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2010年11月8日月曜日

楽園への道 バルガス・リョサ 多田富雄

村上春樹をしのぎ今年ノーベル賞を獲ったバスカル・リョサの「楽園への道」です。まだ序盤しか読んでいませんがヨーロッパ特にキリスト教特有の思想感がやや読みにくく、胸をつかまれる感じです。

一方、多田富雄氏の「ダウンタウンに時は流れて」は自らの1960年代の留学体験を人々との心の交流を中心に書かれており、氏の人間への深い情愛を感じさせる初期の著作のようです。

こうして並行読書が出来るのも、秋の特権です。

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