今日、日本橋会を行う日本橋周辺は三井不動産の大型商業ビルがあるところ、何でもテーマは江戸とのこと、確かに江戸から続く老舗がいくつも存在します。
一方、丸の内を中心とした開発を行っている三菱地所は三井の江戸に対抗して、テーマは明治とのこと、確かに江戸から続く名残はありまん。
知り合いの一方の関係者の弁によると、江戸時代は現代のスタートにあらず、明治こそ現代のスタートだと言うのです。つまりは自らがオリジンであると・・・
なるほど現代日本人のルーツともいえる司馬遼太郎論などを考えての言質かもしれませんが、ただやや鼻息が荒すぎませんか?
まあ両社とも今の最先端が必ずしもユニバーサルデザインではないという見識は一致しているようでその点は評価できます。
そこへいくとMビルはそのあたりの感受性が高くないのでしょう、今を追い求めます。
ロンドンのテート美術館にしても、オランジェリーにしても、いやもっと極端にいえばルーブルさえも現代建築は歴史の前では砂上の楼閣に過ぎません。
そんなことを考えながら少し早めに人形町に向かうことにします。たた、入れ替えのため三井美術館が閉館しているのが残念です。
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