このブログを検索

2012年9月28日金曜日

団塊の世代とその後

娘の御主人は地方公務員である。30年前の私だったら何故と思ったかもしれない。その頃の日本はこれからもずっと良くなると戦後の成長神話をし信じ続け、大きな仕事こそ男の本懐とばかりに今日の日本の姿など想像だにしなかったから。

友人のFBにとある鼎談の話が載っていた。3人とも開成から東大に進学した男性である。一人は年収3億の外資系トレーダー、六本木に住み贅沢な暮しをしている。もう一人は地方公務員、東大出の少ない中、仕事よりも家庭の安定を望んでいる。そして3人目は30歳で司法試験に合格したが年収はまだ300万円の居弁である。それぞれが自分の人生は間違っていないと話す・・・

これを読んでいて、確かに幸せのかたちが多様化したことがこうした事実を作り上げた要因だと思われるし、変化した世の中に適応していくためにそれはそれで仕方のないことだとも思う反面、戦後の日本の教育は個人主義、自由主義を歌うばかりに共同体としての繋がりを逸してしまっているような気がしてならなかった。

この歳にして想うのは、家族とて永遠の集合体ではない。夫婦とて同じだ。全ての人が自分と同じ価値観をもつなどあり得ない、しかしだからといってそれは関係ないとばかりに個人主義に走るのは折角の人生を無駄にしているようではありまいか。

スタッフによくいうのは、仕事も家庭も楽しめる方が良い、嫌だと思ってやる仕事と楽しいと思ってやる仕事では10年後にものすごい差がつくと・・・これは経験から・・・

私が今付き合っている友人の多くはそうした仕事も家庭も、友達もみんな大切と思いながら人生を謳歌している。

人間誰しも偉くなりたい、お金持ちになりたいと心の底では思っている。思っている事が悪いわけじゃない。ただ、それだけしか思えないのは寂しいのである。それだけでは結局虚しさしか残らない。

大切なのは今を楽しむ事だ。資本主義は労働からの解放が大命題だなどとその3人はほざいていたが、それは頭の大きなボンクラが考えることだ。

例えば私が3000円の対価を支払って車を洗ってもらう。これは労働を対価で買い取った事だ。

ではどうであろう、私が車を洗車するのは私が3000円の労働をしたというのであろうか。

とんでもない、私は3000円など要らない、この労働を私は楽しんでいるのだ。

自分のポケットが少ない人ほどこうした考え方をする。ポケットの多さは世の中の楽しみ方にあると思う。

蟻がいいとか、キリギリスがいいとか、そんな簡単な事ではないのだ。結局人生についてあれこれ考えるなら「キンチョールでも買っとけ」のとおり、最後に目をつぶる時に「俺の人生・・総じて楽しかったな」と思えるかどうかである。

ネイティブインディアンの格言にあるように「人は笑顔に囲まれて生を受け、涙に囲まれて生を終える」それが最高の人生というものなのである。

2012年9月27日木曜日

我田引水

昨日の自民党総裁選挙で「もう辞めます」の人が再度総裁になりましね。いやー驚きました。前総裁もそうですが、党員及び地方組織も含めてこの党の人達は国民の気持と言うもを全く理解していないのですな・・ここまで民意が読みとれないとなると選挙で勝つどころか、壊党の恐れすらありますよ。

私の注目していた大阪の人もやはり時期早尚、外交や防衛問題では素人の発言を繰り返し、国民から期待外れの冷めた目で見られ始めています。

こうなると人気の無かった政府与党は結果的に他がないからという排除の選択で勝ってしまうかもしれません。世の中、どうなるのか皆目見当が付きません。

こんな結果を予想してか青年議員代表の小泉氏は出馬せず、大敗の将でない石破氏を支持していました。彼は風が読めるのかも知りませんね。

私がニュースを見ていて驚いたのは一国の宰相を経験した総裁は集団的自衛権の行使をよく口にすることです。彼は集団的自衛権について何の見識も持っていないのでしょうか。

集団的自衛権というのは冷戦構造の頃、NATOやコメコンに代表される諸国がアメリカやソ連といった超大国の傘のうちで守ってもらうことだと認識しています。

だから他国から攻められたら助けて下さいとお願いをするのであって、間違ってもアメリカが攻撃されたら日本の自衛隊がアメリカ本土までいき戦うなんて事は想像していないはずです。

