前回ステラに試乗し、電気自動車の持つポテンシャルに改めて気づいた私ですが、我が愛するポルシェはすでに100年以上前のパリ万博にれっきとした電気自動車を出展しているのです。
それもホイールモーターをつけたやつです。
当時は電気自動車、ガスタービン、ガソリン、そしてこれらを組み合わせたハイブリッドを模索していたのです。
そうです今ととても似ている状況です。
その後ポルシェは幾度かのモデルチェンジを行いながらも一貫してその設計思想は保たれ、一目でポルシェと分かる車を作ってきたのです。
あの小さな後部にエンジンを詰め、重心バランスを崩さないためにはフラット6しかなかったのです。
これは今も健在です。
私は行ったことがありませんが、シュツゥトガルドのポルシェ博物館にはこうした昔のレプリカが所せましと並べられているようです。送られてくるクリストファートーラスという雑誌に載っていました。
ここでポルシェ好きの人にポルシェの車体番号の解を教えます。
例えばこのWPO ZZZ 91 Z B S 1 0 0001という番号は
WPOは世界生産コード、アウディならWAUとなります。
ZZZはVDSコード、そして91はモデルコードつまり911ということ、ZBSのZは検査記号、BはモデルイヤーでB=81年製、Yなら2000年です。そしてSが生産地です。Sならシュトゥットガルドとなる訳です。
ポルシェも例外にもれずカイエンやボクスターはスペインや東欧で生産されているのでこのあたりも拘りの所以です。
そして1は911.3のモデルコード、0がエンジンコード、0001がシリアルナンバーとなります。
しばらくはまだポルシェへの偏愛は続きそうです。
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