笑)まっいいか!!!

2012年3月28日水曜日

電力会社はつぶれなさい

電力会社の社員の人には申し訳ないが、契約企業に対する値上げの要求、さらに姑息な方法で便乗値上げしようとしたとしか考えられないモラルの低さ・・・

そして何よりこれからの日本を変えて行くのはエネルギー政策のはずなのに、その中核となるスマートメーターの受注に至っては政府の声に耳を貸した形だけの公募、さらにその内容は単なる検針作業の簡素化にとどまるものだった。

スマートメーターは電力の自由化をにらんだ新しいツールである。家庭での使用量の可視化はもちろん、自家発電した電力の相互融通し合うことも出来る。

これじゃ、昨今の原発の廃止是非論と同じように、既得権の擁護である。

国民の血税を入れ込んでこんな企業を生かせておく必要はあるのであろうか・・・・・

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吉本隆明氏の著作にこんな本がある。氏は丸山を批判したといっていたが、よく読み返すと吉本は日本人の本質的物は丸山のいう古層ではなく、中層にあると言っているだけで、天皇制の前から日本人の根っこのようなものとしたそれを慧眼していた丸山を賞賛しているのだ・・・・・

吉本はこの日本的なるものつまり既得権はスターリニズム~軍国主義~官僚社会という円環的関係であるとも述べている。

つまり中層(吉本の)内包する日本的なものがこの構造を支えているといっている。

これを借りれば官僚主義の解体とは我々自身のアイデンティティとも深く関わるものだと見えてくる。

これはかなりニヒリスティクな結論であるが・・・・・今のこのようなむ国民世論、マスコミの有様をみてただ納得する。

だらこそ勇気を持って解体する必要があるのではなかろうか。

2012年3月27日火曜日

情報のパーソナライズ化

2009年googleが特別な発表も記者会見もせず静謐なまでの行動で進めたのがパーソナリゼーションだ。

FACEBOOKを始めてネットワークの凄さを肌身に感じている。自分が興味を持った対象が物の数分数秒のうちに変換され、より自分に適した情報として返還されてくる。

実はアマゾンはすでに顧客の嗜好性を分析し、オススメアイテムを選んでいる。これと似た装置であることは明白だ。

FACEBOOKでここ2日の間に10年以上会っていない会社の同期が会社を辞め、中国で活躍していると知った。乗っている車も同じだと。(厳密には同じではい。彼はBRABASのコンプリート、私の素の500G・・値段は当然月とスッポン)

同じく岐阜でお世話になった人たちとも再会した。嬉しい事実。

一方、FACEBOOKを諸手を上げて受け入れるにはリスクを確認すべきた。

私達はインターネットの普及によって情報の片務化が解消されると思った。情報は双方向になりよりリベラルのものへと進化したと思った。

しかし、googleもfacebookも企業である。利益が無ければやっていられない。

つまり、パーソナリゼーションの向側にある広告効果が私たちの情報を制限する。

例えば同じような4年制大学卒業した同年齢の女性二人が「ジェンダー」を検索したとする。

しかし、そこに導き足される情報は異なってくる。

一方では「少子化」が現れ、もう一方では「老齢化」が登場する。つまりパーソナライズされた情報は均質ではないのだ。

もし、我々が情報が平等で均一だと思っていたらお門違いである。

我々はこれによって自らの殻に閉じこもり、自分により都合のよい情報だけを選択するようになる。

まさにマーシャル・マクルーハンが言ったように「ツールは人によってつくられ、人はツールによってつくられる」の通りである。

FACEBOOKに嵌っているみなさんご注意あれ!!!!

そんな人にこの二冊をお勧めする。併読でものすごいスピード完読した本である。

ここでもKEY WORDはCONVERGENCE=収束とは・・・・・・・・・・




続き・・・・・・

FACEBOOKの好きなアーティスト欄にPat Methenyと入れたら、3月28日(今日)NYサウスハンプトンで行われるコンサートの情報が送られてきた。まさに情報のパーソナライズは現実に起こっているが、人間好きなものの関連なら嫌に思わないこの心理を突かれている気がする。

KKAF 遊びのBASE

昨年、鎌倉にKKAFを作ってから色々な経験をさせていただいた。設計施工に携わった全ての人、私に案件を持ってきてくれた人全てに感謝。

まず変わったのは少し離れたところで仕事や子供を見ることができるようになったことで、客観性が増した。そして、荏田の家もそうなのだが、この鎌倉も色々な人が集まってくる。

昨年開いた酒宴の数は12回、1回に20名以上参加したこともあった。

そこで情報が交換される。子供も大人も若い人も年配者もみんな楽しく話題を共有し、話しこむ。

大変有意義だと思う。そんなKKAFも少しずつ変化している。ゆっくりと時代のスピードに合わせるのでなく自分のリズムで生活をする。それが理想。