良くも悪くも敗戦国日本は日米安保という傘の中で守られてきたのであって、その事をなしには現状では何の防衛も出来ないのです。

もちろん日本が憲法を変え、自衛権を主張し、石破氏がいうように自国民の命と財産を守るために海兵隊を組織することも可能でしょう。ただ、やみくもに場当たり的改憲主張では困るのです。この国の未来のために大きな絵図を描かなければこの国は火の落ちる国となってしまいます。

チャイナリスクについて数年前色々と考えた事がありました。直接の動機は大手ビールメーカーの中国進出と撤退についての一冊の本からでした。

当時、上海駐在の友人にその事を尋ねたら、彼もそのリスクについては十分承知していました。

中国という国を理解するにはまず中国共産党について理解しなければなりません。最近読んだ本にこの組織の特殊性について書かれていたものがありました。この組織は権力の二重構造とはまた違う、入れ子のようなものだと書かれていました。

つまり、人民と人民軍と共産党がそれぞれ入れ子になって存在しているのです。だから、ある部分だけを見ると人民軍的思想であり、また別の部分は党の思想なのです。

マスコミで流される反日の映像を見るたびに、これも政府の仕組んだ政策なのかと本当に末恐ろしくなります。まさにそこに存在しない自分が体験したかのように感情の澱をつくり、そしてどんどん積もっていく、恐ろしいことです。

コストカットの名のもとに海外に進出していった企業が痛い目に会っているのは仕方ないでしょう。だってそこには自社の製品を少しでも中国市場で売りたいと言う魂胆が見え隠れしているのですから。

しかし、前述したそうした企業に従事しない国民の感情の澱が、こらえ切れなくなり大きく舵をとったら益々この国は相手の思うつぼになってしまうのです。

すでにあの国はフィリピンの領土を6つも占領しました。まさに侵略です。しかし、マスコミも国連もその事を口にしません。

世界の警察に盆暮れの送りものが届いているからかは分かりませんが、もはや警察は何も言えぬ体となってしまったようです。

2012年9月26日水曜日

カーグラフィック#28 G63 AMG

このところ欲しいと思う車もなく、挙句に今日グーグルから5年後にハンドルやアクセル、ブレーキを使わない車を作るとニュースを聞いたところに、最新型のゲレンデが来たとの連絡を受け、試乗の運びとなりました。私の琴線を知り尽くしたディーラーのナイスリコメンド!!

そんな浮気心を察してか、我が白い貴婦人はおへそを斜めにしたようで、ディーラーに着く直前にESPとBASの警告灯がつきました。

試乗の間に調べてもらうことにして、いざ試乗です。

まずはスタイリング、大きく開いたディフューザーは結構決まっています。これはこれで良いと思います。グリルもシンプルながら力強く、正面からの姿は良いですね。ただし、ボコッと出っ張った補助ミラーはスタイル台無しです。


なんでも横の凹凸の多いゲレンデはサイドカメラをつけても死角が出来てしまうようです。

室内は最新型のメルセデスの乗用車と等しくなりました。まず気づいたのはアクセルが手前になり乗用車に近くなりました。





ブレーキにホールド機能が付いたので、坂道は楽になりましたが、私には不要です。

エンジンは以前のスーパーチャージャーからターボに変更され、扱いやすくなっています。

それでもドロドロとしたV8のエンジン音とターボがただ物でないことを証明しています。

あれ以前サイド2本だしのマフラーが1本??なんと後部座席に乗る際にマフラーでやけどをしたので1本は下を向いているとのこと・・・驚きました・・・・

ハンドリングははっきりいって素晴らしくなりました。乗用車とは行きませんが、これなら都心でも扱いやす舵角です。

さらにサスペンション、ゲレンデはラダーなのでエアサスは付きません。リジットなのにここまでフラットに持ってきたのはAMGの経験知のなせる技でしょう。

省エネのためアイドリングストップが付いているのはまだしも、この車にもミリ波レーダーが搭載されています。試しに70kmに設定ししてみると、アクセルもブレーキも踏まなくても、車が勝手に前の車についていきます。まさにグーグルが言っていた車のようです。さらに死角に車が来ていてレーンチェンジしようとすると自動的にハンドルを抑制します。もはやブレードランナーの世界です(古いか)

