マイクル・クライトン原作のアンドロメダストレインを観た人はわかると思いますが、今回のフロリダ沖での原油流出事故はこの物語に似てると思いませんか?
物語は人類を救う唯一の物質が海底火山にあり、大統領が勧める海底油田開発を引き止める役割でした。
今回のフロリダ沖の海底油田もオバマ大統領が海底油田は絶対に安全だと言った矢先の出来事です。この事故が収束するまで当面計画は中止にすると言っていますが、止めた訳ではありません。
アメリカの政策は911以降大きく変わりました。中東に頼らないエネルギー政策のため、海底油田開発を進めようとしています。
その結果、海洋汚染が深刻に進んでいます。水面の油は除去できても、海底に沈んでいったものは取り除かれません。ましてや、この地域は海老の一大産地でもあります。カリフォルニアで食べる新鮮な海老はここから送られてくるのです。
大統領の意思決定をとやかくいうつもりはありませんが、911以降のアメリカの対応を見るとブラックスワンに怯えて、目の前から消し去ろうとしているように見えるのは私だけでしょうか・・・・・
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