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2011年1月17日月曜日

勁草書房



勁草書房の送られてくる目録から2冊購入しました。

1冊は少子化さらにその原因の一つとも言われる晩婚化(我が家の息子と娘もこのカテゴリーに属します)が単なる個人の問題ではなく、社会構造的問題にも大きく影響されていると記されています。

インターネットやメールの発達で、仲間内のコミュニケーションがどこでもいつでも簡単に取れるようになったことは、裏返せば第三者との「会話」を必要としなくなったことでもあります。

電車の中で車窓には目もくれずメールに夢中になっている若者(おじさんもいます)、犬の散歩中でもメールやPSを手に離せない人、みんな他者との対話を禁じています。

私もこのネット社会の発達が晩婚化に強く影響していると思っている一人です。是非、そのあたりの社会問題に興味のある方にお勧めします。

もう一冊は、社員が幸福になる会社の経営指南書です。前々から、我が社は「会社」でなく「偉大なる商店」でよいと説いてきた私です。そう会社はステークホルダーのためにあるのは大会社、中小零細会社は社員のためにこそあるべきとする私と一致します。

もちろんここでいう幸福は単に経済的なものの価値にのみ留まらず、健康や心の平和といったものを包括する幸福論です。

捨てる本と新たに出会う本、一陽来福、輪廻転生、ものは変換されコード化し、テクストとして翻訳されまた消滅するのです・・・・バルトはどう思うか・・・

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