インテリアも選択肢が増え、赤のレザーも中々良いと担当者のSさんが言っていました。

マットからーは実際手にしてみるとサメ肌のようだと言っていました。そして手垢(脂が付くと)が目立つのが難点とも・・なるほどそうかもしれません。

個人的にはここまでパワーは要りません。また、V8ターボの難点である走行距離が延びると油漏れの心配もありますので、550で十分かと思いますが、ホイールがかっこ悪いのと、色が選べないなど考えると微妙でもあります。

白い貴婦人はどうやらコンピューターの故障らしく、少し長く入庫しないと治らないらしいです。

月末に入庫する約束をして、東名高速に乗ると・・・中々良いじゃありませんか、この車、確かにG63 AMGは良いけれど、これだって捨てたもんじゃありません。

トルクは低速からあるし、ハンドリングも秀逸です。まあ、宝くじがあたれば1800万円の買い物も考えなくもないですが、まだまだこの白い貴婦人で十分と思える今日でありました。

反対側のBMWによってみると担当者M澤さんは今日はお休みとの事、きっとゴルフにでも行っているのでしょう・・・残念、折角M5,M6の北米でのトラブルの話を聞こうと思ったのに・・・・

2012年9月20日木曜日

昔の話

政治と宗教の話は人前でするなという家訓のため(家訓なんて嘘です)この手の話はあまりしないのですが、昔の話として聞いて下さい。

私が大学に入学した1977年は学生運動は下火になり、学内にもそれらしきプラカードも見かけなくなっていた頃だった。都内の一部の大学では多少見られたものの全体としてはすでに風化する一歩手前だった。

そもそもニュースで毎日のように流れる学生運動を見ていて、私が直感的に思っていたのは、何故彼らは学生を続けているのだろうという素朴な疑問だった。そして、彼らの行動の先にある理想が全く見えなかったのだ。

少年の私には何か親に甘え駄々をこねている分からず屋の子供に映っていた。

私の大学にもそんな余波から当時の学生運動の中心でもあった東大から多くの教授が疎開しいた。

それから30数年、学生運動こそ無くなったが、世の中の多くの反対運動(反原発、基地、などなど)の多くはこの学生運動同様、その先にあるものが全く見えないのだ。

もちろん、原発が良いなんて言っていない。ただ、こうした反対運動では国民の多くは私同様に反対したけどどうするのという疑問を突き付けられ、下火になり結局は実現する事は出来ないと思う。

ある防衛庁の幹部経験者に聞いた話であるが、そもそも墜落しない飛行機なんてないのだそうだ。
だから、防衛庁はその事を見越して、減損分を上乗せて調達すると言っていた。

オスプレイがどのくらい危険なのかは分からないが、こうした一連と同じではあるまいか。

その人は日本のマスコミは世界の事を全く話題にしないと嘆いていた。芸能人のゴシップや目に飛び込みやすい話題ばかり流して、全く世界の事を話題にしないと。

その人から聞いた話であるが、某国の海洋政策(軍事政策)はその時に既に決まっていて。今話題らなっている尖閣ばかりでなく、太平洋を大軍事基地にすべく覇権を狙っていると。

日本から遠いモルディブの日本人が作ったカツオブシ工場の跡地に中国の軍港があることは日本人の何パーセントが知っているというのだろう。

沖縄の人に聞いたことがある。本当に基地は要らないのかと。するとその人は小声で「大きな声では言えないが、無くなってしまっては困る」とまた「反対しているのは地元の人じゃないね、みんな本土人よ。地元の人は一部じゃないかな・・」

断っておきますが私は原発推進でも基地容認でもありません。こうした話題にならない事実も重ね合わせて、大きな設計図を持ちながら物事の判断をしなければならないんじゃないですかというだけ。

そうでなければ、子供が親にしがみ付きながらギャーギャーわめいているのと何も変わらない訳でだから。

閑話休題

最近のメルセデスに乗って、これじゃメルセデスは売れないなと感じたと同時に、これはもう日本人を相手にしてないということなんじゃないかと思えた。こっちが乗らないじゃなくて、あっちが相手にしていないのじゃないか・・・これって日本の自転車産業や家電産業が衰退していった事実と同じ航跡をたどっているような気がした・・・憂国の念がふつふつと湧いてきた・・・・

