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2011年4月15日金曜日

友人たち

今でも連絡を取り合ったり一緒にお酒を酌み交わす友人たちのほとんどが高校生以上で出会った人達です。

昨年、軽井沢の奥座敷の鄙びた温泉宿にて合流したTも、5月にパシフィコに学会出席で飲むことになっているSも高校時代の友人です。高校時代の友人で残っているのはこの二人位です。さらにもう一人とは上手く連絡が取れません。彼の前にある雪坂がとけるのを待つことにします。

大学時代の友人は昨年癌から無事生還した女性を含めて3人います。この友人とは頻繁に連絡し合っています。お互いの状況も把握しています。

中高校生の頃、何故自分はこんなに友人が少ないのだろうと、クラスの人気者を羨ましく思っていたときに、ある人が言った言葉があります。もちろん当時の我がままで、人を受け入れない小生意気な私に出来ようはずもありません。

そんなときにある人が私に言いました。

歳をとると友人はどんどん少なくなっていく。いや、少なくなっていくのではなく、友人として付き合っていた関係が薄らいでいき、最後にほんの一握りの友人が残るのだよ。だから、今多かろうが、少なかろうが同じ。それよりも今の友人に嘘をついたり、騙したりしていないだうね。それが大切なんだよ」

嘘つきだったかは分かりませんが、今でもこうして友人が付き合ってくれることに感謝です。

さらにもう一つ私にはとてもラッキーなことがあります。ジーニーという犬のおかげで新しい友人たちに出会うことが出来ました。ジーニーに感謝であります。

そうした歳も職業もバラバラの友人に共通する特徴は一言「受け入れられる器の大きさ」です。誰一人として近視眼的な友人はおりません。今回の震災に対してもきちんとした認識と哲学を持っています。

そんな年長の友人のひとりが今週末よりロンドン~パリ~ジュネーブの旅に出ます。仕事で一番脂の乗っていた頃に邦銀の要職として活躍した第一線の舞台を見に行くのだと思います。私にはそんな時代があったのかわかりませんが、素晴らしい旅になることと思います。帰ったら是非楽しい話を聞かせてください。

人生の生きる意味は?そうです。楽しい笑顔でハイそれまでよとすることなのですから。

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