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2012年6月29日金曜日

老化とは  インターネット

前回は生物学的老化について書きましたが、今回は精神的老化についてです。

私も齢50を過ぎ、まさに老境のあたりをいったり来たりしているのであまり偉そうなことは言えませんが、少なくともまだ現役で仕事をせねばならず当分は息子の学費のため働かなければならないので一応社会的接点は多かろうとは思います。(笑)

まわりの人を見渡してみると、私よりずっと年上なのに風貌もさることながら、考え方も老人然としておらず、私より若いと思える人もいる反面、この人どうしちゃったたんだろう、つい4.5年前とこんなに変わっちゃったのと不思議に思える人もいるのです。

仕事をしていれば若いかと言えば、それも違います。

老いと感じるのはおそらくその人のそれが社会全体から見ると微妙にづれが生じ、そのづれが次第に拡大していることを感じるからではないでしょうか。そうです社会的適合力です。

うまく人の意見に合わせたり、おべんちゃらを言うことが社会的適合力ではありません。

種種の情報を、正しい情報と間違った情報に正しく分類し、世の中の流れを感じ、予見(Prospect)していく力のことです。

では何故その予見が見当違いの方向になったり、予見そのものの論理性が崩壊しているのでしょうか。

おそらくそれは情報取得の方法とその分類にあるのでは思われます。

PCを全くさわることすらできないというのも問題ですが、下手にインターネットにはまりその情報ソースが偏っているという人も多いのです。以前にも書きましたが、情報の片務性が解消されると同時にインターネットは自分の好きな情報のみに偏る傾向があるのです。これはインターネットを使う上でよく知っておかなければならない前提です。

私の場合も情報が偏らないように意見を参考にさせていただく場合には必ず正反対の人の意見も聞くようにしています。これは最低限のリテラシーだと思っています。人間オールマイティではありません。ある分野では優れた人物も全く違う分野では家僕であるということも多いからです。

SNSではよくU tubuの映像を流しながら、感情的に原発廃止を求める論調が多いのも気にかかります。これなど劇場化の最たる所以ではないでしょうか。

原発が存在している事実、原発の危険性、代替エネルギー政策、社会インフラの整備、そしてその原資となるお金のことなど包括的に考えなければならないのに、どこか一点で反対をするこの考え方は軍事独裁国家的とも通ずるものがあります。

保守化とは自分にとって都合の良いものを選択する思想です。そうです、だからインターネットは好都合なのです。

2012年6月28日木曜日

生命科学 限界寿命

この分野の発展はめざましく、つい最新だと思っていた理論が古臭いものになっていたり、とにかく新陳代謝が速いのである。

以前、本川達夫氏の「ゾウの時間、ねずみの時間」という本を取り上げたが、これとてもう少し古い話になっている。しかし、生命科学いや時間という概念を相対的に考えると言う点ではこの本は未だに良書であると思うが。

ガラパゴス陸ガメの「ロンサム・ジョージ」が100歳で亡くなったと言うニュースが流れた。早死にである。皆さんは怪訝に思うかもしれないが、同種の「ハリエット」君は175歳まで生きたのである。

もっとも亀の多くはゾウよりずっと長寿の記録を持つ。

マダガスカルのホウシャガメ、「トゥイ・マリエ」君は188歳まで生きたと聞く、さらにセイシェル諸島のゾウガメの一種、アルダブラゾウガメの「アドワイチャ」君は250年以上生きたと言うのだから恐ろしく長寿な遺伝子を持っている。

250年前と言えば1700年代である。鎖国して海外との関係を断ち、元禄文化に酔いしれていた頃である。もし人間だったらと思うと・・・ぞっとする。

神が生物に寿命を与えたのだとしたら、きっと生きている間の苦労を勘案して決めてくれたのかもしれない。我々人間は少しや長すぎていませんかね・・・・・・



背広を着たゴロツキ

誰かが本題のようなタイトルの本を出していた。誰だったか忘れた、西部邁だったかな・・・まあ、私に言わせればゴロツキのままだったら良かったのにと思うのである。何故なら、ゴロツキは負けを分かった戦いはやらないし、強いものには噛みつかないからだ・・・・

そもそもあの人はもともと消費税10%必要と言っていたような気がする。自民党の派閥政治の中にいて数と力の理論を嫌と言うほど分かっている人がどうしても人望を得ることが出来ない、しまいにはパチンコ玉宜しく組織からはじき出される。みんなは壊し屋と言っているけれど結局はその組織の中に収まりきれないのだ。