2012年9月19日水曜日

借りた目 借りた耳

私達はともすると「借りた目」「借りた耳」で物事を語ってしまう事が多い。

糸井さんも書いておられたけどこれ結構危険な事が多いんですよね。

中国で反日運動が起きていると言うマスコミの映像を見せられて、中国人全体に対して「コノヤロ」という感情を持ったとしたらそれは「借りた目」なのです。

逆に言えば行動を起こした中国人の多くがその「借りた目」や「借りた耳」をきちんと理解していないと言う事でもある訳です。

私は再三言っておりますが原発推進派でも反対派でもありません。ただ、総理官邸を取り囲んでデモ行進するその姿は、中国人が愛国精神のためなら人の物を棄損しても構わないと言う精神のそれに似ていて、末恐ろしくなったのです。

知り合いはそのデモのために渋滞を余儀なくされ、損失を被っているのに等の本人達は正義の行動のために多少の犠牲はやむえないということのようです。

これはデモの参加者に限った事ではなく、政治家でもまた評論家と言われる多くの人でもこの「借りた目」「借りた耳」によって物事を判断している人が多く居るわけで、そうした人の特徴は事物について蓋然的なことしか言わない。一つ一つの事はどうでもよいから全体としてはこう見るんだとという全くお気軽な発想であり、軍部の独裁により太平洋戦争の発端だとする通説もありましょうが、私は個人的に色々な資料や証言も含めて考えると、当時のそうした「借りた目」「借りた耳」が思想的に蔓延し、もはや軍部の誰ひとり実証的、検証的な物事の進め方をしなくなっていたのではないかと思えるのです。

「借りた目」「借りた耳」を脱する唯一の方法はまず実践する事です。そうは言っても忙しいし、全ての事を実践できるわけがないと反論される向きもおありでしょう。

確かにそうです。ではどうするか、結論はその事実を色々な角度で検証してみることです。

昨日、我が社の優秀なスタッフのT氏が「某ハンバーガーショップの揚げ油はラードだとアルバイトをした経験のある人から聞いたので間違いないようです」と胸を張って言っていたのである。

私はこの事実を全面的に受け入れる事は出来ない。言っていた人を疑う訳ではないし、そういう可能性ももちろんあるだろう。また、インターネットの掲示板にはその手の書き込みが多くある。

しかし、私には二つの疑問が生じた。

一つ目はトランス脂肪酸の食品添加が厳しいアメリカではラードを加工した油ならばFDAや裁判で大きな問題になるのではないか。二つ目は一般的な食品加工で使われている油はショートニング油と言って発火点の高い、固形の姿をしているのでラードと間違えた可能性があるのではないか。三つ目は当時はそうだったかも知れないが今は変更されているのではないかという疑問である。

二つ目の疑問は本人に聞かなければ為らないので解決はされないが、1つ目に対しては2005年に訴訟が終わり、トランス脂肪酸からの変更が遅れた事による数億円のペナルティーが課せられていた。つまりアメリカではすでに変更されているという事。

何故トランス脂肪酸が発生するかというと、精製している時に水素を加えることでこのトランス脂肪酸が発生すると言われている。

近年ではこの水素不添加で精製されるショートニングも多くなっている。

日本はアメリカのようにこのトランス脂肪酸の制限は今のところおおっぴらには行われていないから、アメリカの油と全く同じではないかもしれないが、全てラードで揚げているとは考えにくいのではないだろうか。

もっとも肥満大国のアメリカでは予防医学上、出来るだけ摂取しない方が良いということで、人体への明確な影響が証明されている訳ではない。これとて「借りた耳」なのである。

私なんぞ下手な合製油より天然の油であるラードの方が体に良いのではと思ってしまうが、まあ、カロリー的には問題もあろうからその点も加味しなければならないだろう。

掲示板にはゴキブリも寄り付かない、食べたら毒などと恐ろしい言葉が書きなぐられている。

えっ?これってどこかの国の日本叩きに似ていない??そうなんです、まさに「借りた耳」「借りた目」が2チャンネルを所せましと跳梁跋扈しているです。

2012年9月18日火曜日

殻で決まる

海老や蟹がどうしてあんなに堅い殻を持っているか知っていますか?殻がないとどんどん成長して無駄に大きくなってしまうかららしいです(というのは嘘です)

いや海老や蟹の殻はどうでもよろしい、私が言いたいのは人間の殻の事です。

幸い私の周りには己の殻によって自らの成長を止めてしまうような男性は少なく、世の中のいろんなものを吸収してその分大きくなっていく人達が多いので嬉しい限りです。

しかしながら世の中を見渡すとこれがまた自分の殻を頑なに守って、私は私は、あなたはあなたと言い切る寂しいご仁が多いのも事実。

知識と言うのは日々更新されるべきものです。己の経験知などさして重要でもなく、大切な事は自分の知らないことがあると知ることです。知っていると思った瞬間その人の叡智は地に果てるのです。

