このブログを検索

2010年1月6日水曜日

本 フリオ・コルタサル


フリオ・コルタサルというアルゼンチンの作家です。決してメジャーではありませんが不思議な魅力を持った作家です。ずっと以前に一度読んで誰だったか忘れてしまい。本も紛失して見当たりません。
でも今はインターネットで検索して作家名が分かりました。もう一度読んでみたくて短編集を購入しました。
私が覚えているのはこの中に収蔵されているか不明ですが、「高速道路の渋滞が何日も、何週間も続き、人々は次第にコミュニティを形成し、共同生活を始め、主人公は隣の車の女性と恋に落ち、女性は妊娠するのですが、突然、渋滞が解消し、車が動き出し二人はそれっきりになってしまう」という小説でした。その時に人間のはかなさと時間の移ろいをほろ苦く感じたのです。
もう一度じっくり読み返してみたいと思いました。

0 件のコメント: