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2010年8月30日月曜日

ハートロッカー 正義VS正義


飛行機の中ではあまり映画を見ない方ですが、ひょんなことから見落としていた「ハートロッカー」を見ました。見たと言っても日本語字幕ではなく、吹き替えがアラビア語でしたので英語の把握には疑問大ですが・・・・・・

マイケルサンデルのJusticeに影響された訳ではありませんが、戦争というものの正義がどこにあるのかよくよく考えさせられる映画です。

グローバリズムを提唱して世界中のトップに君臨した結果、アメリカという国は世界の警察の役割を演じなければならないのでしょうか。そこには太平洋戦争のときにみられるような敗戦国の上昇志向も平和志向もありません。深く根ざしている家族や同法が殺された憎しみだけです。それゆえアメリカ兵には無情の殺伐とした心証がざらっとした映像に散りばめられています。

アカデミー賞はいうなれば時代の寵児です。オバマ大統領が選出されたことと、この映画が獲得したことは無縁ではなさそうてす。

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