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2011年1月11日火曜日

本多静六 嵐山町  勤倹貯蓄

本多静六という人は日本の公園の父ともいわれる林学者です。埼玉県の嵐山町も氏がその風光明美な姿が京都の嵐山に似ていることから命名したと言われていますが、どうじに巨万の富を勤倹貯蓄をモットーに巨万の富を築いたと言われています。

一時期ロバート・キヨサキ著の「金持ち父さん・貧乏父さん」という本が話題になったけれど、あの本の骨子は「天引き貯金をして投資しなさい」というもので、実は日本ではもうずっと前にこの本多氏が当たり前のように訓示していたのです。

本多氏が行ったのは以下のことです。

①定収入の4分の1を貯蓄する
②貯金の金利は定収入とし、その4分の3のみ使う

たったこれだけのことです。私が言うのもおかしいのですが、これはサラリーマンでも、自営業者でもやろうと思えば絶対に出来るのです。出来ないのはそもそもの形(構造)がおかしいのです。
負債や、実力以上の支出をしていれば出来ません。見栄体裁ばかり考えていてもダメです。

今は安い月給かもしれませんが、今出来たら将来もずっと出来ます。しらずしらずのうちにその差は大きくなっていきます。

英語の諺に"Money is a good servant,but a bad master"といいうものがあります。つまりもう一つの要点はその蓄財のために何かをすることではなく、蓄財したものをどうしてservantにしていくかということです。この両輪がとても大切なことだと思います。

新成人の皆さん、給与が上がらないと愚痴を言う前に、この実践をしてみたらどうですか?

自信につながる事請け合いです。

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