このまま40数名を引き連れて出て行っても結果はどうにもならないだろう。

国民の9割近くが消費税の増税は必要だと思っている。彼はそこを見誤っている。そして彼は内に目が向き過ぎる。外国ばかり気にするのは問題だろうが、ある程度の国際感覚は必要だ。

彼の駒沢の屋敷の前にはたえず警備員が待機する。彼への極端な誹謗中傷は後を絶たない。身辺警護は必要であろう。今日も多くの報道陣が待機していた。

日本の政治の問題はずばりオールマイテイ化である。全国民に全て平等に受け入れられ賞賛される政策など存在しないのに、いつも万人化を目指す。

そもそもマニフェスト選挙を行った民主党に対して、国民は本当にそんな事が出来ると思ったのだろうか。思ったのだとしたら国民が悪い。原資もないのに出来る出来るという政策こそ間違いなのだ。

政治家や官僚が国民の犠牲の上に立っていて、搾取されているとしても、感情論としては理解するが現実にそれだけの原資をそこから汲み上げることは出来ないのだ。

今多くの病院は改革を実行している。入院患者を減らし、保険点数の高い治療に切り替えている。

病院とて資本経済の中なのだから当たり前といえば当たり前の話である。つまり、経済や産業はなるようにして大きなうねりの方向に動き出しているのである。

我々が出来るのはこの動きを止める事ではなく、少しでも正しい流れになるように注視、管理することだと思うのだが如何であろう。

もうそろそろ市井の主婦や高齢者に消費税の問題のアナウンスメントを求めるのはよしたらどうだう・・・


2012年6月25日月曜日

優しい外国人

日本にいて分からないことも一歩海外に出ると感じることも多くあります。

我々にとって台湾も中国本土もあまり意識して区別はしませんが、実は大きな隔たりを感じます。

私が乗ったビジネスの前の席には台湾出身の王さん(しゃべっているのを聞いたので)ご家族が乗っていました。

ご主人は背が高く、奥様も流暢な英語を話します。お嬢さんは小学校の高学年と思しきスレンダーの女の子です。

私がバッゲージを降ろすのを手伝うととてもチャーミングな笑顔で母と娘さんが英語で御礼を言ってくれました。


私の父は晩年、台湾の山村部に陶芸の技法を伝え、台湾の政府から表彰されたことがありました。

父は台湾は良い国でとても親日的だと話していました。(20年以上前の話ですが)



そんな台湾についてある調査が発表されました。

一番、好きな国はどこかというアンケートに対して41%の人が日本と答えているのです。

中国やアメリカの8%に対してすごい数字です。

私も台北に行った時に台湾人の優しさを感じた事が何回もありました。

孔子廟のガイドさんもとても親切でした。また、ホテルのボーイさんも本土とは違う優しさを持っていました。

台湾のGDPを人口と消費物価を徐した数字は日本以上です。つまり、日本以上に豊かな国なのです。

その国が日本を好きだと言ってくれているこの現実を私達は理解しているのでしょうか。

こんなに優しく豊かな隣人が居るのに私達はその人達を理解していません。

優しい外国人をもっと理解しましょう・・・・とりあえず今晩は腸詰でも食べてかの国に対して゜理解を深めたいと思います・・・・・・

2012年6月23日土曜日

コンセンサスを求める日本人

ジエットラグも治り頭もしっかりしてきました。海外では色々な新聞に目を通すようにしています。

もちろん現地の地域新聞の場合もあります。

あちらの新聞に同じ政党なのに党首の旗振りに対して、首を縦に振らない議員に対して何故そこまでコンセンサスを求めるのか、それが不思議だという論調が載っていました。

さらにその方法が日本式なのかとため息交じりの筆致でした・・・・

形式主義と言えば聞こえは良いですが、後になって禍根を残さないとする旨を良しとする精神構造は今の凋落する日本を代表している気がしてなりません。

自民党もそうだったように、民主党も同じです。そして国民も・・・劇場化したマスコミに自らの無知を委ね、自らが正しいと「キヨキココロ」を同期させるのです。

原発はいらないと声高に叫んでいる人が、今中小企業の製造業とくに電気を大量に必要にするような業種に携わっていたら、本当にそんな事が言えるのでしょうか?

