作成後30年を経た外交文書公開の規定適用第一としてこの7日より外交文書が公開されました。
場所は飯倉にある外交史料館です。岸首相の安全保障条約改定や三木外務大臣の沖縄返還交渉の資料など今まで発表されなかったものが次々見つけられています。
先般、駐米大使や外務事務次官まで勤めた村田良平氏の著した「村田良平回顧録」を読み、我々の知らない日米同盟の本質とそれに伴う問題点を改めて確認したばかりでありますので興味津津というところです。
ところでこの勇気ある著者は3月に帰らぬ人となってしまいました。人間、死を前に嘯く人はあまりおりません。だからこそ真実が炙りだされてくるのでしょう。
新たに公開される資料を読み解きながら、戦後の日本が歩んできた道を再確認する良い機会です。
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