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2010年5月18日火曜日

ギリシャ経済危機にみるグローバリゼーションの落とし穴


ユーロ通貨統合が発表された際に私は驚いた「こんなことして平気なのか」でも平気じゃなかった、起こるべくして起こった訳である。

そもそもギリシャやポルトガル、スペインなど主要産業が育たず、国民は政府に依存している。
政府は国債の発行によって国民に偽の幸福を与えている(どこかの国も同じだが)
5人に一人が公務員とは如何に巨大な政府を作り上げたのか・・・・・・・・・

フランスやドイツだってこれらの国のことは分かっていたはずた。

でもね、人間と言うのは「今そこにある危機」(似たような映画がありましたな)が近づくと見えなくなってしまうもの。あの時のユーロ主要国は「アメリカ中心のグローバリゼーション」により、
アメリカ=中国、アメリカ=日本、アメリカ=ロシアという経済ネットワークに危機を感じていた。

しかし、危機はそこにあるのではなく内包されていた。自らの中に。

ドイツではギリシャ支援を表明したメルケル首相にすでにNOを突き付けた。グローバリゼーションによって全てを地ならしできる訳ではない。このことは我々日本人も胆に銘じるべきだ。

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