私は朝令暮改を旨としています。間違っていたり、失敗したらその事を次の経験に繋げれば良いだけで、何もしないで失敗を恐れ、頭で考えるだけでは成長は出来ません。

大学を卒業して久々に友人達と再会するも、皆そんな自分の殻に閉じこもる輩が少なかったことも嬉しい限りです。

動物と言うのは防衛本能を発揮するとき、知らずに血圧が上がり、ファイティングポーズを獲るものです。その時が最大の危険なんだそうです。つまりは余裕のなさですね。そうすると周りの状況が見えなくなってしまう訳です。

まあ人間はそれが怖くてつい硬い殻を身につけるようになってしまうのでしょうね。

私のところの弁護士先生は面白い事を言います。プロになればなるほど専門用語や難解な言葉を用いずともお互いの約束が出来ると。逆に素人ほど難解な法律用語や無意味な防御創宜しくの文言を付けたがると。

なるほどそうかもしれませんね。

私が半年前、デザインに惹かれてミラーレスを購入した時にも、プロのカメラマンはミラーレスも良いけどちゃんとした一眼かコンデジの良い奴をお薦めすると言っていました。

そして使って、調べて、そして反省して、今彼らの言っていた意味が良く理解できました。

よく宣伝文句に機動性とか、軽さなんて言葉がありますが、そもそもミラーレスだって十分嵩張ります。それにレンズがオールマイティなんてことはありません。

大きなカメラには大きなカメラの利点があり、それを知るべきです。最初から自分はこれで良いんだと魔界の呪詛をするなら別ですが、領袖を広げ知識を得たうえで判断して欲しいものです。

ちまたにこの手の事はインターネットで色々と書かれていますが、書き手が私は知っていると思ったとたんにその知識は古ぼけたオールドタイマーになってしまいます。

確かに買えないという経済的状況を裏打ちすべく、その事実を規成化したいなら別ですが、知識としては理解の上段に据え付けておくべきでしょう。

残念ながら日本人の多くは、己が達成できないとなると判断の蚊帳の外に置く傾向が見られます。

島国根性と揶揄されるあれです。少なくとも硬い殻で自分を守りながら、嚆矢がはなたれないように恐る恐る生きるような後段の人生にはしたくないと思う訳です。

先輩が言っていました。そうしたこともひっくるめて理解したうえで、空気のような老境を迎えたいと・・・納得しかりです・・・・



2012年9月14日金曜日

至宝のエンジン 直列6気筒 水平対向6気筒

名作のエンジンというものは数あれど、BMWが得意としていた直列6気筒(通称ストレート6)はまさに至宝と呼べるエンジンです。

アメリカ車に代表されるV8エンジンはマッスルカーと呼ぶにふさわしい低速から太いトルクでグイグイ引っ張るエンジンでそれはそれで面白いのですが、ストレート6というエンジンはこれとは少し違います。

低速のトルクこそV8に負ける(もっとも最近のBMWはターボーチャージャーでこのあたりをカバーしています)が4000回転を超えてもさらに吹けあがるエンジンはほんの少し甲高い音を鳴らしながら最後まであくまでスムースです。シルキーシックスたる所以です。

ただ難点はエンジンがどうしても大きくなってしまう事と低燃費には限界があるという事です。

そのあたりでBMWも最近では4気筒にエンジンの主流を移していて、ストレート6はほんの少数派となってしまいましたが、素晴らしいエンジンである事は間違いありません。

私の乗っていた525は自然吸気のこのストレート6が搭載された最後のモデルでした。今はスタッフのT氏が乗っていますが素晴らしいエンジンである事は変わりません。

もちろんV12気筒やW12などのエンジンは手を入れればいくらでもパワーアップ出来ますが、個人的には面白いとは感じた事はありません。

また、どのメーカーのV10エンジンにも共通して言えるのですが、このエンジンは扱いが難しいと思います。BMWもM5からこのエンジンを引き上げたのもそのあたりが原因ではないかと推測します。

ということで私の好きなエンジンはこの直列6気筒エンジンと水平対向6気筒エンジンということになりましょうか・・・・・・・・・・

BMWはバイエルン発動機株式会社という名称なのです・・・つまりはエンジン屋なのです!!!