以前、私はメッキ工場の社長さんとお話したことがありました。社長さんと言っても毎日、油まみれになって働いているような人です。メッキは長い間通電していないと製品にならないそうです。

それが停電したら、製品は御釈迦です。当然会社は倒産し、従業員は路頭に迷うことになります。

私は絶対に原発を今すぐ停止しろなどその人の前では言えませんでした。

物事が単純化されています。マスコミは劇場化しています。我々が正しいと思うことをするときに、その事で被害をこうむることの事も考えましょう。

原発が良いエネルギー政策とは思っていません。しかし、次の政策をきちんと策定せず、ただむやみに感情論でこの日本を導いて良いのでしょうか・・・

閑話休題

私は日本が鎖国をしたらどうなるのかしばし考えていました。江戸時代のようにです。ある米国の著者も同じように考えたようです。不均衡な貿易、空洞化する産業、それらをもし保護主義的な政策で国内に残置することか出来たらどうなるのかと・・・・答えは驚くべきものでした。結果はみなさんご想像下さい。

日本はもは一等国にはないのです。それなのに安穏に高福祉、平等を求めることがどれだけ矛盾しているのか・・・

2012年6月16日土曜日

Twilight of the elites

MSMBの番組でエンロンとリーマンの問題からエリートと呼ばれる人をクローズアッブしていたが、私はある私見を持って見ていた。 断罪されている彼らの誰一人この不思議なシステムの行く先を知らなかったとすれば、すでに我々は大きなシステムに飲み込まれ個人や英雄の意見など無視して突き進むシステムの一部になっていたのかと不安を覚える。 この国の風潮は余りにお粗末である。感情論と自意識が闊歩して論調を作る。絶対に自分が正しいという強い錯覚が蔓延している。 日本は国債を国内で所有しているから安全だと誰かが言っていた。本当か?原発にはあれ程敏感なのにこの問題にはナニヒトツお構いなし、、、!! 年金も保険もこれを大量に買っている。紙くずになってもいいの?? 私は原発賛成でも反対でもない。ただこの国が喫緊に進めなければならない問題を誰一人言い出さない。 余りにもお粗末な国民感情、、、、福祉も、安穏も 国勢あってのもの、それとも鎖国が出来るとでも思っているのか??? 日本が進めてきた自由と平等の教育などとうの昔に破綻しているのにまだ幻影をみているようだ。 国民がエリートのせいにしているその心持ちこそ、西欧化のもたらした最たるジャポニズムという事をご存知ないのであろうか??? 憂国を海の向こうで想う。

2012年6月12日火曜日

ドメスティクラバー

40代と思しきサラリーマンと恰幅の良い中小企業の社長と思われる二人のある日の会話・・・・

40代のサラリーマンA氏
「社長は国産の物にこだわって持っておられると聞いたのですが、その鞄もそうですか」

社長B氏
「そうそうこれ銀座のTというカバン専門店にオーダーして作らせたもの。皮も国産に拘ったのだよ」

A氏
「なるほど丁寧な仕事ですね。つい先日新築されたお宅もそうですか?」

B氏
「国産の檜をふんだんに使った和風の住宅だよ。家具類もほとんど松本の銘木家具で合わせた。」
「もっとも若い頃より車だって国産しか乗った事がない。今乗っているのもそうだ。」
「外国製は頼りにならない。壊れても国産ならすぐ治る。それに費用だって安い」

B氏の携帯に自動車修理工場から電話が入った

修理工場
「社長の車なんですけど部品が手に入らないのです。あの部品タイの工場で作っているのでもそのタイの工場が水没して再会の見通しが立たないんです。もう少し待っていただけますか」

社長は顔を真っ赤にして下を向いたまま顔をあげることはなかった。ちなみにこの社長の妻は年齢が二周りも違うチリ人の妻だった事は伏せておく事にしましょう・・・・・

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これは一部脚色はしていますが実際の会話です。多かれ少なかれ、この頃の日本人は好きか嫌いかとすぐ白黒付けたがる方が多い。

世の中そんなに簡単に割り切れるものばかりじゃないのに、すぐに2項対立に持ち込もうとする。

原発事故後に東北の野菜は一切食べないという人が増えているらしい。そういう人は理屈じゃないのよね。科学的根拠なんてどうでもいいの、つまりは「正しい事」をしているということが大切な訳。

息子の高校の先生がオウム事件を含めたカルトの研究をしていた。

極端な宗教やカルトには知るには実はこの「正しき事」の動機づけが大切なのだそうな。

拘らないのも困るけど゛、拘り過ぎて科学的知見を忘れてしまうのも問題だ。